歴史年代ゴロ合わせ暗記  

歴史年代ゴロ合わせ暗記明治新政府の誕生

明治新政府の誕生

 
 1867年の大政奉還たいせいほうかん)により、江戸時代が終わりを告げ天皇中心の新しい政府による政治が始まりました。

 とはいえ、孝明天皇の後を継いだ
明治天皇は、まだこの時、中学生の年齢。そこで、実際は、幕末に活躍した人々らが中心となって政治を行っていくこととなります。

 倒幕、明治維新に活躍した薩摩藩からは
大久保利通(おおくぼ としみち)、西郷隆盛(さいごう たかもり)。同じく長州藩からは木戸孝允(きど たかよし)、伊藤博文(いとう ひろぶみ)。土佐藩からは板垣退助(いたがき たいすけ)、肥前藩からは大隈重信(おおくま しげのぶ)らが有名です。

 また、明治天皇の側近として公家の
岩倉具視(いわくら ともみ)、三条実美(さんじょう さねとみ)らが役職につきました。

 ちなみに、維新で活躍した功労者たちが政府の実権を握ったことから、彼らの藩から名前をとり、「薩長土肥(さっちょうどひ)」という言い方もします。



 

1867年12月に議定、総裁、参与の三職を置き、摂政、関白、征夷大将軍などを廃止。議定には皇族、公家、藩主らが総裁には有栖川熾仁親王、参与には公家、藩士らが任命されました。

1868年1月には三職の下に、神祇、内国、外国、陸海軍、会計、刑法、制度の7科が置かれました。



 

 1871年7月に三院政が確立され、内閣制度が発足するまでは基本官制として続きます。


岩倉具視は参与→議定→副総裁→右大臣など。
三条実美は議定→副総裁→太政大臣などを。
西郷隆盛、板垣退助、大久保利光ら藩士らも参与、参議などの重要な役職を担いました。


明治維新って何?