「スーパーロボット大戦F」特設

意外にも最初から「熱血」が使える熱血主人公シンジ君。鳴り物入りのタイトルなので気でも遣われたか。パラメータは平凡だが、EVAシリーズが『F』の間は規格外の強さを誇るので当分の間は活躍間違い無しである。

先輩風を吹かせる割に能力はシンジとどっこい。「努力」があるので育てやすく、何より「挑発」があるので『F』の間はかなり重宝する。叫ぶ戦闘セリフが多いせいか、4コマやアンソロジーでは熱血バカみたく扱われる事が多い。

『F』の『ガンダムW』キャラは彼とノインしか仲間に加わらないので、恐らくこの人が『ガンダムW』の主人公なんでしょう多分。本人の能力も然る事ながら、乗機のトールギスが超優秀。「幸運」要員としてもうちょっと長居してほしかった。

『F』の『ガンダムW』キャラは彼女とゼクスしか仲間に加わらないので、きっとこの人が『ガンダムW』のヒロインなんでしょう多分。「南海の死闘」ではダバが使えないので、代わりの「てかげん」要員として使えなくもない。

『イデオン』のコスモのついでに声を収録されただけの人。「挑発」を覚えるが、ビーチャより遅いのでわざわざ育ててまで覚えさせる意義は薄い。この時点でGキャノンに乗って来てほしかった(因みに原作ではGキャノンに乗ってない)。

4段階改造済みカルバリーテンプル引換券。説得しなくても仲間になるが、その場合カルバリーテンプルが1段階改造になる。「努力」があるのでリリスのレベル上げに重宝する。「愛」の後に「信頼」を覚えるところが彼女らしい気もする。

アニメ界のレジェンドと云っても過言では無いスーパーヒロイン。能力はチルドレン中最低で、さすがにEVAシリーズは3機もいらないという事で必然的に脱落する。『完結編』のイベントが見たい人は必死こいて育てるしかない。

生意気にもバトルチームは全員に表情パターンが用意されている。「幸運」の無い神隼人といった感じで、見事に精神コマンドが命中・回避関連に偏っている。「挑発」は合体・分離で効果が消えてしまう点には注意。

ジャイアン。一人で闘っていけそうな充実の精神コマンドを持つが、バトルチームは他に「気合」持ちがいないため、「熱血」を使う余裕が無い。5人乗り故に精神ポイントが低めなのも辛いところ。全員が「気合」を使える獣戦機隊が羨ましい。

バトルチームの「努力」担当。5人乗りはゆとりがあると思われたのか、その他の雑多な精神コマンドを集めましたという感じになっていて実用性がまったく無い。それにしても小介って名前、小さく育ってほしいと思って名付けたのか両親に問い詰めたい。

無敵ロボ・ビルバインを駆る『F』最強の男。囮役として優秀なだけでなく、ハイパーオーラ斬りの攻撃力も頭抜けていて非の打ち所が無い。『F』の間は黙って使っとけという感じだが、『完結編』以降は宇宙Bが徐々に効いてきて立場が危うくなっていく。切り払いに弱いのも地味に痛い。「必中」があればなぁ…。

ラウの国の女王。「必中」を覚えるまでが大変だが、ひとたび覚えてしまえば高火力・低燃費・広範囲の兵器オーラノバ砲が火を噴きまくる。希少な「再動」の使い手という事もあり、メイン艦長の最有力候補(本当は艦長はエイブだが)。

アムロに匹敵する実力を持つ最強パイロットの一人。「てかげん」を持つアムロやシーブック、「幸運」を持つジュドーと違って本当にただ強いだけなので、サポート要員が増えてくると枠を空けるために脱落しがち。強いだけで協調性の無いところが彼らしい気もする。

ナの国の女王。これでもかとばかりにサポート精神が充実しているが、それでもエレ様の「再動」の前には一歩及ばない感じがする。そもそも「必中」が無いので育てる事自体が至難の業。実は2回行動がショウより早い。

宇宙スペースNo.1(宇宙B)とネタにされ続ける男。最強武器が射撃なのに格闘の方が高かったり、底力が無かったり、2回行動も他のスーパー系パイロットに輪をかけて遅かったり等、全体的にナメられてる感じがする。主人公では無いからか？

押しも押されぬロンド＝ベルの稼ぎ頭。『魔装機神』を挟んだせいか格闘寄りのパラメータにされてしまったが、それでも全体的に能力は高く、精神コマンドも文句無し。サイフラッシュが解禁される『完結編』では宇宙Bを物ともせず大活躍する。

若干遅めの登場となった『コン・バトラーV』の主人公。地上戦では竜馬と共にボスキラーを張るが、宇宙Bなので『完結編』以降は第一線を退く事になり、実働期間は意外と短い。十三と合わせて「挑発」がコンV1機で2人分確保できるのはおいしい。

メット有りのグラフィックからは想像もつかないが、当時は相当の支持を集めた往年の名ヒロイン。4コマやアンソロ本の表紙に描かれる事が多い事からも、人気の高さがうかがえる。「激励」を覚えてくれないのが惜しい。