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| 奇形ブナ林に生まれる新たな命。日光が射す僅かなスペースにはブナの幼木が繁茂し生存競争を繰り広げています。手つかずの自然が豊富な証拠です。後方のブナも図鑑等で見覚えのあるブナとは異なり幾重にも枝分かれしねじ曲がっています。このような奇形ブナを当地では「あがりこ」と呼んでいます。ここのあがりこは薪材として人間が伐採したことで形成されたと考えられていますが、ブナを根元から切り倒すのではなく枝を切り1本のブナを長く利用しようとする先人の知恵です。人間の生業と自然が協調した、温かみのあるブナの姿だと僕は思っています。 |
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