香港・メタバリアント、知的クリッター

ハレー彗星の忘れ物のお陰で人は大きく変化した。
魔都・香港は様々な人種を飲み込む坩堝の為
かわった変異の人材も多く訪れた。


ドレイク専用追加ルール

ドレイクは人間の姿とドラゴンの姿の2つを持ちますが、それ以外にドラゴニュートの姿になる事ができます。
強大なドラゴンの力を人の姿に押し留めている姿となります。
ドラゴンごとに特色が下記のように分かれます。
また望むのならば魔法使いかアデプトかミステックアデプトの特徴を含んでいる事としてもよいです。
ただし、ケモノ所持者はドレイクになることは出来ません。

『共通能力』
《二元生物》《元素属性攻撃》《強化感覚(聴覚、低光量視野、嗅覚、熱映像視野)》《硬化装甲2》《魔力装甲2》《身体武器》

『コモン・ドレイク』
通常の移動速度での飛行、【強靭力+2】、【筋力+3】
爬虫類の瞳を持ち、頭部から角を生やし、ドラゴンの尻尾と蝙蝠のような羽と長い爪が生える。

『フェザード・レイク』
通常の移動速度での飛行、《毒》、【敏捷力+1】【強靭力+1】【反応力+1】
爬虫類の瞳を持ち、鮮やかな色の翼が生え、毒を分泌する細長い尻尾が生える。

『オリテンタル・ドレイク』
通常の移動速度での飛行、【敏捷力+1】【強靭力+1】【筋力+1】
爬虫類の瞳を持ち、頭部から角を生やし、皮膚の一部に鱗を持つ

『シー・ドレイク』
水中を通常の移動速度で動き水圧からのダメージ無効
【敏捷力+1】【強靭力+1】【筋力+1】
鰓と鱗と長い尻尾を持つ

ドレイク専用資質

チャイルドドレイク…30BP
ドラゴニュートの姿と人の姿にしかなれない未熟者のドレイク。
ドラゴンからは保護を受けられず、人からも受け入れられない悲しき亜竜。
追加で35BPもしくは70カルマを支払う事でドレイクになる事ができます。
このチャイルドドレイクであることがばれた場合、悪名が+2されます。

ドレイク専用メタマジック

『竜鱗』
魔力を循環させ、生来習得している硬化装甲をよりドラゴンに近づけるためのメタマジック
硬化装甲のLvに+階梯されます。

『竜球』
魔力を循環させ、生来習得している能力値強化をよりドラゴンに近づけるためのメタマジック
+される能力値に+(階梯/2)させる事ができます。


追加吸血種

 『リリス』 100BP

HMHVV−Tの亜種。
あらゆる種族に感染するが、条件が限定的かつ変化が劇的なレトロウィルス。
感染例は確認されたものは千例以下の為、多くは謎に包まれているがこのウィルスの生存には成長ホルモンが大量に必要で二次成長期を終える頃には
ウィルスの生存に適さないホルモン量になってしまいほぼウィルスは死滅してしまうと考えられている。
ただし発病後は老若男女種族とわず、身長110cm〜150cm前後の所謂ロリと呼ばれる外見に変化する事になる。
ただしトロールなどの強力な筋繊維は維持されており種族適正は残されている形になります。
軍事的利用なども一時期は考えられたが、化学繊維にアレルギーがあり兵装に不安が出るため計画は頓挫した経緯がある。
外見は美女であり、普通の食事を取れば平熱を維持できる隠密に特化した感染種とも言える。
体液を必須としているが、普通の食物も食べることができ人間と同じ平熱を保つ場合は1日2000キロカロリー程度の食事が求められる。
体液以外は摂取しなくても生存はできるが、その場合は体温は徐々に失われていき最終的には死体と同程度の体温にまで下がってしまう。

パワー:
 強化感覚(聴覚、嗅覚、熱映像視野)、エッセンス吸収、耐性(老化、病原体、毒)、感染(二次成長期のみ)、身体武器/噛みつき、再生、魅惑、二元生物
弱点:
 アレルギー中度(化学繊維)依存症/重度(ヒトの体液)、必須食物(ヒトの体液)、エッセンス喪失(六ヵ月ごと)、幼生成熟
能力値強化:
 敏捷+2 反応力+2 筋力+2 魅力+2


