実は、日本もアメリカ本土攻撃を行っていた!
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アメリカが本土攻撃を受けたのは、テロなどを除けば1度もないとお思いの方も多いのではないでしょうか?実際、911同時多発テロの際、ブッシュ大統領は「アメリカ本土がはじめて攻撃を受けた」と発言しています。
しかし、太平洋戦争において日本もアメリカ本土へ何度か攻撃を行っているんです。
1942年2月24日に伊号第十七潜水艦は、カリフォルニア州サンタバーバラのエルウッド石油製油所を14センチ砲で17発砲撃しています。これにより製油所の設備に被害がでました。
さらに1942年6月20日には、伊号第二十六潜水艦がカナダ、バンクーバー島のカナダ軍の無線羅針局を17発砲撃。しかし、これは森林に砲弾が着弾するのみで大きな被害はありませんでしたけどね。
続く21日には「伊25潜水艦」がワシントン州アストリア港を20発砲撃しています。
さらに航空機でもアメリカ本土への爆撃を行っています。1942年9月9日と29日に「伊25潜水艦」から零式小型水上偵察機が放たれオレゴン州の森林地帯に焼夷弾を撃っています。これにより、山火事の被害が発生。
風船爆弾というのも放ちました。これは、水素ガスの風船の中に爆弾や焼夷弾をつけたもので温度が下がると時限装置が動き出すという仕組み。実際、285個の風船爆弾がアメリカ西海岸に到達したといわれております。
どんな強大な国でも相手を攻撃すれば大なり小なり被害は受けるものですよね。風船爆弾は、山火事の他、子供を含む6名の命を奪っています。
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