みなさまと一緒に歩んだ28年。
みなさまの暖かなご支援により活動させていただき本当にありがとうございました。これまでの歩みを振り返って見ますと多くのみなさまに励まされ、ささえられ、勇気をいただき今日まで頑張り続けられたことに心から感謝申し上げます。
市議会ニュース最終号を作りました。ぜひご覧ください。
2015年4月
人口減少対策は、最重要課題。
浜松市議会2月定例会が2月12日から3月17日まで開かれました。
私は一般質問に立ち、
❶ 浜松市の人口減少対策
❷ 空き家対策
などを中心に、3表題21項目について、市長はじめ副市長、担当部長に質問しました。
人口減少対策についての答弁は、「重要な事項なので、関係部局長で組織する推進本部を設置し市長が本部長として陣頭指揮をとる」こととなりました。また、空き家対策についての答弁は、「法に規定する協議会の設置を検討するとともに空き家対策の計画を策定していくこと」となりました。
しかし、「空き家の条例の制定」については、再質問をいたしましたが、消極的な答弁に終始しました。 (詳しくは、浜松市議会ニュースNo.95をご覧ください。)
最後の一般質問に多くのみなさまが傍聴に駆けつけ、大きな拍手で締めくくっていただきました。本当にうれしかったです。
市議会選挙まであとわずかとなりました。後継者の当選にむけて、最善を尽くします。
2015年4月
長期間にわたり心から感謝。
お元気に新しい年をお迎えのことと思います。
昨年は、年末に総選挙があり、自民党圧勝で、今後、平和、原発、消費税、TPPなどの影響により、市民生活は大変厳しいものになるのではないでしょうか。
昨年私は、防災対策をはじめ、区の再編の問題、中田島砂丘の復活、指定管理者制度のもとで働く人々の雇用・労働条件の向上、高齢者・障がい者・こどもの福祉の充実、議会改革の推進などに取り組んでまいりました。
そのため研修会や研究会に出席し現場を調査し、また市民のみなさんから意見を聞くため議会報告会を開催し市長宛ての要望書を提出し、さらに勉強会などで講師やパネリストを勤めさせていただきました。多忙な一年でしたが、充実した年でもありました。(詳しくは→浜松市議会ニュースNo.93をご覧ください。)
みなさんのあたたかなご支援で7期28年活動させていただいておりますが、今年4月をもって引退することを決意し、若い女性にバトンタッチすることとしました。長期間にわたり心から感謝申し上げます。
2015年1月
市民の声を決算審査で反映。
紅葉のすばらしい季節を迎えましたが、お変わりありませんか。
9月8日から10月15日までの9月定例会が終わりました。この中では、平成25年度一年間の税金の使われ方を審査する、決算審査が行われました。主なものを報告します。指定管理者制度の下で働く人々の雇用・労働条件の向上を求めたところ、市長から「はじめて『就業規則』『最低賃金』『各種保険加入』などを明示して確認を強化する」との答弁を引き出しました。
また、総務委員会のなかで時間外勤務の実施状況について、個人最高年間1,063時間に及んでいる(月平均88時間)ことを指摘し、是正を強く求めました。さらに、市民のみなさんからの要望がどのくらい実現されたのか、また津波避難施設の整備状況についてもただしました。安心して暮らすことができるよう今後も引き続き取り組んでまいります。
日ごとに寒さが厳しくなってまいります。健康には十分お気をつけ下さい。
2014年11月
健康に留意して最良の年に。
健やかに新しい年をお迎えのことと思います。
昨年の12月6日、危険な法律「特定秘密保護法」が成立してしまいました。特定秘密の内容と範囲がハッキリせず、私たちの「知る権利」や「表現の自由」が制限されてしまう恐れのあるものです。
今回の市議会ニュース(No.91)は、昨年12月3日に行なった「一般質問」特集としました。
❶ 風紋の美しい中田島砂丘の復活に向けて、
❷ 指定管理者制度導入について、
❸ 区の再編について、
❹ 介護保険制度の見直しについて、
❺「はままつあんしんネットワーク」について
の5項目にわたり市長、担当部長に答弁を求めました。
「はままつあんしんネットワーク」については、孤立死を防ぐため、高齢者の見守り対象を拡大していくこと、また異常発見時の通報先として休日・夜間を含め24時間対応できる体制を整えシールなどを各家庭に配布することとなりました。