追加知的クリッター

 『シェイプシフター・鼠/栗鼠』 30BP

大量の鼠の中から生まれたシェイプシフターです。
分母が大きければシェイプシフターが生まれる可能性は増えるわけです。
つまり鼠の覚醒種としてシェイプシフターが生まれる事もありますが、立派な知性がある教育を受ける前に死ぬ事も多く
余り人の目に付かなかった経緯もありましたが、この香港では何故かよく見かけるようです。
小さく成長も早く数年で大人となりますが、人の姿になってもも鼠としての特徴として体格は100〜130cmほど小柄で子供と殆ど変わらない姿となります。
さらに切歯は死ぬまで伸び続けます、定期的な手入れを必要としています。
都市部に生まれたものは無教育のかわりに発情期Lv4に差し替えてもよいです。
稀に栗鼠からもシフターが生まれます、その場合は敏捷を4/7(10)にさげる代わりに魅力が2/7(9)になります。

【シフター能力】 リーチ -1*、身体武器(筋力/2+2)、強化感覚(聴覚、低光量視野、嗅覚、味覚)、オーガの胃袋、毒物耐性+2
  【動物時の移動力】 歩行:10m/走行:40m
強靭力 敏捷力 反応力 筋力 魅力 直観力 論理力 意志力
1/2(3) 5/8(12) 4/9(13) 1/2(3) 1/6(9) 3/8(12) 1/4(6 1/4(6)

*は動物時のみ有効

『ゲイザー』 100BP

見つめるもの、睨みつけるものの意を持つ知的クリッター。
ヒトの少女のような姿に単眼と複数の触手を頭部から背部に持つ。
性別は基本雌。稀に両性具有がいるが純粋な雄は存在しない。十数体から数十体の群れを作って生活をしている。
知能は高く、言葉を教えればそれを覚え道具の使い方も理解できる知能を持つ。

この知的クリッターは繁殖のために寄生している母体と繁殖できる知的生物の雄を(性的に)襲い種を奪う。
彼女達の縄張りに迷い込んだ男達の末路は…まぁ、殺されるということは無いが性的に酷い目に合わされるため、多くの場所では忌避される(特に女性に忌避され る)。
見た目の怖さで大体の男性も忌避します。

と表向きはされているが実態は人類に寄生する生物。
脊髄から脳を寄生し人格から体の末端までを支配している。
触手は最低10本以上あり、寄生主の体の四肢とそれ以外に2本の腕を持っているに等しい。
また、全身をぬめぬめとした体液に覆われており微弱な電波や音波を感じ取り知覚している。
その為、衣類などを着るとすべての知覚に−4のペナルティがかかってしまいます。

彼女らの生態は人間の体で孕むと雄雌を識別し雌(妊娠能力を持つ)ものに自らの卵を受け付け繁殖します。
生まれた頃には既にゲイザーに寄生されており人としての人格等を持ちません。

  【パワー】
   ・柔軟間接肢Lv2 ・全周視界 ・補助脳 ・生体ソナー ・老化耐性
   ・知覚強化(赤外線、低光視野、大光視野、ダンパー)・第二の心臓 ・再生 ・水中視野
  【弱点】
   ・サイクロプスの目 ・幼体成熟 ・無教育 ・第三の目(触手の先に目がある)
   ・アレルギー(軽度・乾燥) ・脆弱性(火) ・必須食物(寄生先と同種の体組織/3ヶ月で体重と同程度)
   ・燃費の悪い体Lv4
強靭力 敏捷力 反応力 筋力 魅力 直観力 論理力 意志力
4/9(13) 3/8(12) 1/6(9) 5/8(12) 1/6(9) 3/8(12) 1/8(12) 1/6(9)

『アルティメット』 100BP

  VITASは最終的に人類のおよそ30%殺した未曾有の危機を乗り切った人類は気がついていなかった。
  ポストヒューマンと言われる新たな人類と思われる種の誕生に
  彼らは人類から生まれたが機械の親和性が非常に高く、肉体の拡張性が非常に優れている。
  まだ彼らは旧人類と同じ人類と思い人類と共同生活を送っている。
  このマナが増大している第六世界と相反する機械文明に適合したこの種はどこに行くのか
  あらゆる人類から生まれる可能性があり外見も親から受け継いだものとなりますが、アストラルにかかわることでは人と認識されません。
  科学的調査では人類と判断されます、その為あらゆるインプラントとジーンウェアとナノウェアを適合することが出来ます。
  ただしアストラル的資質は一切取得することが出来ず、HMHVVにも完全な耐性を備えております。

