---へー、そうなんですか。
　「ちょうど前の仕事を辞めようと思ってたとき、そういう機会があって販売の仕事をさせてもらうことになったんです。」

---そういうタイミングってありますよね。もともと接客なんかは好きだったんですか？
　「特に好きって訳じゃなかったですけど、やってみてわかってくる面白さはありますよね。まだいろいろオーナーさんから教わったりして勉強中なんですけど。」

---ところで前は何をしてたんですか？
　「保育園で働いてました。」

---えー、またぜんぜん違った仕事ですね。なぜ辞めたんですか？
　「そうですねぇ、いろんな理由が重なったんですけど、４年間保育園で勤めていて、他の世界も見てみたいと思ったのかな。どこかへ行こうと思っても、なかなか長期の休みもとれなかったですから。簡単に言えば、ほんとに自分の中で今がそのタイミングだと思ったのかな。」

---なるほど。タイミングですよね・・・。がらっと変わりましたか？
　「一見そうなんですけど、接する相手が子供からお客様とジュエリーに変わっただけで、子供たちに接してたように大事に大事に接したいと思ってるんです。」

---おー素晴らしい。そういう気持ちって大切ですよね。ほんとに。