南房総・外房 2004年11月21日〜22日

たろの海外出張の予定もなかなか確実に決まらない為、大々的な旅行計画も立てられないので、今回は千葉へ一泊旅行に出かけることにしました。

この旅行の最大の目的は、『砂風呂』です。
温泉が好きな二人は、以前から『砂風呂』に行きたい!!と思っていましたが、もう少し寒くなってから・・・と考えていたのです。
そして、最近めっきり気温が下がってきたことで、千葉房総の『砂風呂』へ行く事にしました。

当初の予定では、20日の夜出かけて観光地近くまで出向き、『大人の遊園地』で一泊・・・というパターンですが、今回は近場と言うこともあり、21日朝早めの出発をすることにしました。
さて、宿泊場所ですが、前日になって手配をすることに!
観光ガイドを見て、『オーシャンスパ九十九里 太陽の里』に決定〜と言っても、予約が取れなければ宿泊できません。さっそく予約の電話を入れました。そして、氏名・電話番号を告げると・・・電話の先から「ご住所は、○○市○○区○○の○○〜」と家の住所を見事ピッタシカンカン!
電話をしていたせーこの頭の中は、????状態でした。
思わず、「電話番号で住所までわかるんですか?」と尋ねたところ「一度、ご利用いただいたお客様のご住所はわかります。」との事。
しかし、たろにもせーこにも、そこの宿泊施設に宿泊した記憶はありません。。。。行って帰ってきた今でも、やっぱり記憶にないのです。(笑)
はて?いつ泊まったのでしょう?(謎)
そんなわけで、宿泊先も決まって、次の日の早朝出発の為、早めにお布団へ入った20日でした。

11月21日

朝は5時半起床で午前6時出発予定です。
無事に寝坊もせず、予定時刻には出発できました。

最初の休憩場所は、やはり『海ほたる』です。トイレとゲーセン休憩(笑)を取りました。
たろが抱えている黄色のビニール袋の中にはリラックマのぬいぐるみがいくつか入っています。まっすぐ目的地に向かって車を走らせてしまうと、かなり早い時間に到着してしまう為、ゲーセンで時間つぶしです。(笑)

さて、本日最初の目的地、館山の『マンボウ船上見学(波左間漁業協同組合)』に着きました。
実は、その乗船券売り場は『マンボウ船上見学』ではなくて『海中観光船』だったのですが。。。。
乗船券売り場で乗船券を購入しようとしたら、一人2,500円、二人で5,000円とのこと。(ちょっと高いような?)確か、『マンボウ船上見学』は資料によると一人1,000円だったはず・・・「おかしいな〜?」と思いながらも、とにかく船に乗り込み、マンボウが出現するのを今か、今かと楽しみにしていました。
でも、残念ながら、マンボウは姿を現しません。が、乗り込んだ船は海中船だったので、海の中の魚たちを間近に見ることができました。

船から降りて、帰り道に『マンボウ船上見学』の看板を見つけて、「あれ〜?やっぱり、私たちは違う船に乗ってしまったの?!」と言う事に気が付きましたが、当日その『マンボウ船上見学』は欠航の札がかかっていました。
考えてみれば、マンボウは暖かい海に生息する生物・・・寒くなったこの時期には見る事が出来ないのかも知れません。この次は、もっと暖かい時期にもう一度チャレンジしてみたいです。

マンボウが見れなかった・・・と悲しみに打ちひしがれながら(笑)、腹ごしらえをすることにします。
千葉と言えばやはり魚でしょ!なので、せーこは生ものは食べれませんが、ブランチは回転寿司に決定しました。
こちらも観光ガイドで『スーパー回転寿司やまと』に行く事にしました。お昼にはちょっと回転間もない時間だったので、待ち時間なく座る事ができました。
すると、この辺の回転寿司とは全然違います!!回転寿司とは思えない、新鮮さ!ネタ・シャリの大きさ!です。普段なら20皿くらい食べてしまうたろでさえ、11皿が限度でした。せーこは4皿が限度です。ネタによって値段は違いますが、二人で食べた金額2,898円、お腹ははちきれそうにパンパンでです。全皿100円均一の回転寿司で20皿以上食べたと思えば、ほとんど価格は変わりません。美味しくて、安くて大満足でした。
さすがに、私たちが帰る頃の時間には待ち行列ができていましたが、館山に行った際にはお食事にオススメです。

