世界遺産  コルドバ歴史地区 メスキータ、ローマ橋、花の小道、ユダヤ人街

ローマ橋


全長230mのローマ橋は、16のアーチで支えられています。
紀元後一世紀ローマ帝国によって本格的なコルドバの都市建設が
始まった時に架けられました。
何度も修復されているそうです。




コルドバ歴史地区

アンダルシアに誕生したイスラム王国コルドバ王国の
最初の首都だそうです。
コルドバ王国は11世紀から衰退し始め、
1236年にはレコンキスタにより、キリスト教徒に征服されたそうです。

現在は、アンダルシア州、コルドバ県の県都で、グアダルキビル川に面する
32万3000人余りの都市です


メスキータMezquita 聖マリア大聖堂

メスキータとは、スペイン語でモスクという意味です

後ウマイヤ朝時代の785年に建設を始めたモスクです。
1236年にレコンキスタで、キリスト教に戻ると、国王カール5世が
キリスト教の聖堂へ改築したそうです。

内部はイスラム文化とキリスト教の両方が感じられます。



メスキータ(聖マリア大聖堂)の鐘楼と内部


礼拝の間の円柱の森
このイスラム寺院で最も珍重されている建築要素が天井を支えるこれらの列柱とそのアーチです。これは世界に類を見ない斬新なものだそうです。


柱の中央の少し色が濃い部分は建設当時のものだそうです。




キリスト教の聖堂(マヨール礼拝堂)
キリスト教の聖堂です

モスクの中にキリスト教会がある。不思議な光景。
16世紀造られた「マヨール礼拝堂」



キリスト教の大聖堂はエルナン・ルイス一門の
建築家によって作られたそうです。





キリスト教の大聖堂の天井↓は、モスクより高くなっています







聖体顕示台(16世紀)




パイプオルガン




ユダヤ人街、花の小路

イスラムの都市造りの名残り、敵の侵入を防ぐ狭い道
メスキータを囲むように位置する旧市街。
かつてこの街にはユダヤ人が住んでいたそうです




キリスト教徒の天下となると、
ユダヤの人たちはこの街から追放されたそうです。




家には中庭があります

グラナダ特有の家の中庭は「カルメン」と呼ばれています。
アラビア語の「カルム」(ぶどう園)からきているそうです。
女性の名前のカルメンもここからきているそうです。



ラマンチャとコンスエグラの風車


ラ・マンチャ

スペインを代表する作家ミゲル・デ・セルバンテスの代表作
『ドン・キ・ホーテ・デ・ラ・マンチャ』の主人公ドン・キホーテが行う、
数々の冒険の舞台となった地方ということで、世界的に知られています





お土産物店の壁にドン・キホーテと従者サンチョ・パンサ





ベンタ・デル・キホーテと言う
ドン・キホーテ記念館のような建物があり
↓日本人向けの
説明もありました






ベンタ・デル・キホーテ



プエルト・ラピセの教会




コンスエグラの風車


ラマンチャの近くにコンスエグラの11基の風車群があります





この日は風が強く、小雨も降り出し寒かったです




そのうちの1基、ドン・キホーテがドラゴンと戦った?
風車がありました。(観光客向けかな?)





入口にドン・キホーテ




風車の内部の歯車









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