ペリーが浦賀に来る7年ほど前、すでにアメリカの軍艦は日本に来ていた!
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1853年にペリーが浦賀に来航する以前。実は、アメリカの軍艦が2隻、浦賀に来航していた事実をご存知でしょうか?
当時は、アヘン戦争により、清(中国)がイギリスの植民地となり、日本にも欧米の艦船がたびたび来航していました。1846年4月にはイギリスとフランスの軍艦が琉球に来航、そして閏5月にはアメリカ艦隊司令官のビッドルが浦賀に来航し通商を求めています。
浦賀の人々の中には、ペリー来航以前にもアメリカの軍艦を目にしていた人もいたわけです。ただし、上陸は許されなかったというので、かなり遠くからでしょうが。
ビッドル司令官の引き連れた2隻のうち、1隻は780人ほどの船員が乗ることができ、船長は60メートルほどもあったといいますから、この軍艦が当時、上陸を許されていたら、ペリーの船にさほど驚きもしなかったのかもしれませんねぇ。
このビッドルの日本に通商を求めた来航は、結果、失敗に終わりますので、教科書にはペリー来航しか載っていませんが、実はペリー以前にもアメリカの軍艦は日本に来ていたのです。
浦賀におけるビッドルのアメリカ艦・コロンバスとビンセンスの画
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