日本最古の学校として有名な足利学校。現在は、発掘調査や絵図面から江戸時代の姿に復元されているといいます。
入徳門という江戸時代に建てられた門を通ると、左側に孔子像がお出迎え。ここから先は、大人400円にて入学証というのをもらえて、中に入ることができます。 |
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そして、足利学校のシンボルとなっている学校門です。寛文8年に建てられたそうです。 |
足利学校を上から見た画です。写真では、かなりの田舎のように見えますが、すぐ脇には、大きな道路や商店街があったりします。 |
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学校門を通ると孔子廟(大成殿)といわれる建物に突き当たります。これも、学校門同様に寛文8年(1668)に建てられたものだそうです。
その中には、孔子坐像(日本最古の孔子の彫像、下左の写真)や小野篁(おののたかむら)像(平安時代の公家・歌人であり江戸時代には、この人が足利学校の創設者とする説があった・下右写真)が置かれています。 |
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孔子廟を東に進むと方丈といわれる建物に行き着きます。学生が本を読んだり、話を聞いたりするところだったそうです。
私が足利学校に行ったのは、真夏の暑い時期、歩いてるだけで、もう汗ダクダク・・・。そんな中でも、この中だけは、実に涼しかった。
もちろん、エアコンもついていませんし、扇風機すら置いてないのに・・・。
もしかしたら、現在の学生より快適な環境で、当時の学生は勉強していたかもしれませんね。 |
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当時の学生は、自ら進んで勉行に励んでいました。義務教育ではなかった訳ですから、当たり前ですが。
写真では、撮影しませんでしたが、足利学校内には、菜園が出来る場所などもあり、食料もある程度、自分達でつくっていたようですね。
えらい!!! |
見事なお庭もありました。
江戸時代中期の頃の姿を再現したそうです。
日本に住む私たちには、なんだか落ち着きますねぇ。こういう風景。
ちなみに、私が足利学校に行ったのは平日でしたが、観光客らしき人8割、後はサラリーマン風のワイシャツ姿の方が2割ほどいました。
たまたまなのかもしれませんが、仕事の途中でこういった景色を見てリフレッシュしていたのかなぁ?
学生さんにしろ、サラリーマンにしろ当時の人々が必死に学んだ学び舎でちょっとパワーをもらえる場所であるように感じます。
それほど、広くはないので1時間ほどでゆっくり回れます。時間が余れば、近くに鑁阿寺(ばんなじ)という足利氏宅跡で真言宗大日派の本山のお寺もあります。(地元の人は、大日様と呼んでるらしい)
ゆっくり一日を過ごすには、いい旅ですので皆さんもどうでしょうか?
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