  【パワー】
   ・融合癌細胞 ・HMHVVの完全耐性
  【弱点】
   ・魔法薬の無効化 ・覚醒者の資質の取得不可
強靭力 敏捷力 反応力 筋力 魅力 直観力 論理力 意志力 エッジ
3/9(13) 2/8(12) 1/6(9) 2/8(12) 2/7(10) 1/6(9) 1/6(9) 2/7(10) 2/7

追加メタバリアント

 『ヒューリーメタバリアント』

  ヒューリーヒューマン(0BP)/ヒューリーエルフ(25BP) /ヒューリードワーフ(20BP)
  ヒューリーオーク(15BP) /ヒューリートロール(35BP)
  怒りを表す名を持つすべてのメタヒューマンのメタバリアント
  中東の紛争地帯で最初に発見されたメタバリアント
  紛争地域の熟練の少年・少女兵の殆どの場合がヒューリーと考えられている。
  遺伝子的特長としては成長は早いが第二次性長期が始まらず成長が止まると推測される。
  元となった種族的な能力とは別に戦いに適した身体能力を持つ半面
  外部からの干渉に意思を貫く事ができづらい脳の構造であり、宗教やカリスマな人につき従いやすい性質を持つ


  有利な能力
   メタヒューマンの能力に下記を追加
   メタ遺伝子による強化『反応力』、熱映像視野、低光量視野、俊足

  不利な能力
   幼生成体、意志薄弱、隷属癖、未熟な精神


 『ティル・ナ・ノーグ』(0BP)

  桃尻ヤマメの所持する『桃源郷』、蛇姫が所持する『竜宮城』等の
  巨大なアストラル列溝により、強制的に二元生物として資質を与えられ
  加速したアストラルに引きずられるように強引に肉体も成長して育ってしまった子供達
  自認年齢12歳を超えて、このような地域で育った場合、文明世界から乖離しているためいくつかの難点が発生する
  そのかわりに第六世界ではあり得なかった野生児のような生活をする為、自然と運がよくなっているとも言えます。
  たった5日で15歳まで成長できる、この特異な島の生まれならば、最新のジーンウェアが遺伝している事もあるでしょう。
  これは種族BPに追加して消費になるため有利な資質制限の35BPには影響しません。

  有利な能力
   幸運

  不利な能力
   無教育


  『ケモノ』(10BP/20BP/30BP)

  広義的にはチェンジリングの一種だが、一部の愛好家の寄付と重度のケモナーの博士たちにより急速に研究され
  ある一定の法則を示す遺伝子データを持つモノを一つに纏めた非公式的なメタバリアント種族。
  名前が示すように日本語のスラングでもある「ケモノ」のような風貌を持ちます。
  大きく分けて3タイプあり、下記の様な特徴があります。
  これは種族BPに追加して消費になるため有利な資質制限の35BPには影響しません。
 
  『ケモノT』10BP
  動物の様な耳を頭頂部に持ち、尾てい骨からバランスを取る為の動物の尻尾が生えています。
   また種として尻尾が短いものの場合は変わりに聴覚が発達しているなど多種多様の変化があります。
  共通項としては運動性能に優れており、比較的変異も少なくファンションとして社会的にも認められやすいケモノになります。
  ケモナーと呼ばれる性癖を持つモノの中ではそれでは物足りないと言う物もいる。

  『ケモノU』20BP
  ケモノTにくわえ、四肢にもケモノの特徴が出ており逆関節だったり肘や膝まで毛皮で覆われていたり
  ジャパニメーションの獣人といった風貌となります。
  身体能力は強くなりますが、代わりにジャパニメーションによくある獣人のような精神障害を発症しやすくなります。

  『ケモノV』30BP
  ケモノUにくわえ、全身が毛皮に覆われ動物と同じように衣類を着なくても外気温の変化に対応でき
  毛皮の上に何かをまとう事を嫌がるようになります。ここまでくると社会生活を営むことはかなり厳しくなる半面
  人間以上身体能力を発揮する事ができます、その為ある企業では適切なカウンセリングにより、精神を人間よりにして
  脱毛処理などをくわえて、ケモノUまでの見た目に戻し警備員として採用しているところもあります。
  (裸族主義は買戻しできます。また大規模整形手術により毛皮に関する資質を排除する事はできます(BPやカルマは戻ってきません)


