「スーパーロボット大戦64」特設

サポート精神の玉手箱・コスモクラッシャーのメインパイロット。加入直後から「激励」が使える正に隊長の鑑。能力は並だが、レベル上げは補給でできるので無理に闘わせる必要は無い。それにしても、クラッシャー隊の誰も「加速」を覚えないのは『64』七不思議の一つ。

当初はコスモクラッシャーの乗員として登場する『ゴッドマーズ』の主人公。マナミをも上回る格闘と技量、宇宙人なので宇宙A、そして超能力バグとスペックの高さは驚異的だが、所詮は1人乗りスーパー系なので使い勝手は悪く、リンク無しでの「奇跡」習得は困難を極める。

黒騎士隊隊長。『64』では万丈と共にカラバを発足させたという設定になっている。イゴール将軍と同じ熱い血が流れているはずなのに「熱血」を覚えないが、底力と「集中」が併用可能な数少ないキャラ。ブラックウイングの運動性の高さもあって密かに実力は高い。

『Gガン』のアタル兄さんにして、スパロボ界屈指の不審人物。格闘と技量が高く他はそこそこな点は他のファイター達と同様だが、「激励」が使える分、少なくとも新生シャッフル連中よりは有能。欲を云えば加入時点で覚えていてくれれば良かったが…そんな事はどうでもいい！

パジャマのような水色のTシャツ姿がちょっとダサいメガネ君。有能な人物らしくパラメータは高めで、特に射撃はカミーユやジュドーに匹敵するほど高いが、例によってSPTにはロクなユニットが無いので活躍は無理。せめて「補給」でなく「再動」でも覚えたら育てる気にもなったが…。

24話終了時までに大作くんの撃墜数30(独立軍ルートでは20)を達成するとパイロット登録される隠しキャラ。タケル、マリアと並ぶ超能力トリオの一角で、回避性能は主役級ニュータイプに勝るとも劣らない。苦労して仲間にしたからには最低でも「祈り」習得までは育てたい。

ウィンキー時代はカメラに寄りすぎてハゲだと思われていた人。能力はMSパイロットの中でも最高水準の域だが、何故か反応だけは妙に低く、トータルで見るとウラキとそう大差無かったりする。シャアに同調していずれ離脱するが、備品(GP02)を持ち出すのはやめてほしい。

表情が冴えないせいか、無理やり連れて来られたような印象の新ゲッター3号パイロット。原作では竜馬や隼人と反目してまで一人で突っ走るほどの熱血漢だが、スパロボではそんな描写も無く、只々影が薄い。精神コマンド的にも「熱血」「必中」「加速」が使えた武蔵とは比ぶべくも無い。

首の角度がちょっと気になる『ΖΖ』の主人公。能力はルーの上位互換で、2回行動も習得済みで加入早々活躍間違い無しだが、ここへ来て撃墜数0からのスタートは金策要員としては辛いところ。しばらくはルーを補佐しつつ、安めのザコで撃墜数を稼ぐ下積み生活を送る事になるだろう。

ジャンク屋仲間の紅一点。『F』で覚えていた「愛」が「幸運」に差し替わり、精神コマンドのバランスは良くなったが、ルーやファと比べると射撃が一回り低く、稼ぎ役としては明らかに見劣りする。この頃になると「激励」も過剰気味で、一軍入りの決め手とならないのが辛いところ。

加入時点で「奇跡」が使える意外性の男。しかし双葉社の攻略本ではよりによって「魂」と誤植され、唯一の長所が台無しにされていた(『F完結編』の資料コピペ疑惑)。とは云え貴重な撃墜数をくれてやるのは勿体ないので、一発屋としてスーパーガンダムのサブパイロットが関の山かも。

顔悪い、声汚い、能力低いの三拍子揃ったUCカースト最底辺の男。イーノやエルには「激励」、ビーチャには「奇跡」があるがこいつには本当に何も無い。こんな奴より俺の妹リィナを出してほしかったと云うのが正直なところ。リィナを出せ！

深刻なまでに存在感の無い霞のような男。『F』では「激励」を覚えるのがやたら早いという一点だけで重宝されたが、今回は加入が遅すぎて見事に長所がふいになってしまった。「信頼」も序盤なら役立っただけに登場の遅れが惜しまれる。

