Sakatama_Do!:dialy.htm

2004年3月31日（水）

「Batman Begins」の新バットモービル（らしき車）が公式サイトで公開。ほ、本当にこれが、バットモービルですか？　軍事用の車を改造、という設定らしいけど、これじゃあ、あんまりだよ。＿\|￣\|○ ｶﾝﾍﾞﾝｼﾃｸﾀﾞｻｲ… 気を取り直して、ピーター・ジャクソン監督の「キング・コング（原題：King Kong）」に、ジャック・ブラック氏が出演決定。1933年のオリジナル版でロバート・アームストロング氏が演じたCarl Denhamを演じる。ああ、それにしても、バットモービル……。

2004年3月30日（火）
「スパイダーマン２（原題：Spider-Man 2）」の新しい予告編が公開。ラスベガスで公開された物よりも短いですが、迫力の地下鉄シーンも入ってます。ドクター・オクトパス、かっこいいなあ。ルトガー・ハウアー氏が「Batman Begins」に、ブルース・ウエインのお父さんの仕事仲間役でゲスト出演。記事を読むと、美術スタッフが良い仕事をしてるみたいですね。「シンプソンズ（原題：The Simpsons）」の作者マット・グローニング氏が、自作へ出演。数々の大スターが出演してきた「シンプソンズ」だが、作者本人が出演するのははじめて。ただし「シンプソンズ」ではなく、もうひとつの人気作「フューチュラマ（原題：Futurama）の作者として登場。ホーマーやバートとどんな掛け合いを見せてくれるのか、楽しみです。

2004年3月29日（月）
昨日報告した「スパイダーマン２（原題：Spider-Man 2）」の新しい予告編が、早速ネット上で公開されています。スクリーンをビデオ撮りしたものらしく画質は悪いのですが、なかなかの迫力で見所満載。こちらは「Catwoman」の予告編。これもまだ公式には公開されていない、はず。どちらもネタ元はAin't It Cool Newsです。ピーター・ユスティノフ卿が逝去。「トプカピ（原題：Topkapi）」「スパルタカス（原題：Spartacus）」で、２度のアカデミー助演男優賞に輝く名優。逆珠堂的には、「ナイル殺人事件（原題：Death on the Nile）」「地中海殺人事件（原題：Evil under The Sun）」のポアロ探偵役が記憶に残ります。合掌。

2004年3月28日（日）
本日は蜘蛛男特集。ソニー・ピクチャーズは「スパイダーマン」のヒットに気をよくして、続編は６作目までの製作を検討しているとのこと。さあ、これでヴェノムはもちろん、ミステリオやエレクトロ、そして何と言っても最凶の敵カーネイジの登場も期待できますね。そのソニー・ピクチャーズ。ラスベガスで開催された北米最大の見本市、SHOWESTで、新しい予告編を公開。この記事によると、相当すごいらしい。公式サイトで公開されている予告編第一弾も結構すごいけど、これ以上なの？で、これが3月27日発売の雑誌に載った新しい写真。何しているとこだ？

2004年3月27日（土）
ポール・バーホーベン監督の大傑作SFバカ映画「スターシップ・トゥルーパーズ（原題：Starship Troopers）」の続編が、4月24日にアメリカで放送される。その名も「Starship Troopers 2: Hero of the Federation」。フルCGで作られたテレビシリーズ「スターシップ・トゥルーパーズ・クロニクルズ（原題：Roughnecks: The Starship Troopers Chronicles）」もあったが、今回は実写版。しかも監督は、映画版のバグを作り出したVFXの生き神、フィル・ティペット様だ！　予告編をチェックすべしサッカーの貴公子デイビッド・ベッカム様が、「Pink Panther」にゲスト出演するかも。もちろんサッカー選手役だが、クルーゾー警部に捜査を依頼する、結構重要な役所。でも、あの声が……、ねえ？「Batman Begins」の撮影も済んでないのに、もう続編の噂が。「スパイダーマン」といい、最近は続編の話が出てくるのが速過ぎ。

