平安貴族はなぜ顔が白いのか?
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平安貴族って何で顔を白く塗っているのか疑問に思ったことはありませんか?
おじゃる丸なんかも真っ白ですよね。ひな人形も真っ白でちょっと怖い・・・。
まぁ、当時の貴族の流行といってしまえば、それまでなんですけどね。しかし、実は、ちゃんとした理由があるんです。
平安時代ですので当然、電気もありませんので照明がありません。夜になるとろうそくを灯したとしても、近くに行かないとその人の顔が見えないんですね。月明かりで何とか見えないものなの?と、思いますが、ガラス窓もない時代です。昼間でも結構、薄暗いんですね。
そこで平安貴族たちは、暗い部屋の中でも、目立つように顔を白く塗りたくっていたんです。
いつしか、それが美人の条件となっていったようで、以降、色白=美人という美意識が日本人の中に定着していくことになります。
まぁ、現在ではちょっと肌の焼けた健康的な色も魅力的ですから一概に色白=美人というわけでもないようですけどね。
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