うどん、にゅうめん、蕎麦、ビーフン、フォー、スパゲティなどなど、美味しい麺類は沢山ありますが、麺類帝国の玉座に相応しい王者はラーメン以外には考えられません! 知床でキャンプした朝、6月というのに4〜5度しかなくて、手が痛くなるほど冷たい渓水を飯盒で沸かして作ったインスタントの味噌ラーメン・・・・旨かったなあ。風連川までイトウを狙いに行って坊主だったとき、やけくそで手当たり次第に山菜をブチ込んだ味噌ラーメンも忘れがたい。広尾の浜で拾ったツブとカニをコッソリ入れた味噌ラーメンも良かったなあ。目黒の山中に一人でこもってヒグマをやったときも、やっぱり味噌ラーメンだった。釣り立ての岩魚と山女を味噌ラーメンに入れて貪り食ったのは何処だったかな? 猿払の原野の夜、千切りにした流れ昆布を具に使った味噌ラーメンは、風味はあったけれど食べにくくて失敗作だった・・・・思えば旅先で実に頻繁に私は味噌ラーメンを食べておりますね。味噌ラーメン党なのはドサンコだから? NO! NO! 私は北海道の片田舎で暮らしておりますけれど、正真正銘、「関西生まれの関西育ち」。中毒といっても良いほど常食しているのは、「たまらなく旨いから」でしょう。一応、言っておきますが、ラーメンちゅう食い物は即席、生パック、店屋物を問わず、市販品の大多数はジャンクフードです(笑) 知ってるよね?(爆)
老父 「こいつのガラでラーメン作ってくれ」
息子の獲ってきたウサギを引っ掴むなりラーメン食わせ???? ウサギのラーメンなんて聞いたことないぞ。いきなりの展開に戸惑いながらも「味噌か?」と問う私に、当たり前のこと訊くな、という顔で頷く老父・・・・っちゅうか、ワシら親子そろって味噌ラーメン中毒患者かいな!?
シカとかイノシシだったら今まで何回かラーメンに使いましたけれど、ウサギは初めてです。本来なら、ウサ・ロースのスキヤキにガラダシを使いたいところなのですが、老父のリクエストを優先させて、貴重なウサ・ガラは飛び入りメニューのラーメン用に・・・・
陽も暮れかかっていたので、猟斧を振るって手早くバラシます。こうして見ると、骨格が多少違うだけで陸生哺乳類の解体手順は大同小異ということが分かりますね。つまり、
ウサギが解体できる人は鹿や猪もOK!
・・・・ということでんな。
ただし、
クマは人間の骨格に似ている
・・・・ので、薄気味悪いことオビタダシイですが。
こういうプロセスを経て、生命は食べ物に変わります。
この写真を見て腹の虫が騒いだ人は、狩猟免許を取って、男としての(女としての)正しい道へと進みましょう!
ウサ・ガラスープは、鶏ガラと全く同じ取り方で構いません。
(参照) → 「鳥をバラして食っちまおう!」
ウサギには殆ど脂肪はありませんが、アクや濁りが気になる人は一晩置いてから濾すとグッドです。
温めたガラスープを丼に注ぐ前に、胡麻油を2〜3滴垂らしましょう。
風味が格段に良くなるので、野生鳥獣スープ全般お勧めですよ。
好みで薬味も使いましょう。ネギが抜群に合います。
冬の夜は熱々の「ウサ・ガラスープ」を!
↑ ここまでは、天然物のスローフードでございます。
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↓ これより先は、工業品のジャンクフードに相成ります。
我が家の食糧貯蔵庫にはインスタントの味噌ラーメンが必ず転がっております(笑) 一番のお気に入りは「札幌●番味噌ラーメン」。しかし、北海道では・・・・というか、我が家の近所のスーパーでは滅多に売ってないんですよね。だから、見付けたときは箱で買ったりします。タバコは吸わんとか無農薬野菜しかアカンとか拘っているくせに、どうしてジャンクフードのチャンピオンを好んで食うのか良く分からん。末期中毒ゆえの習慣性? うんうん、多分、そうやろ。
ジャンクといっても、使ったのは麺だけっす
麺に付属の粉末スープをブチ込む前に味見した老父が、ウサ・ガラだけで十二分に旨いから、そのまま食わせてくれと、そういうことになりました。インスタントラーメンの毒の殆どは付属のスープに入ってますから、害は半分消えたようなものなので、まあ、良しとしましょう。
(※残った味噌風味のドラッグは鼻から吸引しました・・・・・嘘よ)
首〜背骨のブツ切りとモヤシをトッピングして、
「ウサギ・ラーメン」 お待たせしましたあっ!
ウサギの料理は何か特別な成分が肉に含まれているのか、とっても身体が温まります。それなのに、老父は唐辛子で更に追い打ちを掛けてまっせ。この欲張りジジイめ(笑)
このマッタリとした色とトロミ。ウサギのガラダシだけでこれだけのスープが出るのですね。因みに、ウサギラーメンを堪能したのは老父だけ。悪く言えば、独り占めしよったのです。ムッとしつつ味は如何かと問えば、
シンプルに一言 「旨いがな」
翌朝も老父はウサギ・ラーメンを注文してましたから、その味わいは推して知るべし・・・・といったところでしょうか。
今度獲れたら自前の「手打ち麺」で私も試食してみます!