アルズ・ビッグ・ディール Al Kooper
Al's Big Deal
■きっかけは「はったり」
 「おっ、久しぶり、最近何してんの?」
ドトールでコーヒーを飲んでいたとき、昔お世話になったショップの社長が声をかけてきた。
 「デザイン関係の仕事で・・・」と、俺。
 「デザイン?じゃホームページ作れるやろ。作ってよ!」
 「あぁ、はい。もちろん。ぜひ是非!!!!!」
もちろん『はったり』である。
ホームページなんか作ったこともない…(3年半前のこと)
 前々からやりたいとは思ってたことだったので、とりあえず返事しておいた、という感じである。その社長にはえらい迷惑な話ではあるが…。まぁ、受けた以上は何が何でも作り上げるっていう気持ちでね。
だけど何でもきっかけは大事でしょ?

 アル・クーパーも「はったり」で世間に名を知らしめた。まぁ、俺なんかとは全然スケールが違うけれども。
 ソングライターとしてヒット曲も出たアルは、それには満足せず、自らフォークギターで弾き語りを始める。あこがれのボブ・ディランを目指したのだそうである。そうこうするうちに、彼の願望が叶えられそうなチャンスが来たのだった。いや、自らが無理矢理実現させたというべきか・・・。とにもかくにも、ボブ・ディランのレコーディング・セッションに潜入することに成功したのである。(笑)
で、最初はギターで参加したかったそうだが、アルよりも上手いギタリストがいたので、思わず尻込み・・・。

かわりに、オルガンのところにいってみた。だけどピアノはお得意ではあるが、オルガンなんて弾いたこともない。電源のスイッチさえどこにあるのか知らないという始末。(笑)
演奏中も舞い上がっていたのか、モニターのせいなのか、自分の音がよく聞こえなかったらしい。こうしてできたのが名曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」である(驚)
 その後、ブラッド・スウェット&ティアーズの結成、BS&Tからの事実上の追放(泣)、ジミヘンやストーンズ(無情の世界)その他いろんなミュージシャンとのセッションなどを経てソロに至たったのである。

 このアルバムは75年にリリースされたアル・クーパーのベスト盤である。当時リリースされたアナログ盤(2枚組)とは選曲が少し違うし、CDでは14曲入りなのだが、そのうち9曲がアル自身によってリミックスされている。ちなみにアナログでは1枚目が「The Songs」(CDでは8曲目まで)、2枚目が「The Jams」と題されており、それぞれタイトルに見合った選曲がなされている。
 ベストなので曲もバラエティに富んでいる。ブラッド・スウェット&ティアーズから、スーパーセッション、ソロ、それに何故かボブ・ディランの曲(13曲目)まで入っている!


 まぁ、俺の場合も、はったりなきっかけがなければ、今頃ここでこうして書いてはいないかもしれないから、結果としてはよかったんじゃない?  (1号
リリース 1975 フリー・ソウル クラシック・オブ・アル・クーパー
おすすめ曲 Jolie
これも聴くべき!!
★ ★ ★ ★ ★
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