「スーパーロボット大戦64」特設

『第4次』『F』で無敵のビルバインと共に名を馳せた最強聖戦士。『F』では格闘お化けだったが、本作では格闘と射撃がほぼ同じのバランス型になっている。アムロ以上の技量と100越えの反応でエースの風格は充分。マーベルとの信頼補正で宇宙Bもあまり気にならなくなった。

シルキー・マウ引換券いかにも富野キャラな匂いのする野心的な女。『F』では声優の都合でリストラされたが、今作では声が無いのを逆手に復活、『第4次』とほぼ同じ手順で加入する。パラメータは思ったよりもショウに肉薄しているが、信頼補正のあるマーベルを出し抜けるほどでは無い。

アプサラス引換券本作がスパロボ初登場となる甘ちゃんの隊長。開発時期の都合で原作要素がほとんど無く、08小隊の部下やノリスも不在のためシナリオ上は影が薄いが、能力は意外と健闘しており、アイナとの信頼補正もあって実力は高い。ガンダム系では珍しい「必中」がかなり使える。

銀鈴ロボ引換券『64』がスパロボ初登場となる短パン小僧。一人乗りスーパー系であるにもかかわらず恐ろしく精神ポイントが低く、西川大作と間違えられた可能性が指摘される。パラメータも格闘寄りでロボの武装と噛み合っておらず、まるで良いところが無い。

本名、機械獣エスピオナージR1。スパロボでは本作のみに登場する正真正銘レアキャラ。戦闘力は皆無だが、レベル30で「再動」を習得する有能なサポート要員。修理・補給で育てられるので育成も容易。結果的にスーパー系のみの特典のような存在になっている。

『08小隊』のヒロイン。ガンダムヒロインらしく精神コマンドは優秀で、意外にも「熱血」が使えるので攻撃力もそこそこ。乗機のアプサラスも入手時期の割に強力で仲間にしない理由が無い。「復活」が何となく『F』のクリスを彷彿とさせるが、シローが「自爆」を覚えなかったのが悔やまれる。

『グレートマジンガー』の主人公にして、ウィンキー三大不遇主人公の一人。本作ではやたら攻撃的な性格で描かれているが、能力は相変わらず甲児の劣化で、ウラキやヒイロと違ってまるで救いようが無い。完全平和ルートを選ぶと一時離脱するが、頼むからグレートは置いてってくれ。

『グレート』のヒロイン。割と原作では鉄也とイチャついてたりするのだが、何故か鉄也との信頼補正が無く、戦闘のプロは戦争に恋愛を持ち込まない事が窺える。修理・補給で育てる事は容易いので、「激励」を覚える程度に育てておくと中盤の気力上げに役立つ。

顔の角度が如何にも湖川キャラな『ダンバイン』のヒロイン(多分)。「集中」が無いので命中は難アリだが、聖戦士バグのおかげで回避は充分。ショウとの信頼補正があるのでトッド加入後もナンバー2の座は揺るがない。「努力」でチャムのレベル上げにも貢献できる。

顔グラの枠が大きくなったせいで変な髪形が露見してしまったラウの国の女王。戦艦枠で「激励」「再動」があるだけでも有能なのに、チャムを乗せ換えて「幸運」オーラノバ砲で資金稼ぎまでできてしまう逸材。「必中」を覚えるまでは回避率の低い戦闘獣を相手にしよう。

原作のヒステリックさを少し垣間見せるようになった『Ζガンダム』の主人公。強いだけで協調性が無く、愛機のΖ共々終盤は二軍落ちの流れがシリーズの定番だったが、信頼補正が強力な今作ではファとのコンビで利用価値が高まった。他人のサポートなんて彼らしくない気もするが。

黄色いミニスカ衛生兵。『第2次』では主役級以外で唯一レギュラーを張り続けたスパロボ界のレジェンドヒロインでもある。今回は射撃の低さが幾分か改善され、カミーユとの信頼補正もあって意外とパワフル。「集中」が使えるところもポイントが高いが、ニュータイプLvの伸びは遅い。

『F』で主役級なのに弱い弱いとネタにされ続けた皆のアイドル。今作ではパラメータが見直されて見違えるほど強くなったが、その代わりと云っては何だが今回は原作要素が皆無になり、あろう事かガトーとの因縁を失ってしまった。それは失っちゃダメだろう。

無口で不愛想、異常な身体能力、突飛な行動と、ある意味ドモンの正統後継者と云える『ガンダムW』の主人公。格闘・射撃共に高めで乗機を選ばず、精神コマンドも卒がないが、加入と離脱を繰り返す神出鬼没さは変わらず。頼むからウイングゼロは置いてってくれ。

射撃寄りの能力を持つ『ガンダムW』の主人公の一人。トリックスターな面を表すためか「みがわり」「かく乱」といった変わり種を覚えるが、その分普段使いの精神に欠け、やや扱いづらい。只でさえこの頃の『W』系主人公は「自爆」に割を食われて精神コマンドが実質5つしか無いのに…。

何かと悪目立ちする皆のアイドル、ごひ。最初から「挑発」が使えるので、雑に出撃させておいても意外と役立つ。今回は普通に乗り換え可能で、ナタクを奪われて出撃不能(笑)と云う事も無くなった。「ズール皇帝こそが正義だ！」の名言は独立軍ルートで見られる。

『64』最大の売りである合体攻撃のためだけに召集された新クイーンザスペード。新シャッフルの5人は「熱血」「気合」「集中」の3つが共通しており、パラメータも似通っているのでユニット単品としての見所は全く無い。防御系の精神コマンドが無いのでボクサーなのに打たれ弱い。

ドラゴンガンダムが子供人気が高かったらしく、当時デラックスボンボン誌上で彼が主役の外伝が連載されていた新クラブエース。新生シャッフルの中では一応ドモンに次ぐ実力者だが、間違い探し程度の差でしか無い。「ひらめき」があるのでチボデーよりは打たれ強い。

ハイレグのスーツが嫌すぎる新ジャックインダイヤ。『A』『MX』では「てかげん」が使えたが本作には無く、もしもあったら無駄に高い技量が活かせただけに残念極まりない。是非レイモンドも登場して、ローレンス、ギャリソン、パーガンと共にTEAM執事を結成してほしかった。

機体が地属性(?)なせいで、元宇宙海賊なのに宇宙が苦手な新ブラックジョーカー。「鉄壁」があるので一人異質な感じがするが、命中や反応が低めで、技能も無いので新生シャッフルの中では最弱。彼らは『リンクバトラー』で育てる前提のやり込み用キャラといった認識で良いだろう。

21話クリア後にいつの間にか機体無しで加入している困った人リ・ガズィ持って来いよ。陸Bで海Aという変則的な地形適応や、UCガンダム系としては珍しく「気合」が使える等、妙なところで個性的。スーパーガンダムのサブパイロットとしては割と使える。