腹ごしらえをして、次の目的地『にゃんだ!PARK』(入場料1,000円、HPの表紙をプリントして持参すると900円)へ向かいます。
何と言っても、猫好きのたろにとっては楽しみにしていた場所です。
ここでは、猫が放し飼いにされていて、気ままに暮らしています。中に入ると、ふれあいゾーン・世界の猫ゾーン・日本猫ゾーンに分かれていて、それぞれのゾーンで思う存分猫と戯れる事ができます。
『にゃんだ!PARK』の向かい側には道の駅「とみうら」があります。そこでも自分たちへのお土産を物色しして、枇杷ソフトを食べました。

道の駅「とみうら」で勝浦の『海の博物館』(入場料200円)で「イソギンチャクの世界」という企画展が開催中であることを知り、イソギンチャクに興味深々のふたりは、『海の博物館』に向かいました。

「イソギンチャクの世界」
中では、クイズ用紙があって、実物を見ながら質問に答えていく形式で、イソギンチャクの知識を学べるようになっています。
変わった生物なだけに、出産や食事について意外なことを知る事ができました。

この日は、旅行計画の中に陶芸もしよう!というのも含まれていましたが、時間がなくなってしまったので、そのまま『オーシャンスパ九十九里 太陽の里』へ向かいました。
『オーシャンスパ九十九里 太陽の里』へ到着したのは、午後5時過ぎで、それからチェックインをして6時に『砂風呂』(別料金840円)を予約して、自分たちの部屋に入りました。この日泊まったのは、本館の周りに設置されたペンションです。8畳ほどの部屋にシングルベットが2つとテレビ・テーブル・バストイレ付きです。(宿泊代一人9,500円)

ペンション宿泊の場合は、お風呂のある本館まで歩いて(とは言っても、わずか数百メートル)行かなければなりませんが、宿泊者は『砂風呂』以外のお風呂や家族風呂は無料で入れるし、夕食も刺身を中心にわりと豪華、朝食はバイキングでまずまずでした。これで、9,500円はとってもお得♪な気分です。

11月22日

『オーシャンスパ九十九里 太陽の里』をチェックアウトして、次に向かったのは白子町の『白子町アクア健康センター』(入場料1,700円、HP割引券をプリントしていくと1,550円。砂風呂は別料金300円)
またしても、『砂風呂』が目的です。ここには、水着を着用して入れる温泉スパもあって、二人で遊べました。こちらの『砂風呂』は、少々温度が高めで、10分程度で二人ともギブアップでした。

お風呂で一汗流して、いざ出発!!海岸沿いに九十九里浜を北上します。
景色のいい広場を見つけたので、記念撮影をしました。

『飯岡海岸』
この『飯岡海岸』は、平成10年8月に犬吠埼東方の海域で「第5山菱丸」と「PRINCESS SEIKO」が衝突した際に流された重油が流れ込みました。漁協組合員や町役場職員、消防団員、サーファー、海の家の従業員、ボランティアなど千人以上の人たちによって重油の汲み上げ作業が行われました。
写真の記念碑は、その時に作られた物です。

『飯岡海岸』を出発して、『刑部岬展望館』を目指します。
途中で海岸沿いに作られた綺麗な公園『みなと公園』があったので立ち寄りました。
たろもせーこも子供心に戻って遊びます。網のブランコのような乗り物・・・動かすのが難しいです。
本当は、両サイドに人が乗ってどうにか動かす物のようですが、一旦お尻が網の目にはまってしまうと、なかなか抜けなくなってしまいます。。。もがき苦しんでいるたろの姿がわかりますか〜?

