歴史年代ゴロ合わせ暗記  

歴史年代ゴロ合わせ暗記享保の改革>新田開発

   

享保の改革・新田開発

   
 
 8代将軍吉宗は、幕府の財政立て直しの為、1722年に新田開発を勧める高札を立て、1730年には50万石増加しています。

 また、年貢の取立てについても、それまでは米の出来高により、納める年貢が違っていたのですが(これを検見法といいます)、はじめから、この田んぼの持ち主はこれだけの年貢を払いなさいと一定の年貢率を定めるように改めました。

 それまでの検見法では、農民が役人に賄賂や接待を行い本当の出来高よりも少なく年貢を納めていたりと問題がありましたが、この改正により年貢の増量と問題のある役人の排除に成功しました。
 
 新田開発と年貢収入を増やす改正法を出すことにより、米の増産、年貢の増量となりましたが、米の値段が安くなってしまっては収入が増えない為、幕府派米の値段の調整も行うなどの努力をし財政立て直しに努めるのでした。