黄河文明は最近では中国文明といわれている
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古代四大文明は？と聞かれたら「エジプト文明」「メソポタミア文明」「インダス文明」そして「黄河文明」と答えてしまう方が多いのではないでしょうか？
しか〜し！最近の教科書では、エジプト、メソポタミア、インダス、そして「中国文明」と記載されているものがほとんどなのです！
なんで黄河文明じゃなくって中国文明にしたの？
黄河文明というからには、その名の通り黄河流域で栄えた文明となるわけですが、最近では長江文明をはじめ遼河文明などさまざまな文明が中国各地で見つかっています。なので「黄河文明だけを取り上げるのはおかしくない？」っとなったわけです。
ちなみに今までの考えでは黄河文明が始まり、その後、その黄河文明が各地に広まり長江流域なんかに広まっていったというのが定説でした。しかし、1970年代になると明らかに黄河文明とは異なる遺跡などが見つかり、どうやら中国での文明発祥は黄河文明ではない！ということがわかったんですね。
さらに遼河流域でも文明の跡が見つかり、結果、どうやら遼河、黄河上流域、中流域、下流域、長江、上流域、中流域、下流域とこれらが別々に独自の文明を発展させていったようだという考えが現在では主流です。
そのため、黄河文明と黄河流域の文明だけを取り上げるのではなく、黄河を含めた長江、遼河をひとまとめにして中国文明として現在では子供たちに教えているようです。
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