しかし、海岸の石ころへの対処についてや区の再編については、今後引き続き取り組んでいかなければと痛感しました。
今年4月から消費税が8%にアップされますが、健康に留意して最良の年になるようお祈りします。
2014年1月
質問で高齢者福祉が前進。
みなさん、お変わりありませんか。
2月定例会が2月20日から3月22日まで開かれました。私は一般質問に立ち、①高齢者が安心して暮らせるまちに、②風紋の美しい中田島砂丘の復活に向けて、③空き家が街をむしばむ、④しあわせを実感できる中山間地域振興についての4項目にわたり市長などに答弁を求めました。
高齢者福祉では、医療と介護サービスの連携強化について、定期的に懇談会を開催していること、また在宅介護サービス利用者の意向が十分反映されるよう実態調査を実施するとの回答を得ました。さらに空き家についても、実態調査をしていく方針が明らかとなりました。中山間地域の振興では、集落座談会を開催し、住民の意見を聞くとの回答を得ました。
しかし、職員採用については天竜区の「特別枠」を設けない否定的な回答でした。また中田島砂丘についても、県に養浜工事をやっていただくとの回答でした。今後も工事を続ける限り石ころのだらけの海岸になる恐れがあることから、この問題については引き続き取り組んでまいります。
2013年4月
昨年私が取り組んだこと。
新年あけましておめでとうございます。
昨年は衆議院解散・政権交代の年でした。
昨年私は、中田島砂丘の侵食問題に取り組みました。海岸は美しい風紋の砂丘から石ころだらけの状態に変わり果ててしまい現場を歩きながら悲しい気持ちになりました。そこで県の担当者との説明会をはじめ、砂丘の侵食を止めるための養浜事業について国に資料を求め、勉強会を開いてきました。今年も継続してまいります。
市議会では、防災対策を最優先し、やっと今年の夏に五島小学校跡地に津波避難マウンドが完成します。
また一般質問で提案し、実現したものとして、
❶ 中田島公園に空き缶を返すと10円が戻る自動販売機のデポジット機を設置、
➋ いじめ相談体制の充実として24時間体制で相談ができる「いじめ子どもホットライン」の設置。
❸ 高齢化が急速に進む中で「はままつあんしんネットワーク」が今年スタート。
❹ 地域包括支援センターが2ヵ所増設でき19ヶ所になりました。
今年は、参議院、知事選挙の年です。選挙によって市民の暮らしがより豊かになることを望みます。
2013年1月
指定管理者制度を考える。
9月6日から10月16日まで、補正予算と平成23年度決算を審議する定例議会が開かれました。
今議会で、決算総括質疑に立ち、指定管理者制度に
ついてただしました。この中で、210施設の地震、津波などに対する危機管理が十分でないことが明らかになりました。
また、浜松市の出生数は年々減少し、平成23年度は7,332人に留まりました。
その一方で、景気後退により働く女性が増加し、保育所への待機児童数は166人に及びました。
さらに、高齢者を取り巻く状況は深刻化し、介護保険料が上がってもサービスは改善されていないのが現状です。
防災対策として、津波避難施設の整備が進んでいます。また、区ごとの「避難行動計画」が策定中で、来年3月には全家庭に配布される予定です。ぜひ命を守
るため活用しましょう。
今後も市民の立場で頑張り続けます。
2012年12月
メガソーラの発電所の広さに驚き!
猛暑の中、川崎市と東京電力の共同事業として川崎市の臨海部に建設され、昨年8月運転開始した「浮
島」太陽光発電所(メガソーラー)を見学してきました。
東京ドーム2.3個分の敷地面積に(川崎市所有11万㎡)に、37,296枚もの太陽電池パネルが敷き詰められていました。その広さに驚くと同時に、一
般家庭2,100軒分の電力を1年間賄えるとの説明でした。
また、二酸化炭素の排出も年間約600軒分削減できるとのことでした。
原発依存から自然エネルギーへの転換が急務と考えます。
世論調査によれば、国民の7割の方が原発ゼロを支持しています。
社民党は脱原発アクションプランで、2020年までに計画的に原発をなくす政策を掲げています。
浜松市も自然エネルギーへの積極的な施策が求められています。
2012年9月13日
中田島砂丘は石ころだらけ!
