幻想即興曲
幻想即興曲(Fantaisie-Impromptu)作品番号66は、ポーランドの作曲家フレデリック・ショパンが1834年に作曲したピアノ曲です。ショパンが作曲した4曲の即興曲のうち最後にあたりますが、何故か生前には公表されることなく、彼の死後に 友人のユリアン・フォンタナによって出版されました。「幻想即興曲」というタイトルも、フォンタナが命名したものなのです。この華麗でかつ美しいピアノ曲をなぜ彼が発表しなかったかは謎ですが、ベートーヴェンのピアノソナタ「月光」の一部によく似ているだとか、モシュレスが1834年に出した即興曲がこの曲の主題と 似ているだとか諸説あるようです。いずれにしても、ショパン自身が要求する曲作りのハードルを越えることができなかったのではと思われますが、それでもピアノ音楽を代表する名曲には違いないのです。これからも永遠にピアノファンに愛されることでしょう。
otuboent 2009