  有利な能力 (ケモノT)
   メタヒューマンの能力に下記を追加
   肉体能力値の1つを+1 、安定尾or鋭い聴覚

  不利な能力
   獣耳Lv1

  有利な能力 (ケモノU)
   メタヒューマンの能力に下記を追加
   肉体能力値の2つを+1、安定尾or鋭い聴覚、猿の足+低光視野orサテュロスの足or鋤鼻器

  不利な能力
   獣耳Lv2、独特の毛、発情期Lv2or隷属癖+軽度孤独恐怖症

  有利な能力 (ケモノV)
   メタヒューマンの能力に下記を追加
   肉体能力値に+3点好きなように割り振る、安定尾or鋭い聴覚
   断熱性の革皮or保護色毛皮
  (猿の足+低光視野orサテュロスの足or鋤鼻器or長い牙or鉤爪 Lv2or鉤爪Lv1+牙or角+俊足)の中から2つ

  不利な能力
   獣耳Lv2、発情期Lv3、裸族主義、


 『天女/ワルキューレ』(50BP)

  天に魂を誘うもの、戦死者を選定するものの名を持つエルフのメタバリアント
  彗星の忘れ物以降、紛争地帯にて武装もせずに恍惚の笑みを浮かべたまま死んでいるエルフを見かける事が多く
  それの謎を解くために、アレス工業が遺体を集め見聞した結果判明した種族。
  極めて美しく社交的ではあるが、同時にアドレナリンジャンキーであり戦闘で死者が発生するところを見ると幸福感に溢れる特徴がある。
  皮肉をこめて、天女/ワルキューレと名付けられるが、いつどこで発生するか不明の為詳しい研究を待たれている。
  ヒューリーの指導者となり、戦場を渡り歩いている傭兵がいるといわれている。

  有利な能力
   メタ遺伝子による強化『魅力』、魅惑、低光量視野

  不利な能力
   戦闘狂、強迫行為/戦闘時の止めの強要

 『淫狐』(85BP)

  エルフのメタバリアントであり、エルフ耳は存在せず狐耳と狐尻尾を持つケモノのような種族。
  それは1匹の雌狐から始まったものである、すべてを誑かし、取り込み、交わり、肉溺れ溺れさせ
  やがては狐は増え世界を侵食している。非常に魅力的で多芸ではあるが淫蕩に溺れやすく
  個としては成立ししづらく、群れ他者を篭絡することを好んで行う傾国の種族です。

  有利な能力
   メタ遺伝子による強化『魅力』、卓越した能力値『魅力』、魅惑、低光量視野、裸魂、語学の天才、肉体能力値の2つを+1、安定尾、鋤鼻器

  不利な能力
   裸族主義、セクシャルシーカー、発情期Lv4、獣耳Lv2、独特の毛、軽度/孤独恐怖症、スリルシーカー、ケモノの取得不可

 『修羅』(45BP)

  ただ戦いたいがために戦いそして死ぬ。
  死ぬ為に戦うのか、いや生きたいがために戦う。
  破滅思考を持つがゆえに戦い続けるオークのメタバリアント
  彗星の忘れ物以降、戦場などで見かけるようになった戦闘の為だけに特化した体を持つオーク
  論理的思考を好まず、本能の赴くがまま戦う生き物である。
   また、サイバーアイは入れられない視神経構造をしている。

  有利な能力
   メタ遺伝子による強化『筋力』、低光量視野、オーガの胃袋

  不利な能力
   戦闘狂、狂乱戦士、派手な色の瞳

 『セリアンスロゥプ』(50BP)

