竹取物語は中国からのパクリ?
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かぐや姫で知られる「竹取物語」は日本人なら知らない人はいないと言えるほど有名なお話ですが、この竹取物語は作者が不明であることでも有名です。
平安時代初期に書かれたと言われる、この「竹取物語」ですが、実は近年、中国の四川省に伝わる「斑竹姑娘(はんちくくうにゃん)」という物語が竹取物語にそっくりであることがわかりました。
中国の物語でも、やはり主人公は竹から生まれる美しい娘であり、5人の青年に結婚を申し込まれます。そして、かぐや姫から無理難題を言われるというところまでそっくりです。 |
ただし、この中国版かぐや姫も正確にいつ、誰が作ったお話なのか分からず、実際のところ日本の「竹取物語」が先でそれが中国に伝わったのか?または、中国のかぐや姫が先でそれが日本に伝わり、誰かが編集して物語を作ったのか?意見の分かれるところです。
しかし、中国の「斑竹姑娘」では竹を割るのがおじいさんではなく、若い青年でラストシーンではその青年と竹から生まれた美しい娘は結ばれるというハッピーエンド。ちょっと、日本のかぐや姫とは違っています。
かぐや姫の作者は誰なのか?いつ作られたものなのか?永遠に謎のまま。
・・・それも、またミステリアスで素敵なのかもしれません。
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