工夫&節約 「試薬を節約して計測回数を増やそう」
前回のpH試験紙と同じ考えです。今度は試薬が「液」であることに着目です。
試薬の測定は、(測定する)水と試薬の比率が変わらなければいっしょだろうという考えです。
この試薬の場合、水2.5ccに試薬1&2をそれぞれ3滴ずつ滴下します。ということは、試薬を2滴ずつに節約し、測定する水は、2.5×(2/3)≒1.7ccでOK。こうやって水1.7ccを試薬2滴ずつで測定すれば、1.5倍の回数測定可能に!
左の写真が測定液と試薬を混和する試験管です。本来なら2.5cc(黄色の矢印)まで水をいれるところ、1.7cc(赤の矢印)まで水を入れて測定するわけです。試薬(液)タイプでは概ねこの技が使えると思います。さらに試薬を1滴(水は0.8cc)にするという方法もあります。でもあまり量を減らすと、測定誤差が増えるおそれ有り。まあ、亜硝酸なんて、有るか無いかだけわかればいいので、無理ではないのですがね・・・。
ぷーさんの知恵袋