加入時点で「激励」が2回使えるドモンのパートナー。Gガン補正の影響か、ヒロイン系の割に技量がアムロ以上というのは驚きだが、メカの整備に医療技術、更にはモビルファイター操縦までこなす彼女のポテンシャルを考えると納得かもしれない。

日本名・宇門大介の変身後のスタイル。この姿の時は本名を名乗るのが慣例となっている。精神コマンドはイマイチでサブパイロット頼みなところがあるが、地形適応がオールAなのは流石。因みに第2次の頃は原作のフォローが一切無く、彼が大介さんと呼ばれる理由が全く分からなかった。

これでもかと有用なサポート精神が詰め込まれた一人コスモクラッシャー。寧ろ充実し過ぎていて逆に使いづらかったりする。大介さんとの相互信頼補正も持つが、ダイザーと合体すると意味が無いので、スペイザーよりもビューナスやダイアナンに乗せた方が良い。

荒木伸吾氏が手がけた70年代当時としては絶世の美少女キャラ。超能力と「幸運」を併せ持ち、宇宙Aで甲児との信頼補正まで持っているという本作屈指の実力者。グレートの宇宙Aは彼女のためにあると云っても過言では無い。参戦の遅さからくる撃墜数の無さが唯一の泣き所。

仮面は無いが、ゼクス名義で加入するミリアルドお兄様。最上級のパラメータに隙の無い精神コマンド、2回行動も習得済みでノインとの信頼補正まであって正に寸分の隙も無いパーフェクトなお方だが、マリア同様、加入の遅さからくる撃墜数の足りなさだけが唯一最大の弱点。

ゼクスにラブラブなOZ士官。ユニットカテゴリがガンダム・トールギス以外の『W』系MSとなっているが、それってトーラスしか無いので実質固定パイロットも同然。ゼクスを信頼補正で強化できるのだけが取り柄だが、それは甲児やカミーユも同じなので端役にしては立派な長所とも云える。

今回はもう出てこないんじゃないかと思われた『コン・バトラーV』の主人公。能力的には何の変哲も無い格闘寄りのスーパー系で、相変わらず宇宙適応はB。加入の遅さを考えると一軍入りはやや厳しいが、十三と併せて2人分の「挑発」は便利。

『コンV』の青レンジャー。「幸運」の無い神隼人のような印象のキャラ(声も同じ)で、重要度が低い分、軽めの精神コマンドを気兼ねなく使っていけるのはある意味で長所とも云える。味方側の設定に辛い本作らしく、射撃は思ったよりも低い。

『コンV』の黄レンジャー。バトルチームで唯一「気合」を持つコンVの要。本作では『F完結編』と違って加入時点で「気合」が3回使えるので、開幕から自力で超電磁スピンまで持っていく事が可能。どうでもいいが、十三の射撃と違ってちゃんと格闘が高め。

『コンV』の桃レンジャー。ゲーム中では存在が希薄もかかわらず、4コマやアンソロジーの表紙にやたら描かれる事が多い70年代アニメヒロインのカリスマ。彼女だけ修理装置で抜け駆けして経験値稼ぎができるが、どのみち「幸運」しか使わないのでそこまでする必要性は無い。

『コンV』の緑レンジャー。名前がひどいが精神コマンドもひどく、わざと実用性が無いものばかりかき集めたような内容になっている。5人乗りは余裕があるとでも思われたのだろうか。せめて最後に「激励」でも覚えてくれれば…。

ネオスウェーデンのガンダムファイター。『Gガン』系唯一の底力持ちで、パイロットとしてのポテンシャルは高いが、如何せんユニットの方がアレなので戦力として数えるのは厳しい。ドモンが彼女と話すとき妙に楽しそうなので、スーパー系ルートなら是非仲間にしてあげてほしい。

デュオとラブラブなOZの志願兵。おかげで当時は女性ファンのヘイトを集めたらしい。加入時点で「激励」が2回使えるので、「激励」要員が足りていない場合には重宝する。但し機体無しでの加入になるので、出撃する場合はノインとトーラスを取り合う事になる。