2004年3月26日（金）
ディズニーが「トイ・ストーリー（原題：Toy Story）」の続編を製作する意向を見せている。ピクサーと袂を分かつディズニーだが、既存の作品に関しては続編の権利を残していた。ディズニー社のDick Cook氏によると、まだ詳細は決まっていないが、おそらく映画になるという。近年、ディズニーは自社作品をビデオ／DVDダイレクトで販売しているが、ピクサー作品は映画館で公開しても客が集まると判断したのは皮肉、というより屈辱か？トム・クルーズ氏とペネローペ・クルスさんが、約３年の交際の後に破局。お互いが忙しすぎて、二人の時間が作れないのが原因とか。トム・クルーズ氏はニコール・キッドマンさんとよりを戻したい、という噂もあったけど、どうなるのかな？　つか、トム・クルーズ氏ももう41歳だったんだ。

2004年3月25日（木）
本日休業

2004年3月24日（水）
ニコール・キッドマンさんが主演する映画版「奥様は魔女（原題：Bewitched ）」にシャーリー・マクレーンさんとマイケル・ケインさんが出演を検討中。シャーリーさんはサマンサの母エンドラを、マイケルさんは父を演じるらしい。実現すれば、この二人が共演するのは1966年の「泥棒貴族（原題：Gambit）」以来。ちなみにダーリンは、「ロクスベリー・ナイト・フィーバー（原題：A Night at the Roxbury）」や「オースティン・パワーズデラックス（原題：Austin Powers: The Spy Who Shagged Me）」のウィル・フェレル氏。サタデーナイトライヴの看板スターですね。ハリー・ポッター・シリーズの４作目、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット（原題：Harry Potter And The Goblet Of Fire）」に、「タイタニック（原題：Titanic）」のケイト・ウィンスレットさんが出演を検討中。二人の子供が、お母さんの出演を希望しているとのこと。「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人（原題：Harry Potter And The Prisoner Of Azkaban）」に出演したエマ・トンプソンさんも、4歳の娘にせがまれて出演を決定したらしい。一昨日の既報通り、フランク・ダラボン氏が、「Mission Impossible 3」の脚本を書くことが決定。監督はJoe Carnahan氏。プリンス殿下がソニー傘下のコロンビアレコードと正式契約。WBと喧嘩別れした殿下が、メジャーなレコード会社と契約するのは久しぶりです。まずは４月に発売になる新作「Musicology」からスタート。また喧嘩しなきゃ、いいけどねえ。

2004年3月23日（火）
リドリー・スコット監督が暗殺の危機にさらされている。映画の話ではなく、撮影中の新作映画「Kingdom of Heaven」の内容に反対するイスラム過激派から脅迫状が届いたとのこと。監督はモロッコで撮影中だが、王様直々に警護命令が出されたとか。笑い話で済めばいいですけど。そのリドリー・スコット監督が「ファミ通WaveDVD 」で、「エイリアン５」について語っているとか。早速チェックしなければ。来年は「スーパーマン２　冒険篇（原題：Superman II ）」の25周年だそうですが、ファンの間ではオリジナルのリチャード・ドナー版をDVD化して！　との声が高まっている。もともと「スーパーマン（原題：Superman）」と「スーパーマン２」は前後編として撮影されたらしいが、いろんな大人の事情で監督は交代、脚本も大幅に変更されてしまった。改変前の内容はこちらに詳しい。来る6月14日（米国で「スーパーマン２」が公開された日）には、関係者に嘆願書をメールで送ろうという運動も計画されている。微力ながら、うちからも出しとこうかな。