  獣頭人身のトロールのメタバリアント
  神の天罰だと言わんばかりに紛争地帯に突如現れた種族である。
  クリッターと思われていたが、会話が成立しトロールのメタバリアントである事が判明する。
  また既存のトロールと違い頭の回転の速さ敏捷性の器用さは一線越えておりトロールより優れていると言われている。
  しかし、変化する前のSINに記載されている遺伝子情報とは一致せず、本人証明が非常に困難になり
  SINレス増加の遠因でもあるり、本人証明が出来たものは、変化を直接見たものの証言及びサイバーアイの映像
  そのほかにも多数の記録媒体により本人が変化したものと認定され、一部SINが復帰出来た者もいるがクリッター扱いされることが多く
  大多数の者は影や戦場の中でしか生きる糧を得られない。頭部の獣は様々で確認できているのは犬、猫、羊、ヤギと哺乳類となっている。
  またオーク以上に多産で尚且つ妊娠期間が6ヶ月と非常に短く不思議な事に様々な種族の子供を生めることが多い。
  男性は種族をとわず孕ませる事ができ、子の種族は母親の種族になる。
  セリアンスロゥプの母体から生まれた子供は7歳までの最新データとしては、まだインジェンティズ種やロバタス種の性質も出ず
  ホモサピエンスのままの子供の存在も確認されている。人数こそ少ないがヒューリーの形質を持つ子供もいるといわれている。
  その為、彼らは常に企業に狙われている実験体でもあります。
  平均身長は2.8m

  有利な能力
   熱映像視野、オーガの胃袋、リーチ+1、メタ遺伝子による強化『敏捷』、メタ遺伝子による強化『論理』

  不利な能力
   奇形/獣頭(フリークスの影響を受ける)、獣耳Lv2



追加メタ遺伝子資質

 黄金比率もメタ遺伝子として使用する事ができます。

有利な資質

『ヒュペリオン体質』(10BP)
 筋肉の質が人類と異なり強靭でしなやかになります。
 その為、必要カロリ-が同じ体格の人間の3倍ほどになり生活費を+30%することになります。
 そして体重は体格の平均値の2倍となります。
 筋肉と強靭な骨格のおかげで水泳に-2のペナルティと一部のインプラントの効率が増加します。
 (骨格補綴や骨密度強化の水泳ペナルティの抹消と素手戦闘のダメージ値+1、トルソ無改造時、リム強化の限界値+1)
 さらに【強靭力】と【筋力】の最大値と現在値を+1され体重を除く外見は同じ体格の平均的な種族の姿と変わる事はありません。

『鬼種の肉体』(10BP)
 脊髄及び神経系統が過敏となり、人類と異なり細やかな動作や反応力に優れます。
 ただし、その代償は必須カロリーの増大、それにより赤子時の致死率の高さを跳ね上げます。
 必要カロリーが同じ体格の人間の3倍ほどになり生活費を+30%することになります。
 さらに【反応力】と【敏捷】の最大値と現在値を+1され、すべてのコンディションモニタ(肉体/精神)のマスを1つ増やします。
 また外見は同じ体格の平均的な種族の姿と変わる事はありませんが、 膨大なカロリー消費を常に行っているため
 基礎体温が非常に高く排熱性の高い服でなければあっというまにのぼせてしまいます。
 専用の防具として+30%の価格を増す必要性があります。
 その高い体温は赤外線視野や熱映像視野などの体温を確認するセンサーの判定に+2のボーナスを与えてしまいます。

『人獣因子』(10BP)
 肉体能力値を2つ選び、最大値と現在値を+1させます。
 遺伝子的には人の形をしていますが、獣とほぼ変わらず
 骨密度、筋肉、関節などが強化され人型の肉食獣ともいえる性能を持った体になります。
 その為、人間用のインプラント(バイオ、サイバー)は正常に機能せず。
 特別な調整が必要となり、エッセンス消費と価格が2倍となります。
 また肉食獣としての因子が多く生肉の摂取及びキシリト-ルなどの人間には無毒だが元になった動物には有害な成分を摂取すると
 強度8の精神ダメ-ジの即効性の毒として扱われます。また生肉の摂取が必要となる為生活費用は+30%増しとなります。
 この資質は取れるのはメタヒューマンのみです。

『半獣人』(10BP)
 シェイプシフター専用の資質。
 耳、尻尾、特徴的な毛質の体毛、皮膚の40%以上の毛皮、防具装着不可、瞳、元となった動物的行動癖等の部位から4つほど選び、本来の獣の姿を人に変身しても 保っています。
 逆説的に言うと、非常に獣としての本能が強いです。
 肉体能力値を2つ選び、最大値を+1させます。

『獣心』(10BP/20BP)
 直感力、意志力、魅力の中から2つ選び、最大値と現在値を+1させます。
 遺伝子的には人の形をしていますが、脳形状は動物に適したものとなります。
 その為、小火器技能グループ及び重火器及び機械整備グループの技能を修得できず苦手として使います。
 重ね着も好まずインナー装備も基本的には嫌います。 シフターも習得できます。
 Lv2にすると4つ選べるようになりますが、刀剣、棍棒、特殊武器、特殊射撃、弓を苦手として扱います。
 またより心を獣に傾いているため、冷静テストなどの意思を押し込める目標値が+2されます。

