初代店主:西田鐵治郎 創業明治二十五年
  初代店主鐵治郎、京都府出身二十歳の年に北海道に渡り、
この地福島町(当時福島村)に商売の基礎を築く、(雑貨商、海送店等)

若干二十九歳で村議会議員に(制限選挙時代)初当選以来、
三十年余りに渡り議員を務める。
『制限選舉時代より引續き數次の當選を以て現在し、其間三十有餘年、村政に盡瘁篤き西田鐵治郎氏である』
福島町史に記されている。
  鐵治郎の逸話の一つをご紹介しましょう
店頭に高々と積み上げられた酒樽、そのほとんどが空樽で
酒が入っているのは、お客様に”もっきり”で販売する手の届く
酒樽だったとか、
しかし世間では”にしだ”にはいつでも酒樽が山積されていて
景気がいいと評判だった・・・
とか?!
昭和十八年四月、六十六歳にて急逝
 二代目店主を鐵治郎の長男西田 亮(ニシダリョウ)が継承
昭和27年1月19日法人登記、
社名を「合名会社西田商店」とし代表社員に西田亮就任