2004年3月22日（月）
３週連続１位だった話題作「パッション（原題：the Passion of Christ）」を、トップから引きずり降ろしたのは「ドーン・オブ・ザ・デッド（原題：Dawn of the Dead）」でした。さすがのアメリカ人も何か感じたのか、「ホラー映画によって1位の座を奪われるのは恥ずかしい事じゃないよ」と、調査会社の社長Paul Dergarabedian氏がコメント。アンジェリーナ・ジョリー嬢の唇ファンとしては、3位の「Taking Lives」に注目してます。アカデミー女優ハル・ベリーさんが「Catwoman」に関して言及。「この映画はバットマンとは違うの。彼女は誰も頼りにしていないのよ」「キャットウーマンは、助けてくれる男なんか必要ないのよ」ってのは、どうかなあ。キャットウーマンは男に弱いキャラクターの方が、魅力的だと思うんですけどね。「ショーシャンクの空に（原題：The Shawshank Redemption）」「グリーンマイル（原題：The Green Mile）」のフランク・ダラボン氏が、「Mission Impossible 3」の脚本を書いているらしい。主演はもちろんトム・クルーズ氏らしい。

2004年3月21日（日）
「Batman Begins」のバットモービルとしてAin't It Cool Newsが公表した写真が、Superhero Hype!によって偽物だったと発覚。2000年にデザインされた試作品らしいです。最近、偽情報が多いなあ。記事中にある「（バットモービル）はウエイン工業によって軍のために開発されたが、放置されているのをブルース・ウエインの手によってバットマン用に改造された」という設定は本当かな？　バットマンが軍の兵器を使うというのも、似合わないような気がするんだけど。ナイトクロウーラー役のアラン・カミング氏が「X-MEN3」に関して言及。2005年の公開を予定しているそうです。「Alien vs. Predetor」のポール・アンダーソン監督のインタビュー。記事の内容より、スティールの方が気になる。こういう舞台設定だと、ララ・クロフト嬢の登場を期待してしまうね。次回作は是非、「Alien vs. Predetor vs. Tomb Raider」で。

2004年3月20日（土）
「Batman Begins」の公式サイトが開設。新しいバットシンボルが見られます。というより、まだそれだけ。先日からお伝えしているバットマンの新アニメシリーズ。予告編のムービーファイルをアップしたネ申が出現。カット割りが激しくMTV風にまとめられた動画は、おおっ、かっこいい。ジョーカーの他にも、リニューアルされたペンギンやキャットウーマンの姿も一瞬映し出されてます。キャットウーマンのコスチュームはノースリーブ＆ハイネックで、露出度が増してますねえ。これは期待大。

2004年3月19日（金）
「ピンクの豹（原題：The Pink Panther）」のリメイクに、「ワイルド・ワイルド・ウエスト（原題：Wild Wild West）」のケヴィン・クライン氏が出演を交渉中。実現すれば、オリジナル版でハーバート・ロム氏が演じた、クルーゾー警部の上司を演じる。ちなみにこの映画、出演陣が豪華で、クルーゾー警部役を「花嫁の父（原題：Father of the Bride）」のスティーブ・マーティン氏が演じる他、「鬼武者３」のジャン・レノ氏、歌手のビヨンセ・ノウルズ嬢らが出演する。

2004年3月18日（木）
スティーブン・スピルバーク監督の新作、「The War of The Worlds」にトム・クルーズ氏が主演。H.G.ウェルズの「宇宙戦争」が原作で、1953年以来２度目の映画化。「ジュラシック・パーク（原題：Jurassic Park）」「スパイダーマン（原題：Spider-Man）」のデイヴィッド・コープ氏が脚本を書く。2005年暮れから撮影を開始して、2006年夏の公開を目指す。ロバート・ロドリゲス監督の新作、「Sin City」の出演陣に、レオナルド・ディカプリオ氏、ブルース・ウィリス氏、イライジャ・ウッド嬢、ミッキー・ローク氏など、豪華な名前があがっている。もっとも、まだ候補の段階。ケヴィン・スミス監督の新作、「Green Hornet」の主役に、「遠い空の向こうに（原題：October Sky）」のジェイク・ギレンホール氏の名前があがっている。どうやら監督のイメージにピッタリらしい。

