かわりに、オルガンのところにいってみた。だけどピアノはお得意ではあるが、オルガンなんて弾いたこともない。電源のスイッチさえどこにあるのか知らないという始末。(笑)
演奏中も舞い上がっていたのか、モニターのせいなのか、自分の音がよく聞こえなかったらしい。こうしてできたのが名曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」である(驚)
その後、ブラッド・スウェット&ティアーズの結成、BS&Tからの事実上の追放(泣)、ジミヘンやストーンズ(無情の世界)その他いろんなミュージシャンとのセッションなどを経てソロに至たったのである。
このアルバムは75年にリリースされたアル・クーパーのベスト盤である。当時リリースされたアナログ盤(2枚組)とは選曲が少し違うし、CDでは14曲入りなのだが、そのうち9曲がアル自身によってリミックスされている。ちなみにアナログでは1枚目が「The Songs」(CDでは8曲目まで)、2枚目が「The Jams」と題されており、それぞれタイトルに見合った選曲がなされている。
ベストなので曲もバラエティに富んでいる。ブラッド・スウェット&ティアーズから、スーパーセッション、ソロ、それに何故かボブ・ディランの曲(13曲目)まで入っている!
まぁ、俺の場合も、はったりなきっかけがなければ、今頃ここでこうして書いてはいないかもしれないから、結果としてはよかったんじゃない? (
1号)