ヤマメの瓶詰オイルサーディン風

オイルサーディンといえば、キングオスカー! 異論を挟む余地が無いほどの定番商品ですよね。でも残念なことに、随分前から「大豆油漬け」バージョンが矢鱈と幅を利かせ、「オリーブオイル漬け」がお店の棚から姿を消しました。癖のない大豆油(値段も安い)のほうが万人向きで良く売れるというのが、その理由なんでしょうが、本当に旨いのはオリーブオイル(メッチャ割高)のほうですよね。

そんなことをツラツラ考えてたら、腹が立って・・・・いやいや、腹が減ってきました。

よっしゃ、オリーブオイル漬けはワシが自分で作ったるわい! という訳で、材料のミニミニ鰯を帯広まで探しに行ったのですが、カタクチイワシの干物しか置いてなかったですハイ。身近な魚でアレくらいのサイズといえば・・・・金魚しか思い浮かびません(危)

他に何か適当な小魚おらんかいな・・・・あっ! おりました、おりましたですよ。増水時に大量遡上して、人がジャコ除けに大きな針で岩魚やアメマス釣ってる餌に特攻! リリースする間もなく、自分で鰓切って逝ってしまうチビヤマメ! キングオスカーよりプチ大きめですが、ま、エエでしょ。

10wt%の塩水で2時間半たて塩!

キングオスカーのオイルサーディンは頭が取ってあるだけです。あのサイズのミニミニ鰯ならプランクトンしか食っていないでしょうから、それで全く無問題。でも、食欲旺盛なチビヤマメは何を食っているか分からないので、ハラを裂いてワタを捨て、洗ってから「たて塩」します。

水気を拭き取ってから耐熱ビンに!

まあ、大きさ的には関西でいうところの「ジャコ」「ジャミ」でんな。唐揚以外に使い道のないサイズです。サクラマスが沢山遡上した翌年はコイツが大量に湧いて、岩魚釣りの餌の消耗が数倍に・・・・平成19年は、そんな年でした。

材料は全部まとめてブチ込む!

ニンニク1カケ、唐辛子1本、ベイリーフ(月桂樹の葉)1枚、黒胡椒数粒を、たて塩の済んだチビヤマメの上にバラ撒きます。

オリ〜ブオイル!

キングオスカーはミニミニ鰯を樫の木で燻してからオイル煮するそうです。今回は量も少なく、樫のチップの準備もないので、食糧庫に転がっていたスモークリキッド(ヒッコリー風味)1ダッシュにて代用。

70〜75℃の低温オーブンで30分煮る!

オイルでジックリ煮るこの手法・・・・フランス料理の「コンフィ」と同じです。私のやり方は調理と保存処理が同時に終了する瓶詰メソッドですが、宜しければ下記のページで詳しい手順をご覧ください。

→ キジバトの瓶詰コンフィ (ヒヨドリ+)

脱気処理して美味しさ長持ち!

耐熱性の保存ビンは、加熱調理終了5分前にスクリューキャップを被せて脱気処理してあります。ビン底から覗くと、全然煮崩れしておらず、パーマークも奇麗に残ってますね。上出来!

1週間後、オイルが澄んでビューティフル!

たった10尾に惜しげもなくオリーブオイルを使ったのは理由があります。@効果的に脱気して保存期間を延ばすため。Aキングオスカーのオイルに醤油を混ぜて飯に掛けると抜群に旨く、それを自前で再現したいため。どちらかというと、Aのほうが重要だったりします(爆)

サンドイッチにて出来栄えを確認!

トーストにマスタードやら何やら好みの調味料を塗りたくり、自家栽培の無農薬レタスを敷いてスタンバイOK!

見た目はオイルサーディンそのもの!(嬉)

試しにオイルをペロッと味見・・・・おお、イケてまっせ!

これ、マジで美味しいですよ!

私、チビヤマメを専門に狙う趣味はないので、何か他の材料を探さなければなりませんね。やっぱり、金魚? いやあ、そういうネタは、うちのWebのテイストじゃないでしょ(苦笑) ちっこくてウジャウジャいる天然の魚・・・・ああ! シシャモ!!!! コイツをすっかり忘れてました。チカやワカサギ、それからハタハタなんかも使えそうですね。
次回は、コイツらで量産したろ。楽しみ〜