2004年3月17日（水）
ベン・アフレック氏、出演したラリー・キング・ショーでは「デアデビル（原題：Deredevil）」への続投をにおわせている。本当はどっち？アカデミー助演女優賞を取ったマーセデス・マッケンブリッジさんが逝去。「エクソシスト（原題：The Exorcist）」で悪霊に取り憑かれた少女の声を演じた人でした。合掌。

2004年3月16日（火）
プリンス殿下がロックの殿堂入り。式典では正装の客を前に、「レッツゴー・クレイジー」「サインΦザ・タイム」「KISS」を演奏！　プレゼンターのアリシア・キーズ嬢の紹介がイカシてます。曰く「この世には沢山の王がいます。ヘンリー８世、ソロモン王、ツタンカーメン王、ジェームス王、キング・コング。でも王子はたった一人だけ」ベン・アフレック氏が、もうアクション映画には出演しないと宣言。「デアデビル（原題：Deredevil）」の続編への出演依頼も断った。本人はコメディ映画を希望し、新作の「Surviving Christmas」でも、アダム・サンドラー氏やマイク・マイヤー氏、エディー・マーフィー氏が演じるような役を演じるそうです。というと、下品に笑わせて、イヤらしく見えない役？　本当にできるの？セクシー女優のパメラ・アンダーソンさんが処女小説を執筆するために、25,000ドルでゴーストライターを雇った。小説のタイトルは「腰の上（原題：Above The Waist）」と「ベルトの下（原題：Below The Belt）」。ご本人は「キャラクターとあらすじは私が考えたんだから。もう頭が空っぽの美人だと言わせないわ」とサービス満点のコメント。いや、ベン・アフレック氏より、自分の事をわかっていらっしゃる。（て、まさか本気じゃあ、ないよね？）「チキチキマシン猛レース」のケンケン役でお馴染みの神山卓三さんが逝去。好きだったなあ、ケンケンの笑い声。合掌。

2004年3月15日（月）
米国で13日に放送されたバットマンの新アニメシリーズ予告編の画像アップされてます。絵コンテとアニメショーンで構成されて、スタイリッシュでアダルトな雰囲気。それにしてもジョーカーがすごいことになってるなあ。今秋からの放送と言うことで、まだ公式サイトは立ち上がっていないみたい。早く詳しい情報が欲しいですねえ。イーサン・ホーク氏とローレンス・フィッシュバーン氏（モーフィアスの中の人）が主演する、ジョン・カーペンター監督の1976年の名作「要塞警察（原題：Assault on Precinct 13）」のリメイクに、ガブリエル・バーン氏とブライアン・デネヒー氏が出演決定。原作はハワード・ホークス監督の「リオ・ブラボー（原題：Rio Bravo）」の焼き直しなのは有名な話。そのホークス監督が製作した「遊星よりの物体Ｘ（原題：The Thing）も、カーペンター監督がリメイクしてます。自作を盗作したとして、フランス人絵本作家が「ファインディング・ニモ」を訴えていた裁判で、裁判官が「両者に共通性は無い」として訴えを棄却。似てる、似ていない以前に、ニモのデザインが2002年2月に記録されているのに対し、問題の絵本は2002年9月が最初の記録。訴えるのなら、もう少し調べてからの方が良かったのでは？

2004年3月14日（日）
WBが「Yu-Gi-Oh!（原題：遊戯王）」放送中のCMの合間に、バットマン新アニメの予告編を放送する。誰だよ、このベーンもどきは？　酔いが覚めてからよく見たら、全然似てないっすね。ところで先日お知らせしたとおり、ジョーカーはブルース・ティム版から大幅にリニューアル。では、麗しのハーリー・クイン様はどうなるのでしょうか？タイの怪獣映画、「garuda」。ガルーダって伽楼羅のことですよね？　予告編はCGこそ稚拙だけど、結構いい雰囲気だなあ。しかしタイ語なので、ポコペンポコペン言っていて、内容がさっぱり解らない。始祖鳥らしき映像がモニターに写っているけれども、実在したガルーダを軍隊が退治するっていう、ハリウッド版ゴジラみたいなお話ですかねえ。