5月の日曜日、中田島砂丘を見学しました。たいへん驚いたことは、砂丘の形が変わってしまったこと
と、美しい風紋は消え、海岸線は大きな石ばかりとなっていました。
これまで、海岸の侵食を止めるために大型ダンプカーが1日何十台も土を運び続けましたが(養浜という)、残念ながら侵食は止まらず、子供達が波打ち際で
裸足で遊ぶことも、市文化財指定のアカウミガメの産卵もできない海岸になっているのが現状です。
1年を通して利用できた江之島温水プールが8月末で廃止となります。高齢者の方など年間4万6千人をこえる利用者があったにもかかわらず、温水プールの
耐震費用と改修費用がかかる(4億円)ことを理由に廃止となります。南清掃事業所の大改修に79億円も投資したのであればその熱源を有効に活用すべきであ
ること、また、改修費用と新設費用の比較もなく廃止の結論を出したことに納得がゆかず、反対の立場で討論を行いました。スポーツ文化都市をめざすといいな
がら身近な施設を次つぎに廃止するやり方には疑問を抱きます。
2012年6月21日
一刻も早い津波対策を。
3月23日、新年度予算を審議する定例議会が閉会しました。
今議会で、一般質問に立ち、安心して高齢者が
住みなれた家で暮らし続けられるよう、24時間対応のサービスをはじめ、病院などの入退院時に切れ目なく必要なサービスが受けられる制度として「地域包括
ケアシステム」を提案しました。
また、一刻も早い津波対策を切望しているにも関わらず、その対応は遅れていると言わざるをえません。浜松市の最重要課題として取り組むことを強く要望し
ました。
さらに、行政区の再編については、その理念が明らかでないことと住民自治のあり方について指摘しました。
新年度予算の中には、介護保険料が月平均700円値上げ、県内と政令市19市の中で一番高い国民健康保険料も所得額割が0.17%の値上げ、さらに下水
道料金は基本使用量が147円の値上げなど市民生活に影響を及ぼす内容が含まれています。一方、セントラルパーク構想推進事業には、新美術館をはじめ文化
センターの建設などに100億円以上の巨額な投資が含まれており、市民生活を守る立場から矛盾しており、反対しました。今後も、市民の立場で頑張り続けま
す。
2012年4月
津波の凄まじさを実感。
1月の下旬に、仙台市を訪問しました。仙台の東部沿岸地域を見学して、あたり一面、住宅の基礎のコ
ンクリートだけが残った状態で、荒浜地区の津波のすさまじさを痛感しました。東日本大震災と同じような東海地震がおこり、津波が押し寄せてきたら、わたし
たちの住む遠州浜団地や中田島団地はこんな状態になってしまうのかと鳥肌がたちました(写真は数少ない荒浜地区の残った民家。雨戸も家財道具もなくなって
いた。死者704人。行方不明者26人)。
横浜市から長期派遣されている職員の方から、ガレキ処理について説明をうけました。「仙台市で発生したガレキは、約135万トン。1年以内に撤去し、3
年以内に処理完了をめざす。事業費は1000億円。10種類以上の分別を行い、ガレキ発生量の50%以上のリサイクルを目指す。3か所の処理工場を立ち上
げ100haの敷地を確保した」。その現場を見せていただき、ガレキの山に圧倒されました。
仙台市では、今年4月から復興事業局を立ち上げ、市職員150人を予定しているとのお話を伺い、すばらしいと思いました。
2012年2月2日
避難施設の設置が急務。
すこやかに新しい年をお迎えのことと思います。本年もどうぞよろしくお願いします。
昨年の東日本大震災から10カ月が経ちました。これまで浜松市では、津波対策として、遠州灘海岸から約2キロの範囲に鉄筋コンクリート建て3階以上の建
物がどの位あるのか調査しました。公共施設と民間施設の建物をあわせて559施設あることがわかりました。そのうち避難ビルとして活用ができる建物は、
200施設(昨年の12月1日現在)あることもわかりました。しかし、この建物だけでは、約半数の方しか避難することができないことも判明しました。
そこで、避難施設のない空白地域や人口密集地の対策をどうするのかが急務です。
今月下旬に仙台市を訪問し、現場の視察や仙台市議をはじめ、関係機関のみなさんから体験談などお聞きする予定です。
今年がみなさんにとって最良の年になりますよう心よりお祈りいたします。
2012年1月
6万人全国集会に参加。
