愛しのキッズ The Pretenders
Pretenders(愛しのキッズ)
■ ForeverYoung?
 僕の若い頃(今でもそこそこ若いけどね)、貸しレコード屋さんにはお世話になりました。借りてきたレコードをカセット・テープに録音、タイトルを手書きでカセット・レーベルに書き込んだりして、けっこうマメに整理してました。貸しレコード屋さんっておっちゃんひとりでやってるような小さいお店がけっこうありましたが、今のレンタルCDのお店は大規模なチェーン店がほとんどですね。録音もCDをパソコンにほりこんで、クリックひとつですべてが完了です。便利になりました。音楽データをオンラインでダウンロードすることもできるので、そのうちCDすらなくなるのでしょうか?
だんだん話がそれてきましたが、実は先日、とうとう愛用のラジカセがつぶれてしまい、カセット・テープを聴く道具が無くなってしまいました。今さらまたカセットプレーヤー買うのもねぇ…。ちょっと前から、カセットでしか持っていなかったアルバムをCDで買いなおしていたので、まぁ、もういいといえばいいのですが、このアルバムなかなか見つからなかったんですよね。プリテンダーズのファースト・アルバム「愛しのキッズ」。

 プリテンダーズは1979年、キンクスの名曲「ストップ・ユア・ソビン」でデビューしました。デビュー当時、ニュー・ウエイブとカテゴライズされていたような気がします。シンプルなロックン・ロールといえばそうなのですが、妙にシャープなサウンドで、今聴いてもまったく古臭く感じないんですよね。特にオリジナル・メンバーで録音されたファースト、セカンド・アルバム2枚は、逆に新しい感じさえします。
 ヒット・シングルも連発し、順調なスタートを飾ったプリテンダーズでしたが、ギタリストのジェイムズ・スコットとベーシストのピート・ファーンドンが、ドラッグの過剰摂取であいついで亡くなってしまいます。
しかしそんなトラブルも乗り越え、紅一点クリッシー・ハインドは、新メンバーで発表したサード・アルバムでもかっこいいロックン・ロールをぶちかましてくれました。それ以来何度もメンバー・チェンジをくり返しながらも現役で活躍、今ではロックの殿堂入りも果たした押しも押されぬ女性ロック・ボーカリストとなりました。

実は僕、サード・アルバム発表後84年の来日公演に行ったんです。なんと最前列!後にも先にも最前列なんてあのときだけ!すごいでしょう?ところがクリッシーのノリが悪く、演奏時間も1時間足らず。当然僕らは不完全燃焼、帰り道では友だちと文句タラタラ言ってました。後で分かったのですが、あのときクリッシーは流産しかけていて来日公演も途中で切り上げて帰国したらしいんです。そんな理由ならしょうがないですよね。クリッシー、ごめん。(クリッシーはキンクスのレイ・デイヴィスやシンプル・マインズのジム・カーと結婚してたことがあります。あれはどっちの子供やったかな?)
この度、ワーナーの名盤CDシリーズ(ForeverYoung)で初期のアルバムが復刻されたので、興味のある方は一度聴いてみてください。 (2号
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