2003年真夏のイベント〜桜島オールナイトコンサートへ・・・・・・


2004年8月21日、オイラは福岡空港へ向かう飛行機の中にいた。この日の夜、桜島の特設会場で開催されるアーティストの
オールナイトコンサートへ参上する為に・・・・
そのアーティストとは、ギター小僧憧れのカリスマ「長渕剛」・・・・(オイラも小僧の頃、彼の曲をギターで叩いていた)
2年前、横浜スダジアムのコンサートで高らかに桜島でのオールナイトコンサートを宣言!!
約2年間かけての準備作業・・・・そして、開催のはこびとなった。
オイラの隣には2人の自称ギター小僧的お気楽仲間。桜島でのイベントに心弾ませながらの移動だ・・・
今回のイベントには、全国から約75000人の長渕ファンが集結する。まさに、真夏の大イベントだ!
ギター小僧的お気楽くん3人衆の桜島散歩を写真を交えながら紹介していきます。

信州の玄関口、松本空港から九州の玄関口、福岡空港をめざす。
全国から集まる長渕ファンが鹿児島行きの飛行機を埋め尽くした為、松本空港からの出発となった。ホントは、名古屋→鹿児島をとろうとしたのですが・・・
実はこの空港を使うのは、初めてのamano_jakuでした。
いよいよ福岡空港に到着。ここで、とんこつラーメンを食して電車で鹿児島まで移動だ。最近、開通した九州新幹線を利用して・・・・・。住んでいるのは本州、北海道と四国は行ったことがあるので、これで日本のでっかい島は全て訪れたことになった。けど、飛行機で行ってしまうと情緒がないよなぁ〜やはり海を渡らないと・・
博多駅にやってきた一緒に散歩したギター小僧的お気楽くん。なんと、一人はギター持参・・剛のライブには「なりきり剛」が多数いるらしく会場付近でギター叩いて唄っているそうな。実は前日、一人はオイラと一緒に前夜祭(結局、飲酒)、一人は徹夜で仕事・・結構、体調的には厳しい状況だったけど、楽しい時間を過ごしているから気分は最高!って感じ・・・・今夜は最高のイベントだ!終わるまでは禁酒で望みまっせぇ〜 いよいよ、博多駅から鹿児島中央駅をめざす。まずは、九州新幹線への接続となる「リレーつばめ」で新八代駅をめざす。既にホームには一緒にイベントを過ごすであろう剛ファンが多数集結していた。オイラ達は指定席を確保していたが、自由席はかなりの混雑だったようだ。しかし、九州は信州と違って暑い・・・。このリレーつばめ、車両が黒、座り心地も最高・・・なかなかいい車両です。
車内で昨夜の疲れを癒す為にひと眠り(-_-)zzz
新八代駅で九州新幹線つばめに乗り換え。最新の新幹線だけあってその近未来的デザインにびっくり。こりゃ、かなりスピードがでまっせ!って言う感じ・・・。ここから終点、鹿児島中央駅まで約40分。こりゃ、おちおちと寝ていられないぞぉ〜(しっかりと寝てしまいましたが・・・・) つばめ号の車内。通常、新幹線は2座席、3座席の構成だが、つばめは両方とも2座席で非常にゆったりとした配置だった。また、シートはなんと木製、それにクッションが貼り付けてあったのだが、非常に座りやすいシートであった。これなら、もっと乗車していたい気分になってしまいました。
鹿児島中央駅から路面電車に乗り換え、桜島へ渡るフェリー埠頭を目指す。鹿児島中央駅周辺には、同じ目的で桜島へ渡ろうとする人々がいっぱいいた。路面電車、バスを利用して続々とフェリー埠頭へ向かっていた。路面電車、もう走っている街は少なくなってしまいました。そういえば、数年前、富山で乗ったっけ・・・ フェリー埠頭に着いたけど、すごい人、人、人。蛇行した列がフェリー乗り場につながっていました。こりゃ、フェリー会社も1年分位の稼ぎをたたき出すんじゃないかなぁ〜っと思いつつ、長蛇の列に並ぶ。なんたって、75000人だもんね。桜島って陸続きだから、そっちからもアクセスしているわけだから、こりゃ沢山の人がいるぞぉ〜
いよいよフェリーに乗り込み桜島を目指す。雲がかかっていた桜島がやっと姿を現しました。はじめて、自分の目でみる桜島。活火山だけあって噴煙が天高く登っている。オイラも拳を天高く突き上げるぜぇ〜! 桜島に到着。このフェリー乗り場から特設コンサート会場まで約2キロの道のりを歩かなければならない。ちょうど、着いたのが17時30分頃。このあと、18時頃に、長渕剛本人がたった一人でフェリーに乗り込み桜島へやってきたそうな。もう少し、遅ければ会うことができたのに残念(>_<)
