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Leon Ware |
Musical Massage |
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■エロジャケ・マッサージ |
iTunesの最新バージョンで、アルバムジャケットをパラパラ見られる新しい機能がつきましたね。いわば、アナログレコードを1枚1枚ショップで見るような感覚。。。それの横スクロール版。アカウントを取れば、自動でジャケットを見つけてくれるから便利、あ、便利。って思ってたら、iTunes Storeで売ってるアルバムだけなのね。まぁ、当然といえば当然か。
以前のバージョンならなければないで良かったんですけど、ずらっとジャケットを並べられた日にゃ、全部揃えないと何か気持ち悪いですねぇ。大抵アマゾンなんかで画像をゲットできますけど、フリー・ソウルみたいなコンピ版だとなかなか大変です。そのジャケットをそのまま貼るのもなんなので、収録されてるアーティスト別にオリジナル曲が入ってるアルバムを必死こいて探し出してるからね。こだわり派でしょ?
ないない言いながら朝まで検索してることもしばしば。何のために?という疑問はこの際頭の中から一切消し去り、デザインの勉強、音楽のうんちく。。。うんぬんかんぬんと大義名分が俺をさらに後押し!汗と涙の努力の甲斐あって、結構集めることができました。いやぁ、ずらりと並べたジャケットをスクロールするのは結構快感やね。右へ左へと動かしているうちに、はたと思いつきました。ジャケットでプレイリストを作ったら面白いんじゃないかと。。。まぁ、大した思いつきでもないですけどね。
写真やイラストなんかでアルバムを分類するってのは、いかにも普通なんで、やっぱり見た目にも楽しいものがいいですよね。。。じゃあ、当然エロジャケか★ |
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リオン・ウェアの"Musical Massage"はその筆頭に載せるべきアルバムだと思います。バスルームと思しき場所で肩をマッサージされて最高にエロい姿勢でこちらを見つめる女。誰もが手に取り裏返さずにはいられない計算された秀逸なデザイン。。。ジャケもさることながら、内容もまた然り。エロエロ全開です。それもそのはず、マーヴィン・ゲイの最高傑作との呼び声も高い性愛賛歌"I Want You"も元はといえば、リオン・ウェアの2枚目のアルバムとしてリリースされるはずだったから。モータウンの重鎮ベリー・ゴーディの計らいによって、新しい奥さんに夢中で創作意欲に欠けていたマーヴィンを音楽に引き戻したので、結果的にはよかったですね。それにもちろん、リオンのこのアルバムもリリースされ、彼の知名度も一気にアップしましたしね。
この2枚のアルバムはもちろんリオン作だし、バックのミュージシャンもほとんど同じなので、いわば兄弟のような関係です。ギターのデビッド・T・ウォーカー、チャック・レイニーとジェームス・ギャドソンのリズム隊。その他、キーボードもパーカッションもほとんど変わらぬ面子なので、続けて聴くには相性抜群ですよ!いや、続けて聴くべきだ!!
クインシー・ジョーンズに提供した曲のセルフ・カバーや、ミニー・リパートン、ボビー・ウーマックが参加した曲が聴きものです。さらに再発されたCDには"I Want You"に収録された曲のオリジナルも入ってるんで、聴き比べるのも面白いかも。
エロジャケって思ったほど持ってませんでした。キャンディ・ダルファーと小泉今日子ぐらいかな。アユとかHitomiとかソニンとか。。。今時買っても聴かんやろなぁ★ (1号) |
リリース |
1976 |
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おすすめ曲 |
Journey Into You |
これも聴くべき!!
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★★★★★
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