2004年3月13日（土）
WBが来期のテレビアニメを発表。ざっと読んだところ、気になったのは「Hi Hi Puffy AmiYumi」。言わずと知れた日本を代表するアーティスト、パフィーのお二人が主役のアニメシリーズ。ここでキャラ設定が見られます（真ん中辺りの、紫とピンクの髪の二人組）。……、に、似てねー。番組中には本人たちが出演して歌うコーナーが設けられているそうですが、アメリカの子供たちは同一人物だと判断できるのか？　記事によると英語で歌うそうで、ちょっと流暢な英語とはいえない、と書かれています。がんばれ。

2004年3月12日（金）
ガッカリな噂が多い「Batman Begins」ですが、撮影は快調で、アイスランドでの撮影はほぼ終了。これがセットの一部の写真。この後は、イギリスはロンドンへ撮影場所を移るそうです。アイザック・アシモフ氏のＳＦ短編を映像化したウィル・スミス氏の新作、「I, Robot」が予告編を公開。つい最近、この予告編に似た映像を見たような気がするんですが、どうよ？　公式サイトはマルチリンガルでありがたいけど、重いばかりであまり情報がないなあ。「ドラゴンボールＺ」の実写版が製作中止か？　匿名の20世紀フォックス関係者が、「もはや製作はしない」と語っている。それだけなら信憑性が薄いが、特殊効果を担当すると言われていたILMの、広報担当Ellen Pasternackさんが「正式な契約は何もしていない」と発言。ソースが同じサイトだから確定は出来ないけれど、うーん、やっぱ無理だったか。

2004年3月11日（木）
バットマンの新アニメのキャラクターデザインを、ダイアモンド・コミック社が先行発表。おおっ、今までで一番格好いいかも。特にジョーカー。これが動くんですか？ WBによる正式発表は2月9日。公式のイメージイラストはこちら。肝心の内容に関して、詳細は発表になっていない模様。とりあえず、キャラクターデザインはブルース・ティムじゃあないよね。主題歌をU2が歌うというのが、一番大きな話題かな？　くーっ、これ見たいなあ。

2004年3月10日（水）
「Batman Begins」の主役、クリスチャン・ベイル氏がダイエットの必要に迫られている。昨日お伝えした新バットスーツを試したところサイズが合わず、スタッフに手伝ってもらっても着られないらしい。すでに一着破いてしまい、パウダーを振りかけてどうにか収まった。お腹が出たバットマンは見たくないなあ。オーソン・ウェルズ氏が名作「市民ケーン（原題：Citizen Kane）」で手に入れたオスカー像が、娘の手によってオークションに出品される模様。オークションでの落札価格は50万ドルから100万ドルと予想される。この話、ちょっと込み入っているので、以下、時系列で箇条書きにしてみます。 1941年：オーソン・ウェルズ氏、オリジナル脚本賞受賞 1985年：オーソン・ウェルズ氏逝去、オスカー像が行方不明であることが発覚 1988年：ウェルズ氏の娘がアカデミーに対してオスカー像の再発行を要請、アカデミーが新しいオスカー像を贈呈 1994年：ロンドンのオークションでオリジナルのオスカー像が発見され、娘の手に戻る 2003年：娘がオリジナルのオスカー像を売りに出そうと計画、アカデミーが裁判所に差し止めを請求結局、裁判所は娘に販売の許可を与えた。アカデミーは1951年から「オスカー像を売るときは、アカデミーが1ドルで買い取る優先権を有する」という契約を受賞者と結んでおり、1988年の再発行の際にも娘との間でこの契約が交わされた。しかし1941年の段階ではこの契約は無かったので、オリジナルは娘の判断で売れると言うことらしい。オスカー像を売り出す動機が、動物救護運動のためだというのがまだ救い。