会場へ向かおうとしたが、人が多すぎて入場制限をしていた。近くの野球場(溶岩球場)で一時待機。ここに、なりきり長渕が数人いて唄っておりました。桜島にかかっていた雲もすっかりとれて、その雄大な姿と噴煙をみることができました。思ったよりデッカイ山でびっくりしましたよ。噴煙立ち登るこの山にも住んでいる人がいるんですね。やはり、愛着があるんでしょう。思っていたよりでっかい山でびっくりしました。 いよいよコンサート会場へ・・・すっかり周辺も暗くなり雰囲気がでてきました。会場は、なんたって75000人を収容するスペース。でっかい溶岩採石場を2年間かけて整備して本日に備えた人々に感謝します。ステージはかなり遠い・・・こりゃ、米粒程度にしか見えないけど、同じ会場、同じ空気、同じ雰囲気を味わえるだけで満足ですわ。コンサート開始時間まで時間があったのでグッズでも購入しようと売店に行ったけど・・・・・何もない!!既に売り切れ商品が続出しておりました・・・・(後日、ネットで購入したけどね)
〜コンサート開始〜
21時30分・・・いよいよコンサートがはじまった・・・・愛車ハーレーに跨って登場する長渕剛、大きな歓声を送り拳を天高く突き上げる観客。いよいよステージにあがりオールナイトでのコンサートが始まった。オープニングは「勇気の花」・・・・「あの桜島のてっぺんから朝日を引きずり出すぞぉ〜」・・・・・
最初から物凄い盛り上がりだ。オイラ達、お気楽3人組みも拳を天高く突き上げて一緒に唄うぜぇ〜。コンサートは3部構成、いきなりの1部で「勇次」が・・・隣の兄ちゃんにもらったクラッカーを皆で鳴らす。これもコンサートの恒例行事。
1部は「しあわせになろうよ」で終わり。2部は「JAPAN」で幕があけた。もう日付が変わっている。まだまだ、続くコンサート。周辺の連中も疲れを感じていないのか、相変わらずの盛り上がり。2部は「マリア」で終わり。この2部、「乾杯」〜「マリア」の流れで眠気が一気に襲ってきたよ。休憩時間にしばしのうたたね・・・。
3部は「女よGOMEN」でスタート。さあ、ラストスパートだよぉ〜。この辺になると、好きな唄が連チャンで歌われ、のりまくってしまいました。さすがに眠くなってきたけど・・・・・。「明日へ向かって」の途中、後ろを振り返ると白々と夜が明けてきて、桜島のシルエットが浮かびあがる。いよいよ、夜明けが近い。
この「明日へ向かって」・・・オイラが東京ではじめて独り暮らしを始めた頃、よく聴いた曲でホント、思いで深い・・・。目頭が熱くなる感覚・・・。いよいよラストスパート、「桜島」が花火と共にはじまった。桜島の前で「桜島」が流れてきた。いよいよ、盛り上がりも頂点となる。最後の唄「Captain of The Ship」が流れはじめた。この唄、オリジナルでも約10分間の唄だ!コンサートでは殆ど唄われたことがない伝説の唄だ。なんと、この曲だけで30分間唄っていた。
「生きて!生きて!生きて!生きて生きて生きて、生きまくれ!!!!」
そして、終演・・・・あっという間のオールナイトコンサート・・・・真夏のイベントが終了。
この桜島、特設会場はオイラ達、お気楽仲間の「Promise Land(約束の地)」となった。絶対、またこの地に来るぜ!・・・と桜島に向かって誓いを新たにしたamano_jakuでした。
真夏のイベントが終了した会場・・・皆、このイベントの思い出をしまいこんで家路へと戻る・・・・つまり、普通の生活へと戻っていく。青い空、白い雲、蒼い海・・・・夜明けの桜島がオイラ達を包む・・・・明るくなって始めて気付く、会場の大きさ、そして75000人の実感・・・・
ホント、75000人で一晩、同じ場所で同じ空気を吸い、雰囲気を味わったんだという実感が込み上げてきた・・・・・
こんな瞬間を生きている間、あと何回味わうことができるのだろう・・・・もう、無いかもしれない・・・