『萌え化』(+5BP)
 別名ジャパニライズと言われる変化
 小柄な少年少女の思えるオ-クになったり、 異様に長い耳を持ったエルフ。
 皮膚下沈着物質が片腕だけに集まったトロ-ルの様に、ジャパニメ-ションのような外見に変質したことを示す資質になります。
 一般的に愛らしくなり、【魅力】の自然限界値を6にまで上昇させます。
 自然限界値が6以上の種族が取得した場合は外見は美人である事をデ-タ的に裁定します。

『融合癌細胞(フュージョンキャンサー)』(35BP)
 貴方の細胞は秩序ある癌細胞です。
 あらゆるインプランと遺伝子改変に対応しておりインプラントで消費させるエッセンスを-30%してくれます。
 ただし、この細胞は決して貴方の味方ではありません。
 毒物、病気、あらゆる免疫に関する抵抗テストにエッセンス(端数切捨て)に等しいダイスペナルティを与えてくれます。
 また発がん性の可能性がエッセンス(端数切捨て)+1倍されます。

『柔軟間接肢』(10BPから+5BP)
 後背部より、身長の2倍ほどの筋肉で出来た触手がはえています。
 Lvごとに5本生えており、それぞれを5本セットで自分の手のように扱うことが出来ます。
 5BP消費するごとに5本増やすことができ、腕が1本増えたと計算します。
 また、5本ごとに本体と同じ重量が増えることとなります。
 この触手は5本で、筋力/2程度の力を持ち利き腕ではない腕として使用することが出来ます。
 5本ごとに社会判定−2されます。−6を越えれば表で生きるのは苦痛しかないでしょう。

『補助脳』(10BP)
 脊髄の一部が大きく発達し背中にせむし男のように大きな瘤があります。
 そこにはもう一つの脳と言い換えても良い器官があり、利き腕の数を1本増やし
 尚且つ恒久的に行動時にできる簡易動作を1つ増やしてくれます。
 また全周視界やサイクロップスの目のペナルティを無効化します。
 すぐれた補助脳は本体に動きをサポートしてくれますが、社会判定に−2されてしまいます。

不利な資質

『獣耳』(-5BP/Lv)
 社交系技能に-Lvのペナルティを得る
 Lv1は外耳が獣の耳のように変形しているか頭頂部に獣の耳が生えてしまっている事を表す資質
 Lv2は獣の耳が生えており、尚且つ聴力はそこで維持されているためサイバーイヤーの導入が出来ない資質

『獣頭』(-15BP)
 人の体にある程度擬人化された哺乳類の頭が乗っかっている事を表す資質になります。
 外見が変わっているだけでサイバーアイやイヤ等は正常に機能します。
 今のところ確認されているのは犬、狼、猫、羊、山羊となります。
 フリークスとなり社会判定-3、脅迫に+2の修正を得ます。

『機能のない角』(-5BP)
 武器に使うことができず、かと言っても生活の邪魔にならないわけではない角が生えています。
 特注したものしか頭を覆うことが出来ず、変装に−2のペナルティを与えます。

『燃費が悪い体』(-5BP/Lv)
 貴方の体はあらゆる理由で必要カロリーが非常に高いです。
 ダイエットの心配が無いとも言い切れますが、Lvごとに必要な食事量が1人前増えます。
 つまり生活費が+10%増しになります。それ以外にも飢えの速度もLv倍されます。

『発情期』(-5BP/Lv)
 獣と同じように発情期があります。
 同種族の異性に対して積極的にアピールをしだします。
 また、避妊薬を使わないで性交すると発情期間中は確実に妊娠します。
 セッション開始前にLv個のダイスを振り1がでると発情期となります。
 発情期間中に1度でも性行為を行っていない場合はすべての行動に1の出た数だけペナルティがあります。
 もちろん性行為をしたとしても期間中は頭の中はピンク色です。落ち着くのは1が出た日の数分だけ経過を待つだけです。
 さらに同種族の発情期持ちが近くにいた場合、どちらかが発情した時点で発情期となります。
 また発情期の周期は半年(24週間)、三ヶ月(12週間)、6週間、3週間ごとの判定となります。