69年に弟ふたりと従兄弟の3人が加入。1973年にリリースされた名作『3+3』から「+3」の若者三人衆が全面的に演奏を任せてもらえるようになり、ここに名実ともに「愛ズレー節」ともいうべき独自のスタイルを確立させるのである。
ソウルフルな『3+3』と比べると、アルバム『The Heat Is On』はファンク(前半3曲)&メロー(後半3曲)だ。
1曲目“Fight The Power”から重量ファンク炸裂!パブリック・エネミーがもろ影響を受けたというのもうなづける。どっちかというとロック色の強い“Hope You Feel Better Love”でジミヘン直伝のアーニーのギタープレイが堪能できます。ホイットニーやキャンディ・ダルファーなんかにカバーされてる“For The Love Of You”→スウィィィィィートな曲です★おすすめ★ノーティ・バイ・ネイチャーのヒップホップクラシック“Hip Hop Hooray”( 「ヘェーイ・ホー」って言うやつね)でも有名なネタ“Make Me Say It Again Girl”なんかメロウとか何とかいうよりもエロでしょ、これ。さすが『愛ズレー』ズブ濡れです。この曲がのちのエロクラシック(?)“Between The Sheets”につながっていくんですな。
近年も『アイズレー』はサンプリング音源として注目されたり、R・ケリーなどのプロデュースなどで活躍している。メンバーは4→3→6→3→2→1or2と時代とともに移り変わりはあるが、今もその存在感はスゴイのだ!!!
前出の中学生兄弟も彼らを見習い、ぜひとも頑張ってもらいたいものだ。(エロは18才を過ぎてからね〜♪)