かわいらしい頃のパッツィ・ケンジットが主演した映画「アブソリュート・ビギナーズ」が公開されたのは80年代の半ば頃だっただろうか?ロンドンのソーホーを舞台にジャズで踊る若者たち=ビギナーズを描いたミュージカルで・・・彼女以外あまり記憶に残らない内容だったと思う。だけど、シャーデーやスタイル・カウンシル、ジェリー・ダマーズ(スペシャルズ)などが参加したサントラは当時よく聴いたものだ。
その流れで80年代後半から90年代最初の頃に流行りだした“アシッド・ジャズ”もしくは“ジャズ・ファンク”に(それをどう呼ぶにせよ)すんなり入り込めたのだった。
ブランニュー・ヘビーズ、インコグニート、ヤング・ディサイプルズ、ガリアーノ、オマー・・・など等。音楽レーベル“トーキング・ラウド”や“アシッド・ジャズ”から出たコンピレーションアルバムなどをチェックし、気に入ったらそのアーティストのアルバムを買うというぐらいハマっていた。
そんな中、知り合いのDJの家で聴かせてもらったのが、ジャミロクワイのシングル「When You Gonna Learn」だった。そのかっこよさにしびれ、その場で何回も聴かせてもらったほどだ。バンド名も変なので、何回も聞き直さなければならなかったけれど。
その帰りだったと思うが、早速、当時心斎橋パルコにあったCISCOで「Emergency On Planet Earth」か