桜島のてっぺんから朝日を引きずり出した。噴煙が朝日に照らされる。空、山、噴煙のコントラストがいい雰囲気でオイラ達を眺めている。この情景は何年も変わらず鹿児島の街を眺めていたんだろうね。そう想うと、いい感じの風景を求めて散歩しているオイラが撮影している写真・・・・ある意味、すごい昔から変わらない情景を刻み込んでいるのかもしれないね。
桜島を眺めながら溶岩道路をフェリー埠頭へ向かう。真夏の青い鹿児島の空が徹夜あけのオイラ達に降り注ぐ。今日も暑くなりそうな雰囲気だ。今日はこのまま博多へ移動して泊まる予定だ。一旦、さよなら桜島だ・・・・いや違う・・・また戻ってくるから待っていろよ!桜島だな。そして明日、信州へ戻る・・・・・ 帰路は一斉に動くから大変だったよ。フェリー乗り場も長蛇の列。みんな思い出と感動をリュックに詰め込んで家路へと急ぐ。ここに集まった連中の思い出ってヤツは途方もない無限大の思い出だろうね。その無限大の思い出・・・これらかもずっと忘れずに皆の心の中にいるんだろうね。
九州、それも南端の地、鹿児島・・・やはり暑い。朝だというのに、この暑さはなんだ??あ〜、腹減ったしビールが飲みてぇ〜
鹿児島中央駅内には、多種類の焼酎がショットで飲める焼酎バーがある。その種類の多さにはビックリだ。さっそく、徹夜明けの体に芋焼酎をロックで流し込む。きくねぇ〜。一人のお気楽モノは体力が限界となって駅のベンチでぐっすりと寝込んでいた。
鹿児島中央駅から博多に戻り一泊した。やはり疲れが出てしまい、居酒屋1件だけ行って、そのままホテルに戻りバタン・・・・。もう少し、博多の夜を満喫したかったのですが・・・トンコツラーメンとか食べてね・・・またの機会をつくらなければ。九州もゆっくりとまわったみたいですな。桜島もゆっくり散歩したかったし・・・次回の目標ができました。
翌朝、福岡空港へ。朝からトンコツラーメンを食す。お土産屋さんには多種類の明太子、そしてラーメン・・・これら定番のお土産を買い込んでしまった。こりゃ、しばらくはゴハンのおかずに不自由しないぞぉ〜。
福岡空港はさすが九州の玄関口だった。かなり広い空港で設備も充実しているし・・・・信州の松本空港とはえらい違いですわ!
いよいよ松本へ出発する。よくみると、松本へ向かう飛行機にのる乗客にもオールナイトライブの観客らしき人が・・・
ホント、全国から集まってきたって感じだね!
福岡空港を出発・・・・真夏のイベントが終わった・・・・・
帰りも時間の関係で飛行機で・・・・・
確かに飛行機なら時間的に短くていいけど、風情がないなぁ〜
やっぱ、海峡を渡って入りたいよね!
〜あとがきです〜
今回の散歩・・・これは散歩なんてレベルじゃなかったよ。あの雰囲気、情景、そして一緒にその雰囲気を味わった75000人の仲間達、そしてその仲間達から感じる無限大のパワー、もちろん「剛」のパワーも・・・・・・全てが素晴らしい!
もう、こんな経験は人生の中で2度とあるんだろうか???考えてしまう・・・・きっと無いかもしれないね!これだけの感動を味わえる機会は・・・・・オイラはお気楽旅人、風来坊です。いつか同じ感動に出逢うために散歩を続けてしまうんでしょうね。
今回の桜島散歩・・・・今回一緒に行ったギター小僧的お気楽仲間、一人の発言からはじまった。
チケットの予約が同年の2月、心弾ませながらチケットを見ながら想いをはせた日々・・・・・
そして、飛行機と電車、ホテルの予約・・・・・準備を進めていくうちに、盛り上がる気分・・・・
ビデオ、DVDを鑑賞しまくりの予習・・・・・全てがこの瞬間に注がれていた。
今回、何気なく発したお気楽モノのひとこと「桜島に行きませんか??」・・・・これが全てのはじまりだった。
このひとことにホント、感謝します。また、同じ感動を味わえたらいいですね!
お気楽くん散歩は、はじまったばかりです。これからも、感動を求めて・・・・ん?求めるんじゃなくて、結果として感動できればいいんじゃないかな??これに出逢えるように、お気楽くんamano_jakuの散歩は続きます・・・・・・
「桜島」よぉ〜!!待っていろよぉ〜・・・・そのうち、貴様に逢いにいくぜぇ〜・・・・・・・・・・・・・・・おわり<m(__)m>