■錆びついてしまうより・・・
初めてちゃんと聴くシリーズの第二弾、ニール・ヤングの「After The Gold Rush」です。ニール・ヤングってすごくいっぱいアルバムが出てるので、どれにしようか迷ったけれど初期の名盤ということでこれにしました。大ヒットアルバムの「Harvest」の一つ前の作品で、「Harvest」以上に彼の代表作と推すファンも多いらしいです。
全体を通してアコースティックなサウンドで、ソングライター、シンガーとしての彼の核の部分がよくわかるアルバムだと思います。何と言っても声そのものがまず個性的ですよね。弱々しいようですっと心にしみてくるような、そんな感じでしょうか。とにかく魅力的な声だと僕は思いました。4曲目の「サザン・マン」でのギターソロを聴いても、やはりテクニカルではないけど印象に残るフレーズを弾いています。ヘタウマというのですか?感性の人なんでしょう。僕は好きです。
ところで、ギターとピアノで今はブルース・スプリングスティーンのEストリート・バンドで活躍する