2004年3月9日（火）
ポール・ウィンフィールド氏が逝去。1973年のアカデミー主演男優賞にノミネートされた名優ですが、逆珠堂的には「ターミネーター（原題：The Terminator）」の刑事役とか、「マーズ・アタック（原題：Mars Attacks!）」の将軍役とか、「バットマンザ・フューチャー（原題：Batman Beyond）」のサム・ヤング役とかが、記憶に残ります。合掌。「Batman Begins 」のバットスーツが完成。今度のはアーマーというより、スパイダーマンやデアデビルのように、身体にフィットするタイプのようです。ああ、また不安が……。注目の耳は長いそうで、こちらは一安心。「Alien Vs. Predator」の新しい予告編が公開。「誰が勝っても、うちらの負け」というコピーが、つぼにはまってます。

2004年3月8日（月）
ニコール・キッドマンさんが、ディズニーの製作するナルニア国物語の第一弾「ライオンと魔女」に、魔女役で出演を検討中。本人よりも11歳と９歳の子供が出演を熱望しているらしい。こういうのってよくあるよね。パンフレットに「ちょっといい話」として、載るんだろうなあ。「Batman Begins」のより詳しい内容が、Ain't It Cool Newsに掲載。ネタバレが激しいので、あえて紹介はしません。しかし忍者が登場？　ヒマラヤで修行？　ちょっと不安が……。誰か、ティム・バートン監督を連れ戻して。お願い……。

2004年3月7日（日）
「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督が、「ホビットの冒険」の映画化に意欲を示している。「ロードで描いた神話の一部だと思っている」とジャクソン監督は発言し、イアン・マッケラン氏のガンダルフ役続投を希望。しかし「ホビットの冒険」はニューラインシネマ社が映画化権を、MGM社が配給権を有しており、映画製作開始には両社間の調整が必要となる。ジャクソン監督は次回作「キング・コング」の撮影で今年中は手一杯なので、両社の弁護士が話し合う時間はたっぷりあります。

2004年3月6日（土）
Ain't It Cool Newsが「Batman Begins」のポスターを掲載。しかしSuper Hero Hypeがワーナーに直接問い合わせ、これが偽物であると報告。まあ、どう見ても偽物だよなあ。掲示板でも散々指摘されているけど、このポスターに使われている書体は、CoureirというOS標準のフォント。一昔前だったら、こんなフォント使った原稿を持って行くと、印刷屋さんに怒られましたよ。本日の「イノセンス」公開にあわせて（？）、アメリカでも公式サイトが開設。タイトルが「ghost in the shell 2: INNOCENCE」になってますね。今のところ掲載されている情報は、登場人物の設定画のみと少なめ。おっと、ガブリエルくんの目が動くではないですか。

2004年3月5日（金）
「Batman Begins」にゲイリー・オールドマン氏が出演決定。役柄は若き日のゴードン署長。これで主要キャラクターは出揃いました。ストーリーの方も徐々に明らかに。例えばここ。ラーシュ・アル・グール（渡辺謙氏！）の組織に所属していた若きブルース・ウエインは、リアム・ニーソン氏が演じる幹部に戦いのスキルを学びます。ゴッサムシティに戻ったブルースを待っていたのは、カーマイン・ファルコンによって腐敗した街とウエイン・エンタープライズ。アーカム精神病院のジョナサン・クレイン博士（スケアクロウ）を巻き込んで、ブルース・ウエインの正義を取り戻す戦いが始まる、というもの。バットマンの使うガジェットを発明したのがアルフレッドではなく、ウエイン・エンタープライズの重役（演ずるのがモーガン・フリーマン氏）だったり、ブルースの両親を殺害したのがジャック・ネイピア（後のジョーカー）ではなくジョー・チルに戻されていたり、バートン版とのつながりは無い模様。もっともまだ噂の段階なので、実際の脚本はどうなるかわからない。来年の公開まで、楽しませてもらいます。

