「ためになる佐賀弁講座」TOP

佐賀弁講座その1

佐賀弁における一人称

男性は「おい」「おいどん」、女性は「うち」「うったち」と言います。わたしの母ぐらいの年配になりますと「あたい」「あたいたち」と言っている人も多く見受けられます。


佐賀弁における二人称

男性は「あさん」、女性は「あんた」「あーた」と言います。ただこれらすべて目下もしくは、親しい人に使う言葉で目上の人や親しくない人には使いません。

男性が激昂したときに使う「貴様」に当たる言葉は「わがぁ」でしょうか。


状況を的確に表現しよう

「雨降ってる」と言われたら、今現在、降っている状態を想像しますか?それとも雨は上がって道路が濡れている状態を想像しますか?

佐賀弁で状況を説明するためには、次のように使い分ける必要があります。

現在、雨が降っている状態を言う時は「雨の降りよっ」、 雨がもうすでに止んでいる時は「雨の降っとっ」と言います。

また、「雨の降りよったよ」というと、現在も降っているか、 すでに止んでいるかは判然としませんが、発言者が雨が降っているのを見たことはわかります。

ちなみに、わたしは佐賀市北部の出身ですが、「リ」の音を「い」と発音しますから、上記のような場合、 「雨の降いよっ」「雨の降いよったよ」となるわけです。


佐賀の擬声語は3回

佐賀弁は、擬声語を3回繰り返すという特徴があります。

雨はザーザーザーと降り、風はピューピューピューと吹き、うさぎはピョンピョンピョンと跳ね、 犬は「ワンワンワン」と吠えるのです。

ホントです。

佐賀の中心部の佐賀市立図書館や佐賀県女性就業援助センターの建っているエリアを「どんどんどんの森」と ネーミングしているくらいですから。


動詞は促音

佐賀弁では、動詞の語尾が促音になることがあります。

たとえば「降る」が「降っ」、「来る」が「来っ」、「閉まる」が 「閉まっ」という風にです。

「・・・・る」が「・・・・っ」と変化すると憶えておけば良いでしょう。


風邪

佐賀に住んでいる人でも知らない人がいるのですが、「風邪」のことを佐賀弁では、 「ぎゃーけ」といい、「風邪を引く」は「ぎゃーけすっ」といいます。

先ほど説明しましたように「する」が「すっ」に 変化するわけです。

1998.10.27

その2