東京の明治公園で開催された「さようなら原発9・19全国集会」に参加しました。参加者60,
000人。明治公園は人、人、人でうめつくされ、会場からあふれ出ている状況でした。
集会では、呼びかけ人の5人から心にひびく挨拶がありました。ノーベル賞作家の大江健三郎さんからは「私たちに何ができるか。民主主義の集会、市民のデ
モしかない」と。鎌田慧さんからは「脱原発の1,000万人署名をみんなで集めよう!今、100万人をこえる署名が集まっている」との報告があり、勇気
づけられました。集会後、都内をパレードし、参加者の長い長い列が続きました。
9月25日、JR浜松駅北口において「さようなら原発1,000万人署名」活動に参加しました。秋風がここちよい、天候に恵まれ大変おおくの方々から、
署名をいただきました。「原発反対です、ぜひ頑張って下さい。」 「子どもたちを守るたため、署名します」 「浜岡原発を中止させたいです」 など自発的
に署名してくださる方にとても励まされました。
2011年9月
防災対策に取り組む。
猛暑の毎日ですが、お変わりありませんか。みなさまの絶大なるご支援により、7期目の選挙を勝ち抜
くことができました。本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
初議会で、「企画」や「財政」のことを審議する総務委員会と「災害対策」を調査研究する危機管理特別委員会の所属となりました。議員46人の中で一番海
岸近くに住んでいる者として、精いっぱい防災対策に取り組む決意です。
7月8日、浜岡原子力発電所を見学してきました。広大な敷地の中にあり、波打ち際に建てられた巨大な発電所をみながら、東日本大震災と同規模の地震が起
きたらと想うと背筋が寒くなりました。
これまでの原子力政策の歴史をはじめ、多くの資料を読む中で、電力不足や原発コストについて疑問が浮かびました。みなさまも考えてみて下さい。暑さ厳し
き折ご自愛下さい。
2011年7月
大震災への募金、15万円集まる。
去る3月11日、三陸沖を震源地とするマグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震が発生しまし
た。
今回の地震は、テレビの映像から津波のすごさ、原子力発電所の危険性をあらわにし、日本中を震撼させました。
早速、3月13日、JR浜松駅前において大震災の募金活動を行いました。若いお母さんから1万円札が、また幼いお子さんからも募金が寄せられ、15万円
を越えました。心温まる気持ちでいっぱいになりました。
翌日14日、新聞社を通して被災地に届けていただくこととしました。
2011年3月17日
市民が主役のまちづくり、
その初心を貫いてきました。
みなさまの日ごろの暖かいご支援に、心より感謝いたします。
十二市町村の合併から早五年が経過しました。私は、各地域住民の声を行政に反映させるために設置された「地域協議会」の継続をねばり強く訴えてきました
が、廃止されることになりました。浜松市内の農業も、高齢化や後継者不足などで深刻ですが、農家が農業を継続できるよう、農業問題にも取り組んでいます。
地元の遠州灘海岸の侵食対策についても、現場を確認し県へ出向いたり、議会の質問で改善策を求めてきました。さらに南部清掃工場に併設の温水プールについ
ても、要望書の提出などを通して存続を強く求めています。
これからも「市民が主役」のまちづくりに頑張りたいと思います。
2011年1月20日
高齢者、障害者の福祉の充実。 |
遠
州灘海岸の侵食対策やごみ減量問題。 アカウミガメの保護や子供への環境教育の充実など、 素晴らしい自然を後世に伝えたい。 |
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再び戦争をしないため、 |
市 民に開かれた市政議会をめざし、情報公開の徹底を図りたい。そして市民と共にやさしいまちをつくるため、精一杯頑張ります。 | |||||||
重点政策の具体的成果 |
市議会議員の仕事は、市民の声を議会に反映させ、私たちの暮らしをよりよくすることで
す。私は生活の現場をたずね、市民の悩みや相談に耳を傾けてきました。 |
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