この冬は例年の暖冬とはうってかわっての厳冬で、気が狂うくらい寒い日が続いておりますが風邪なぞ引いてませんか?最近は自ら発熱する肌着が売れたり、湯たんぽがリバイバルヒットしたりと寒さ対策も様々ですが、音楽好きならばやっぱりどれだけ寒い冬であっても音楽を聴いて、少しでも快適に過ごしたいもの。じゃあ何聴くんだって、そりゃあ季節感のある一枚ですよ。季節それぞれに合う一枚というのが必ずあるわけで、それは一人一人で違ってくるわけですが、私の場合冬といえばこれ。
アルバムジャケットからも分かるようにジャジーな曲が主で実に渋く、夏のサンサンと降り注ぐ太陽なんていう陽気なイメージは無し。全体的にモノトーンな感じが冬にぴったりで、ソリッドで冷たい雰囲気が漂っています。そして個人的にもの凄く気に入ってるのがスクラッチ。こちょこちょこちょこちょ、こそばす様なスクラッチが心地良くて、ナイスなアクセントになってます。
元々彼等(サイコレス、ジュジュ、ファッション)は他のアーティストのプロデュースやリミックスなどを手掛る、言わば裏方の3人組だったわけですが「ダサいラッパー達が俺たちのビートを台無しする」という理由でデビューしたお茶目な奴ら。理由が格好良いから当然ラップも格好良くて上手いです。
いつものように話はそれますが、以前電車で帰宅中何かの手違いで滋賀県の奥の方、もう片足三重県入ってますみたいな所まで乗り過ごしてしまったことがありまして、