帝政ロシアの怪僧ラスプーチン
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時代は、日露戦争の最中、皇帝ニコライ2世(ロマノフ朝)に皇太子となる男子が生まれます。しかし、その生まれてきた子は血友病という1度出血したらなかなか血が止まらないという難病を患っていました。
そこに登場したのが怪僧ラスプーチンといわれたグリゴリー・ラスプーチンです。
彼は、なんとお祈りで、皇太子の不治の病の病状を改善させてしまったのです。
愛する自分の子供を助けてもらった皇帝と王妃。その後はラスプーチンに絶大な信頼を送ることになります。ラスプーチンは宮廷に出入りするようになり、政治にも間接的に関与していくことになるんです。
そんな時に第一次世界大戦が始まります。ドイツに押されるロシア。それを立て直そうと皇帝は自ら戦線に立ちます。しかし、これがまずかった。皇帝のいなくなった首都では、ラスプーチンがやりたい放題。
国民からも不満があらわになってきます。
これに危機感を抱いた王政派によってラスプーチンは暗殺されることになりますが、次第にロマノフ朝は大混乱に陥っていくことになります。
<血の日曜日
>帝政ロシアの崩壊
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