2004年3月4日（木）
ロバート・ロドリゲス監督が「火星のプリンセス」の映画化を企画中だという信じられないニュースを、Ain't It Cool Newsが報じてます。原作は映像化が不可能と言われた、SFヒロイックファンタジーの最高傑作。いくらCGが発達したといえ、壮大なスケールの叙事詩を映像化できるのか？　また、力業が得意のロドリゲス監督にまかせられるのか？　今回ばかりは期待より不安が先行。「スパイダーマン２（原題:Spider-Man 2）」の続編が早くも決定。2007年公開予定だそうで、詳細は2006年に発表予定。今度こそ、ベノムを。ディズニーの株主総会でアイズナー氏の続投が決定。ただしCEOとChairmanを分離して、George Mitchell氏を新Chairmanに選出した。CEOとChairmanのどっちが偉いの？　って感じですが、ロイ・ディズニー氏がおもしろくないのは確かみたい。

2004年3月3日（水）
ディズニーがナルニア国物語の映画化権を獲得、第一作として「ライオンと魔女」の製作を正式に発表した。「シュレック（原題：Shrek）」のアンドリュー・アダムソン監督を迎え、制作費１億ドル以上を掛ける超大作になる。今年の夏から撮影に入り、公開は2005年のクリスマスに予定。「人魚姫」の結末まで変えてしまったディズニーだが、ナルニア国のストーリーをどう料理するのか。そしてナルニア国がピクサーが抜けた穴を埋めることが出来るか否か。もう一つ、ディズニーの新作情報。ディズニーはDamian Shannon氏とMark Swift氏が書いた、海賊映画の権利を得たと発表。「パイレーツ・オブ・カリビアン（原題： Pirates of the Caribbean: The Curse of the Black Pearl ）」の成功にあやかって、今度はバイキングを主人公にした北欧神話ものみたい。モンスターや巨人はもちろん、バルキリーや狂戦士も登場するとのこと。「パイレーツ」の続編「Pirates of the Caribbean 2: Treasures of the Lost Abyss」の製作も決定しているし、海賊祭りですか？

2004年3月2日（火）
「ギャング・オブ・ニューヨーク（原題：Gangs of New York）」のマーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオ様が再び組んだ「The Aviator」の撮影が終了。デカプリオ様は奇行で知られる大富豪、ハワード・ヒューズ氏を演じている。この二人、よっぽど気が合うのか、監督の次回作「インファナル・アフェア」のリメイクで、アイルランド系アメリカ人に変更された主人公役にデカ様の名前があがっている。共演者にはブラッド・ピット様のお名前も。デカ様はこの他にも、ロバート・デ・ニーロ氏が監督する「The Good Shepherd」、アレクサンダー大王役でニコール・キッドマンさんと共演するタイトル未定の歴史巨編と、話題作続き。「シュレック２（原題：Shrek 2）」の公開にあわせて、新作「Shrek 3-D」をDVDで発売するとDreamWorksが発表。前作「シュレック（原題：Shrek ）」と新作の立体映画の２本立てで、立体メガネが４つ同梱されている。これってユニバーサルスタジオの「シュレック 4-D アドベンチャー」の映像かな？

2004年3月1日（月）
アカデミー賞授賞式。おおかたの予想通り、「ロード・オブ・ザ・リング：王の帰還（原題：The Load of the Rings: The Return of the King）」の一人勝ち。悲喜こもごもの授賞式でしたが、最も悲哀を味わったのは、ディズニーのアイズナー会長でしょう。長編アニメーション部門、短編アニメーション部門とも、ディズニー作品は受賞できず。特に長編アニメ部門の授賞式では、プレゼンターのロビン・ウイリアムズ氏がディズニー・ピクサーの契約解消に言及した上でピクサーの「ファインディング・ニモ（原題：Finding Nemo)」の名前をコール。ニモが「ブラザー・ベア（原題：Brother Bear）」を押しのけて、ピクサーに３度目のアカデミーをもたらした。今月予定されているディズニーの株主総会が荒れることは必至？

トップへ戻る
スペース