ナメコの味噌汁・・・・・旨いですよね。小さな粒々が汁に浮いたお椀をフーフー吹きながらの朝食は、これぞ日本の食卓といった趣があります。ただ、これらスーパーの棚に並んでいるビン栽培のキノコはモヤシみたいなもので、野生のキノコとは随分と風味が違います。そこをあげつらって「ビン栽培のキノコなんか食えるか!」と仰る人もいらっしゃいますが、まあ、そこまで過激にならなくても・・・・と私は思います。旨いものは旨い。モヤシにはモヤシの良さがあるように、ビン栽培のキノコにはクリーンな環境でクスリを一切使わずに育てられた利点だってあるのです。あまり知られていないことですが、プロが営農目的で育てた原木栽培キノコは、キノコを食害する害虫や疫病への対策が施されている場合もあって、100パーセント安全と言えるかどうかチト不安。某国からの輸入キノコだけは食べたくありません。そんなエエ加減な原木栽培キノコを食べるより、国産のビン栽培ナメコやエノキダケが絶対安心です。
できれば自分でビン栽培して年中手作りのキノコが食べたいのですが、素人に手の負える設備規模じゃありませんよね。だから我が家の栽培キノコは全て原木栽培。野菜と同じように完全無農薬で育てていますよ。虫が齧るし、天候によって出来不出来の波が大きく、自然任せの天然栽培は決して楽じゃありませんが、そういった博打みたいなところが、また楽しいのです。
今回は、味噌汁の赤ちゃんナメコが大人になった姿と、美味しい食べ方を紹介いたします。
我が家のは晩生種なので、10月半ばを過ぎないと生えません。
他のキノコが終わった頃に楽しめるので、それもまたよし。
栽培キノコの中では最も湿度を好むのがナメコ。
だから、この原木は川筋に近いところに「接地伏せ」してあります。
先ずは、その年の初物をゲット。
このキノコは鍋にブチ込んで食べました。
これが、一般的に「ナメコ」だと認識されているサイズ。
スーパーに並んでいるのは「芽」だったのですね。
これは採らずに置いときます。
開いたものから順次収穫します。
指差しているものは、今回パス。
これで8分開きぐらいかな?
傘の直径は7〜8センチ。
ほっとけば、もっと大きくなりますが、味は落ちてしまいます。
摘んだナメコを鷲掴みにした途端、ヌルヌルのヌルッ!
カッコヨク写そうと思ったのですが、まるでウナギですね。
シャッターを切る間もなく、大半が手から逃げていきました(笑)
へばり付いた落ち葉を洗い落として下拵え完了。
さあ、焼くぞ!
熱した餅焼き網に載せると、ジュージューいい音がします。
たちまちオツユが湧いて、もう辛抱たまりません!
慎重にひっくり返すと傘の天辺には綺麗な焼き色。
喉がグビグビ鳴りっぱなしです。
嗚呼、一年ぶりのナメコの網焼きですぜ。
材料はタップリあるので、惜しげもなく、パクリ!
うははは、極楽ぅ〜!!!!
それから3〜4日経って、原木の伏せ場を覗くと・・・・・おっ?
残しておいたヤツが、また大きくなっていました。
空気の乾燥した北海道は天然ナメコが少ないので、これは嬉しい。
原木ナメコは、天然物と殆ど変わりない風味が楽しめますからね。
来年は、もっと数を増やしましょう。
巨大ナメコ・・・・・最高!