■”I'm Back”
ひさしぶりに聴いてみたけど、やっぱりおかしい。何回聴いてもおかしい。昔バンドで「スタート・ミ−・アップ」をコピーしましたが、イントロのリフを何回聴いても理解できませんでした。適当に雰囲気でごまかして弾いていましたが、今の僕にもやっぱりわかりません。キースが出だしから半拍くってはじまってるのか、チャーリーのドラムの入るところがおかしいのか、なんか知らん間にちゃんとあってるふうになってるけど、凄いね。ストーンズはそういうイントロけっこうある気がします。はっきりどの曲って覚えてませんけど。さすがストーンズ。世界最高のロックンロールバンドです。
実はこのアルバム、リアルタイムでストーンズの新譜を買った思い出の一枚です。当時はよく聴きました。というかこればっかり聴いてました。キースが歌う「Little T&A」が好きでしたね。この後「Let's spend the night together」って映画が上映されて一気にストーンズ熱が高まりました。なつかしいなぁ。今では僕も当時のストーンズのメンバーより年上になりました。時の流れは誰も待ってはくれません。
ここからが本題なんですが、今回なぜこのアルバムをひっぱり出してきたかというと、ソニー・ロリンズがサックスを吹いているからです。ストーンズはもちろん今でも大好きです。アイドルとして。でも正直ストーンズの新譜を待ち遠しく思ったりすることは無くなりました。寂しいことですが…。このアルバムが最後のストーンズかなぁ…。
個人的に最近はすっかりジャズの人になってしまってるのもあって、自分の持ってるロックのアルバムに誰かジャズの人が参加してないか調べてみたりすることもあります。そう言えば当時はぜんぜん興味なかったですけど、「tatoo you」でソニー・ロリンズが吹いてるのが話題になってました。…ような気がします。
ということで「Waiting On A Friend」のサックス・ソロが僕のソニー・ロリンズ初体験になります。あれから二十数年、ソニー・ロリンズは70歳過ぎても現役です。とりあえずリアルタイムで観られるならば観ない手はないかなと、ソニー・ロリンズのライブに行くつもりです。チケットとれるよね?たぶん。みなさん、5月16日大阪フェスティバルホールで会いましょう。
(2号)
The Rolling Stones
Tattoo You
★ ★ ★ ★ ★
リリース
1981年
おすすめ曲
Waiting On A Friend