なんばHatchでとうとうチャック・ベリーを観た。ジョン・レノンに「ロックンロールという言葉を言い換えるとしたら、それはチャック・ベリーと言うしかなかろう。」とまで言わせ、キース・リチャーズに「 俺の生涯のたった一つの望みはチャックのようにギターが弾ける事だ。」と思わせた「ロックン・ロールの神様」。あー観といて良かった!
チャック・ベリーって、金に汚いとか、バック・バンドも適当に現地調達でリハもしないとか、とにかくあんまりいいうわさがない。実際、若かりし頃のブルース・スプリングスティーンもそんなバック・バンドの経験者らしい。(うん?それはそれですごいなぁ。ブルースも孫ができたら自慢するって言うてたなァ)まぁ、もしかしたら今のチャック・ベリーにとって、ライブは単なる「ビジネス」なのかもしれないけど、そんなことどうでもいいと思った。数々の名曲をナマで聴くことができたし、70過ぎた人とは思えないくらいすごいパワーだった。声がすごい。ビンビン響いてくる。もちろんあの「ダック・ウォーク」だってバチッリ観ることができたのだから大満足。あえていうなら、前座のO.P.Kingのとき後ろの方で観ていて、チャックの出番になったら前に行こうと思ってたら、すごい満員になっていて前に出られなくなってたのが悔やまれる。最初から前で観とけば良かった!くそー!(自分が悪いんだけど)それと、(まだあんのか)チャック・ベリーがへんてこなストラト弾いてたのよ。やっぱりチャックにはギブソンの箱物のギター弾いててほしかった。