カエサル
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共和政ローマのカエサルといえば、ポンペイウス、クラッススと共に第1回三頭政治を実現しコンスル(執政官)に就任したことやクレオパトラの恋人であったことでも有名ですね。
また、ガリア戦争では、現在のフランスの大部分を平定したり、ポンペイウスとの内乱に勝利し、独裁政権を樹立したことも教科書で習った方も多いのではないでしょうか?
第1回三頭政治 |
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ローマの英雄。しかし、クラッススに借金があったともいわれており、お金にルーズ?
しかし、それらのお金はおもに兵士への報奨金などに当てられていた。
かなり女性にはもてたようで、当時、彼に妻を寝取られた男は数知れず・・・?
クラッススやポンペイウスの妻とでさえ浮名が流れた!!! |
カエサル |
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大富豪。パンティア遠征で戦死する。 |
クラッスス |
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クラッススが死ぬと元老院と組んでカエサルと敵対。
エジプトに逃げるが殺害される。 |
ポンペイウス |
このカエサルは、あのクレオパトラとの間に子を授かるほどのもてっぷりであったらしいのですが、しかし、よく見るとちょっと禿げてる・・・。そう、カエサルは比較的若い頃から髪の毛が薄くなりはじめたらしく、本人も気にして前髪を撫で下ろしていたそうです。
政治も軍事にも才能が溢れ、女性にももてる・・・。そんなカエサルにも最後はやってきます。部下のブルートゥスに暗殺されてしまうんですね。
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カエサルの部下。後継者候補にも名前が上がるほどであったが、
共和派と組んでカエサル暗殺に関わる。その後、マケドニアへの逃亡中に自殺。 |
ブルートゥス |
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彼の死後、カエサルの後継者となったのが、彼の養子となったオクタウィアヌス。皮肉なことに、そのオクタウィアヌスはクレオパトラと対立しクレオパトラは亡くなる事になる・・・。
カエサルの名言 |
「賽(さい)は投げられた」 |
カエサルがガリア遠征中にポンペイウスがカエサルを追放しようと企みます。カエサルはローマに戻り、ポンペイウスと対決する為にルビゴン川を渡ったときにいった言葉だとされる。 賽とは、賭博の時に使うサイコロのこと。 |
「来た、見た、勝った」 |
ポントス王国と戦い、勝利したことを腹心の1人に伝えるために書いた手紙の文面。短いけれど、内容はしっかり伝わるので簡潔な文面の手本とされている。また、たばこメーカーのエンブレムなどにも書かれている。 |
「ブルートゥス、おまえもか」 |
自らの忠実な部下もが暗殺メンバーの1人であったことを知り、カエサルが暗殺直前に言い放った最後の言葉。 |
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