今回紹介させてもらうのは、今のところ彼等の最新アルバムである「THE LAST DJ」です。まずジャケットが気に入って買いました。(笑)クレジットを見るとArt Direction:Adria Pettyとなっているので、もしかしたらトム・ペティの娘さんかな?写真はモノクロでブックレットのイラストもかわいいです。ジャケット裏のトムのどアップ写真はどうかと思いますが。しかもそこだけカラー。(笑)
もちろん内容も充実しています。曲調も軽快なロックンロールあり、ちょっとヘビーなリズムの曲あり、バラード調ありでバラエティーに富んでます。正直ストーンズの最近のアルバムより聴きごたえあります。現役感たっぷりと言うんでしょうか。あっ、別にストーンズのこと悪く言ってるんじゃないんです。ストーンズはもうあれでいいんです。もう今もやってるというだけで僕は満足ですから。キース命です。
一曲目のアルバムタイトル曲でまずトムの心意気を感じます。上司が何を言おうが、自分の好きな曲をかけて好きなことを喋るDJ。最後の本物のDJ。トムは自分の姿をそのDJに投影してるのでしょう。
彼等が来日しない理由はもしかしたら、日本では自分達の曲が、生活環境の違いや言葉の壁などで充分理解されにくいと思ってるからなのかもしれませんね。「金になるから日本に行こうか」というノリのアーティストより真摯な態度なんだと受け取っておくことにします。
日本にも彼等の本質を分かって来日を心待ちにしているファンもいるということが、彼等に伝わりますように。またキャンペーンがあれば、今度はちゃんと署名します。 (
2号)