王允
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王允(おういん)、字は子師。若いころから秀才で黄巾賊討伐にも活躍しました。大将軍の何進に近かったが、彼が死去すると董卓政権でも司徒に昇り詰めました。
しかし、董卓の暴政を見かねて、同郷の呂布を仲間に引き入れ、董卓殺害に成功。
三国志演義では、貂蝉という美しい幼女を使って董卓と呂布を仲間割れさせたことになっていますが、この貂蝉は実在する人物ではありません。
また、ドラマや漫画などでは、情に深い人物に描かれることが多いのですが、狭量な人だったようで、董卓の死を嘆いた学者を死刑にしたり、董卓の部下の降伏を許さなかったりした為、董卓殺害から数か月後には彼らの反撃にあって殺されてしまいます。
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