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---インタビュー、よろしくお願いします。
「はい。どうぞ。」
---活動はもともと東京ですよね?
「ええ。9月に大阪に来ました。それを機に開展したんです。『ココルーム』、『ポコペン』、『伽奈泥庵(カナディアン)』と続いて、フォトデリックさんで4回目ですね。」
---『カフェ“さくろう”展』ということですが、何故カフェなんでしょう?
「ああ、カフェってあれでしょ。もともと、次の運命への待合室ってことでしょ。作品を眺めたり、いろんな人といろんなことを夢想したり、ごちそうを食べたり、ダンスもできます。」
---待合室?ダンスするにはちょっと狭いかな(笑)
「会社に限らず、個人の家なんかでもできたら面白いです。それと作品の内容とか形も変わっていけば面白いと思ってます。あぁ、ここのベランダ広くていいですねぇ。土を敷き詰めたりしたら面白いかも。」
---え、土を盛る?雨が降ったら排水溝がつまりそうです・・・あ、この写真面白いですね。
「ええ。ハグ写真。」
---たくさんありますね。
「東京にまだ2000枚ぐらいありますよ。美術館に展示されたこともあります。」
---2000枚!僕らもウェブ・マガジンでポートレート載せてますけど、まだまだです。
「マガジン?雑誌?」
---ええ・・・あ、カントさん自身もハグして写ってるんですね?
「はい。撮ったり撮られたり。」(笑)
---断られるってことはありませんか?
「不思議とあまりないですね。」
---それはカントさんのお人柄だと思います。僕らもハグ写真撮ってみようかな。マネするようですけど。
「全然構わないですよ。だって一般的な事でしょハグって。その雑誌でやるといいんじゃないですか。」