タイム・トゥ・ラヴ Stevie Wonder
A Time 2 Love
■お約束
 3月に開幕したプロ野球も先日、我が千葉ロッテマリーンズの優勝で華麗に幕を閉じたわけですが、いやーほんと良かった。俺が生まれた1974年を最後に優勝してなかったんだから。このまま死ぬまでドアマットチームのままだと思ってたけど、応援してて良かった。「好きでいて良かった…」なんて、別マか銀色夏生ぐらいでしかお目にかかれないフレーズも自然に出るってもんです。

 そんなわけでいきなり熱くお送りしましたが、実は日本シリーズ見ててハッと思ったんです。プロスポーツと大御所ミュージシャンて似てるよなあと。プレイする側と、それを見守る側の所謂お約束の流れっつーか。コールアンドレスポンス?っつーか。
例えば、阪神タイガースに赤星って選手いるでしょ?べらぼうに足の速い盗塁王。彼が塁に出ると、観てる側は盗塁を期待するでしょ。期待するっていうか盗塁して当たり前だ、ぐらいは思うわけです。当然相手チームも盗塁するって分かってるから超警戒するわけで、牽制球などで阻止しようとする。

 赤星塁に出る→ファン盗塁を超期待→相手チーム超警戒

 そんな中でバシっと盗塁を決める!!!!相手に読まれてようがなんだろうが決める。これ超カッコ良い!!こういうせめぎ合いってやっぱりスポーツの醍醐味だと思うのよね。

 他にも古いけど野茂VS清原とかね。この場合は野茂だけど、

ストレートにこだわるピッチャー対速い球にも強いホームランバッター。清原は野茂がストレート投げるって分かってるし、野茂は相手がストレート狙いと分かってる中、それでもストレートを投げる。ファンもそれを分かってる。そして見事三振!!!!てこの流れ、最高に気持ちよくね?

 もう分かってんの、やることとか。それでもね、やっぱり興奮するし、感動するわけです。やること分かってんのに面白い!! で、大御所ミュージシャンの場合、赤星や野茂に当たるのが今回紹介するスティービー・ワンダーね。で相手チームがショウビズ界のシガラミや偏見など所謂壁。ファンは、まあファンだな。40年も音楽活動やってりゃ、そりゃあ色んな事があっただろうし、とんでもない壁に直面したこともあっただろう。でもそんな逆境をもはね返して、スティービーは毎度毎度素晴らしい作品を提供してくれる。聴く側にしたって、もう大体分かってんのな。いきなりそんな突拍子もないことするわけないし、相変わらずのスティービーワールド全開だってことはよく分かってる。はいはいお約束ね、みたいな。分かってんだけど、新譜出る度に新しい驚きを感じる。

 だからお約束と言っても、マンネリとは違うのだよ。吉本新喜劇とは違うのだよ!!!!
 そういった意味でも先日発売された新作をいつも通り期待して購入し、お約束のごとく「うわーやっぱいいわ」なんて分かったような口ぶりで言ってみたい。

 あれ、これまだ聴いてないの紹介していいんですかね?

リリース 2005 Collection of His Greatest Hits
おすすめ曲 未聴ゆえ…。
これも聴くべき!!
★ ★ ★ ★
トキ
Super Bad
レコードレビュー05
レコードレビュー03
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