The Last DJ Tom Petty & The Heartbreakers
The Last DJ
■ラスト・ロックンロール・バンド
 たしか2000年頃だったと思いますが、「TP&HB日本公演実現キャンペーン」ってのがあって、ファンの署名を集めてる時期がありました。僕もどこかでポストカードをもらってきましたが、結局出しませんでした。リッケンバッカーのイラストがカッコよかったので、そのまま机の引き出しにしまってあります。…あかんやん。
あれから何年か経ってますが、まだ彼らの来日は実現してません。トム・ペティはなんで来日してくれないのかな?ボブ・ディランと一緒に来たことはありましたけどねぇ。たしかに日本ではあまり人気がないようです…。僕のまわりにもトム・ペティのファンだという人はほとんどいません。アメリカではレコードもすごく売れるし、間違いなくビッグネームのひとりのはず。やっぱり日本人には理解されにくいバンドなのでしょうか?
僕なりに想像すると、やっぱりアメリカでの人気の理由は歌詞によるところも大きいのかもしれません。日本人は結局サウンド優先で聴いてしまいますからねぇ。日本で人気がでるにはちょっと地味なサウンドなんかな?僕は好きですけどねぇ。すごいバンドらしい音やし、リッケンバッカー弾いてるところがなんとも言えません。トムもギターのマイク・キャンベルもリッケン愛用してるのは間違いなくバーズの影響でしょう。はじめて買ったアルバム「DAMN THE TORPEDOES」のジャケット写真でもトムはリッケンバッカーぶら下げてました。あっ、ちなみにこの「DAMN THE TORPEDOES」トリプル・プラチナを記録する彼等の大出世作です。
 今回紹介させてもらうのは、今のところ彼等の最新アルバムである「THE LAST DJ」です。まずジャケットが気に入って買いました。(笑)クレジットを見るとArt Direction:Adria Pettyとなっているので、もしかしたらトム・ペティの娘さんかな?写真はモノクロでブックレットのイラストもかわいいです。ジャケット裏のトムのどアップ写真はどうかと思いますが。しかもそこだけカラー。(笑)
もちろん内容も充実しています。曲調も軽快なロックンロールあり、ちょっとヘビーなリズムの曲あり、バラード調ありでバラエティーに富んでます。正直ストーンズの最近のアルバムより聴きごたえあります。現役感たっぷりと言うんでしょうか。あっ、別にストーンズのこと悪く言ってるんじゃないんです。ストーンズはもうあれでいいんです。もう今もやってるというだけで僕は満足ですから。キース命です。
一曲目のアルバムタイトル曲でまずトムの心意気を感じます。上司が何を言おうが、自分の好きな曲をかけて好きなことを喋るDJ。最後の本物のDJ。トムは自分の姿をそのDJに投影してるのでしょう。
彼等が来日しない理由はもしかしたら、日本では自分達の曲が、生活環境の違いや言葉の壁などで充分理解されにくいと思ってるからなのかもしれませんね。「金になるから日本に行こうか」というノリのアーティストより真摯な態度なんだと受け取っておくことにします。
日本にも彼等の本質を分かって来日を心待ちにしているファンもいるということが、彼等に伝わりますように。またキャンペーンがあれば、今度はちゃんと署名します。 (2号
リリース 2002 Younger Than Yesterday
おすすめ曲 The Last DJ
これも聴くべき!!
★★★★
Super Bad
読者投稿
レコードレビュー04
目次
photodelic
エブリデイ・ピープル トップ