歴史年代ゴロ合わせ暗記  

歴史年代ゴロ合わせ暗記朝鮮の歴史>韓国経済

韓国経済の現状と今後


 韓国のGDPは2014年で1兆3046億ドル。世界で14位です(日本は4兆9015億ドル)。GDP成長率は2014年で3.3%となっています(日本は1.6%)。

 韓国経済の問題点として挙げられているのが
有名企業への高い依存度です。サムスン電子とヒュンダイ自動車は有名ですね。この2社で製造業の売り上げ総額の20%ほどを占めています。また、これらの企業は部品などを大量に日本から輸入しているんです。ですから、対日貿易赤字が膨らむ一方。2014年で日本から韓国に輸出した金額がおよそ5.5兆円。対する韓国から日本への輸出は3.5兆円なので2兆円も韓国が貿易赤字ってことになります。

 ありがたいけどなんで日本からそんなに輸入してくれるの?

 まぁ、韓国では有名企業に政府の支援や優遇政策が集中したんですね。ですから、中小企業が未だ育っていないのです。その為、日本に部品や生産するための機械、機器を頼るしかない状況なのですね。

 また、サムスン電子では、半導体が好調である一方、スマートフォンの販売に陰りが見えている状況です。やっぱり大企業数社のみがたのみの綱というのは怖いですね・・・。

 さらに
韓国では失業率も大きな問題となっています。特に若い世代での失業率が高いんです。韓国は非常に高い大学進学率を誇っています。当然、大学まで出たからには大きくて安定している会社に入りたいですよね。しかし、大企業の労働力需要はもういっぱいなんです。ですから、韓国での失業率自体は3.5%と日本と変わらない数字なのですが若い世代での失業率が9%(日本は5%くらい)と非常に高くなってしまっているんです。

 そこで、韓国では経済政策として中小企業やサービス業の育成を目標として掲げています。これによって雇用を生み出し、内需も活性化させるのが狙いです。

 また、広がってしまった大企業と中小企業での格差を解消させるためにも中小企業育成には力を注いでいくと発表されています。