歴史年代ゴロ合わせ暗記  

歴史年代ゴロ合わせ暗記第二次世界大戦の戦車・戦闘機・戦艦一式戦闘機「隼」

   

一式戦闘機「隼」 


 1941年に正式採用された「隼」。この年は皇紀2601年であった為、正式な名称は「一式戦闘機」と呼ばれています。

 1941年といえば太平洋戦争開戦の直前。ですので、開戦当初には、この隼は僅か40機ほどしか存在していませんでした。しかし、その後は量産。あの零戦に次ぐ5700機以上が生産されることになります。←これは、陸軍では1位の生産数。

 ちなみに海軍航空隊の主力戦闘機が「零戦」。陸軍航空隊の主力は「隼」です。

 太平洋戦争開戦と同時に「隼」は、東南アジア方面や中国大陸に送り込まれ活躍することになります。武装を減らし格闘戦性能を向上させ、任務を対戦闘機戦に特化させていた「隼」。

 当初は、優秀なベテランパイロットが乗り込み「急降下一撃離脱法」などの戦術を使い、うまく隼の特性を生かせていたのですが、大戦中盤以降になると劣勢となっていきます。

 急降下離脱法
敵機の上から急降下。落下速度が加算され速度は機体本来の速度よりも速い速度で飛ぶことができる。そのまま、相手に一撃を与え、加速された速度のまま敵機から離脱。また、急降下する際は、太陽を背にすることもあるので相手としては視認しずらく、逆に攻撃側としては視認しやすい。

 また、武装が12.7ミリ機銃×2という弱装備という難点から、最後は特攻機として使用されることになります。