2004年2月8日〜9日 湯西川温泉「氷のぼんぼりとかまくら祭」

まず、旅行に行くきっかけになったのは、先日テレビで「かまくら祭」が放送されて、急にかまくらを見て、雪を見ながら露天風呂に入りたくなったからです。思い立ったら・・・すぐに「かまくら祭」について調査し、旅館を予約しました。
運がいい事に、行きたいと思った日程で旅館が取れたので、さっそく旅行に向けて計画を立てました。

スペーシア「けごん」
私たちは、近県の旅行となると車で移動することが多いので、特急列車に乗ったことがない為、この「けごん」という乗り物を調べることから始まりました。
「けごん」は、東武鉄道のスペーシアという特急列車で、浅草から東武日光まで運行しています。同じスペーシアで浅草から鬼怒川温泉まで運行している「きぬ」というのもありました。
私たちは、「けごん1号」に乗ったので、下今市で普通列車に乗り換えて鬼怒川温泉まで行きました。

北千住駅から「けごん1号」に乗り約1時間半で下今市に到着です。
下今市では、向かいホームに鬼怒川温泉行き「普通列車」が待ち構えていました。電車でも、ちゃんとアクセスできるように時刻表が構成されているようです。
普通列車に乗り込んで・・・「あれっ?!トイレがちゃんと付いてる!!」ちょっと驚きました。
普通列車で約20分で鬼怒川温泉駅に到着です。

鬼怒川温泉から東武バスで約1時間(実際にはそんなにかからなかったです。)行ったところに湯西川温泉があります。
本日のメインイベントPart1「かまくら祭」の会場が、終点かと思っていたら・・・人通りが多くて、「氷のぼんぼりとかまくら祭」と書いた大きな看板を見つけて、慌ててバスを降りました。私たちは「かまくら祭」の会場を通り過ぎた「山城屋ホテル前」で降りましたが、その前の「花と華前」のバス停が一番メイン会場に近いです。

さて、目的の『かまくらの中で出前』をしてもらおうとしましたが、手順がよくわかりません。売店の人に尋ねたところ、「出前できます。」と書かれたかまくらをまず決めます。その中のテーブルにテーブル番号と電話番号が書かれたメニューがあり、そこから電話で注文するらしいです。
いざ!携帯で電話〜と思ったら、持参していた携帯電話が圏外で使えません。泣く泣く、出前ではないですが、おでんと焼きそばを買って、かまくらの中で食べました。

午前11時半から『もちつき』が始まりました。『もちつき』が始まる前から、もうすでに「つき立てのお餅をもらおう。」という長蛇の列ができていました。
並ぶの大嫌いな私たちは並ばず、『もちつき』の様子を観覧していました。

『もちつき』が終わる頃に、無料サービスの甘酒をいただき、会場を後にします。
てくてくと温泉街を登っていき、『平家の集落』を通って景色を堪能し、また坂を上っていくと『清盛』という温泉と食事のお店があったので、そこで山菜そばとわっぱめしを食べました。お風呂も入ろうかと思いましたが、日曜日で混雑していたため、今回は見送りです。。。どうせ、今夜は旅館でお風呂三昧できますし〜

時間つぶしに『湯西川公共浴場』(料金はお気持ち・・・200円以上で入れます。)を探し当てて行ってみましたが、鍵も付いてなく、他の人に覗かれてしまうので断念です。
また、坂を上って行くと『平家の里』があります。

『平家の里』
入場料500円
私たちは記念撮影だけでしたが、平家落人たちの生活様式を永く保存、継承する拠点として再現された施設です。藁葺き屋根の家で木じゃくしや木鉢の販売がされているようです。

『平家の里』を更に登っていくと、川沿いにミニかまくらがたくさん作られていました。この小さなかまくらは、町のあらゆる所に作られていて、夜になると中のロウソクに火が灯されます。
この会場は、宿泊する旅館からさほど遠くはないので、夜にまた来ることにして旅館へ向かいました。

本日のお泊りは『上屋敷 平の高房』です。外観はずっしり重みのある木作りです。大浴場はもちろんのこと、男女別の大露天風呂あり、貸切り露天風呂ありです。これで一泊二食つき一人1万2千円(平日)はやす〜い!!オススメ宿に認定しまいた。(笑)
旅館に着いたのは、チェックインには少々早めでしたが、それほど待たずに部屋へ案内していただきました。

お茶目なたろとせーこは、大露天風呂で、ついたて越しに雪合戦を楽しみました。
お夕寝後は夕食前に、大浴場で目覚ましです。

さて、夕食の時間です。本日のメインイベントPart2です。
囲炉裏端には、いわなととうもろこしと鶏肉と野菜の串物、お餅、一升べら(?)が刺さっています。(自分で程よく焼きましょう!)
お膳も、鶏の鍋物、ふろふき大根、ゆばの刺身、酢の物、煮物、サーモンのお刺身、きのこの和え物、山菜の佃煮やえびと春雨のから揚げが並んでいます。
食前酒は、とっても飲みやすくて、お酒の飲めないせーこも大満足です。

夕食後、ミニかまくら会場へでかけました。歩いて10分もかかりませんが、道は雪・・・旅館で貸し出しているブーツを借りて出発です。
本日のメインイベントPart3です。

昼間見たのとはまた違う、幻想的な世界です。

本日のメインイベントPart4〜貸切り露天風呂です。
子供のいない私たちに何故に『子宝の湯』?これから、がんばれとのこと?!(笑)
今回は、大サービスでたろとせーこの入浴シーンも掲載です。(見たくなかった〜なんて、言わないで下さいね。)

楽しかった『氷のぼんぼりとかまくら祭』『露天風呂満喫』の旅は終わりました。
電車旅行をあまりしない私たちには、今回の旅行に大満足!!「来年も雪国に行こうか〜」と今から言ってます。

実は、帰ってきてから旅館の部屋のコンセントにデジカメの充電器を付けっぱなしにしてきたことに気が付いて、旅館へ電話しました。着払いで送ってもらえるということで一安心です。
壊れ物でもないのに、丁寧に箱詰めにして充電器がすぐに送られてきました。最後までお世話になりました・・・『上屋敷 平の高房』
こういう細かい気遣いも嬉しいです。