寛政の改革・棄捐令(きえんれい)
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(松平定信) |
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幕府は、旗本、御家人の困窮を救うべく、棄捐令という法令を出します。
札差(ふださし)といわれる、米商人は、旗本、御家人の米を売却し、お金に変えるという仕事の他に旗本、御家人にお金を貸すといったこともしていました。
当時の旗本、御家人の中には、その借金が膨らむ一方だった者が多くいたため、棄捐令という法令によって、6年前より古い借金はもう返さなくていいよ。しかも、6年以内の借金や今後の融資に関しても、月1パーセント以内と金利を思いっきり下げなさいと指令を出すのでした。
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