| 2号 ほー。 |
| 1号 「ほー」はここではおかしいやろ。まあええわ。そのコンプレックスが他人の言動、テレビ、ラジオ、店の店員・・・あげたらきりがなくて、その時によっても違うけど、そんなんから無意識に感じるわけよ。 |
| 2号 なんか気になることを言われるってことではなくて、自分に関係ないたまたま耳に入ってきた誰かの言葉に影響されるってこと？ |
| 1号 そうそう。言葉だけじゃなくね。その人の態度とか視線とか口の曲がり具合とか、あげだすときりがない。それが無意識に入ってくる。ここが重要で、無意識やから普通の人は訳がわからず不安になるんやと思う。俺の場合は慣れてるからあのときのあれかってなる場合もある。 |
| 2号 普通の人って誰のこと？ |
| 1号 なぜだかわからんが不安になったりするような世間一般の人。 |
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| 2号 キミの様子が変ることによって不安になる人ってこと？それってまさにリジーの周りの人々じゃないの？ |
| 1号 ちゃうちゃう。俺も最初は訳がわからんかったからな。突然来るし。映画でも突然来たっていうとったやろ。そういうことに無知な人のこと。 |
| 2号 僕のことかな？いまいちようわからんねん。リジーのような人は病気というより、単にそういう性格の人として接すると思う。たとえば自分がちょっと不安定になったとき、周りの人にどう接してほしいとかあるの？ |
| 1号 自分の都合のいいようになってほしい。リジーみて笑ったけど、あの子もそんな感じやったね。ほっといてほしいし、呼んだらすぐ来てほしい。だから周りの人は変に思うんやろね。俺は徹底的にほったらかしにしてほしいタイプやな。 |
| 2号 本人はでも結構自覚してたね。理解できない人が傷ついてることとか。なんか結局だれにもどうしょうもでけへん気がするな。さっきキミも言うてたけど、男やったらうっとうしいと思うし、自分の好きな子やったら徹底的に付き合うということか。 |
| 1号 うん。自分勝手やねん。わかってはいるけどね。でもいつもってことではないんで、そこんとこヨロシク！ |
| 2号 キミはカウンセリングを受けたことはあるの？ |
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