『刑部岬展望館』にやっと到着です。

『刑部岬展望館』
九十九里海岸を一望できる展望館です。
私たちが行ったときは休館していましたが、2Fにパノラマ展示室、屋上には屋上展望台があります。
写真は3階の「光と風と名づけられたデッキからの眺めです。

実はここまで辿り着く途中に、たろの大好きな手作りアイスクリームを食べてくるつもりが、結局、場所を探し当てられなくてアイスクリームがおあずけ状態でした。ここでは「北海道ソフトクリーム」があったので、やっとアイスクリームにありつけたたろは満足です。

次に目指すは『地球の丸く見える丘展望台』だったのですが、通り過ぎてしまった為、『銚子大橋』を渡ってみることにしました。
橋を渡ってから、折り返して『犬吠埼』へ向かいます。

『銚子大橋』
昭和37年12月に開通した、総延長約1.5Kmの利根川をまたぐ橋です。
川にかけられた橋としては、日本一の長さとのことです。
『犬吠埼灯台』(入館料150円)
明治7年にイギリス人リチャード・ヘンリー・プラントンの設計により造られた西洋型灯台です。
中には、99段のらせんの階段があり、そこから雄大な太平洋を一望できます。

この『犬吠埼』でたろとせーこは騙されました!
この右上の写真を見てください。いかにも、『犬吠埼灯台』は向かって左方向の看板があります。私たちはこの看板の指示に従ってぐるりとこの写真に見える建物を一周しました。(本当は、この写真真っ直ぐ正面方向が『犬吠埼灯台』です。)しかし、この建物の裏側にでるだけで、灯台へは行けません。
やもえなく、この建物(お土産やさん)の裏口から入ってもと来た方向に戻ろうとしたら・・・「駐車料金300円です。」と店員に呼び止められました。
え?!駐車料金?!
私たちは、この場所の向かい側の『犬吠埼マリンパーク』の駐車場(平日・無料)に車を止めているのに・・・・そう説明して、駐車料金は払いませんでしたが、この看板はひっかけです。。。この看板とおりに車を駐車場(お土産やさんの駐車場)に止めて、お土産やさんの中を通って『犬吠埼灯台』へ行こうとすると、駐車料金を徴収されます。

『犬吠埼灯台』の駐車場の件で気分を害した二人は、車を止めた『犬吠埼マリンパーク』のお土産やさんで、自分たちへのお土産(笑)を物色しました。写真の大きな恐竜の赤ちゃんは、『犬吠埼マリンパーク』前にいます。

『犬吠埼』を出発して、次の目的地『地球の丸く見える丘展望台』を目指します。
しかし、この展望台の案内標識がなかなか見当たりません。銚子の辺りをさまよっていてやっと小さな看板を発見し、その看板に案内されてやっと辿り着く事ができました。
案内標識はあまりないし、「本当に、こんな所を通るの?!」と思うような道を通るので、観光客にはなかなか行きづらい場所でした。
『地球の丸く見える丘展望台』に到着したのは夕方で、日没が始まっていて夕日が綺麗でした。

『地球の丸く見える丘展望台』(入館料300円)
愛宕山の頂上にあり、展望スペースからはその名の通り、360度の大パノラマが広がり、弧を描いた水平線によって地球の丸さを実感できます。

ここ『地球の見える丘展望館』で、またまたハプニング!
銚子と言えば「醤油」と思って、ここの売店で小さな醤油を一本買おうとして1万円札を出したら「細かいのでお願いします。」と1万円札を拒否されました。
私たちもこれから高速を使うので少しお金をくずしておきたかったのですが・・・・
こっちはお客なんだから、小銭だろうが1万円札だろうが受け取るのは店側の義務ではないかと思います。両替も、店の仕事のうちの一つではないでしょうか。せーこはなけなしの小銭を集めて醤油の代金を払いましたが、とっても気分を害した二人でした。

この後、本当は『成田ゆめ牧場』へ行って、バター作りに挑戦してみたかったのですが、時間がなくなってしまったので成田経由で帰宅の路につきました。まるで、海外旅行から帰ってきた気分です。(笑)
今回は、時間も短かったので、予定していた所を全てまわることができませんでした。また行こうね!