宇宙怪獣ゲークラ
ドーレル博士が火星探査の際に発見、命名した宇宙怪獣。
透明な身体はちょうどクラゲをさかさまにしたようなかっこうをしており、からだの大きさは約二十メートル、 上の方にはからだと同じくらいの長さの三、四十本もの手のようなものがあり、 下の方には目と口のついたタマゴ形の頭があって、そこから三本のふとくて長い足のようなものがついている。その口からはみどり色のガスを吹き出し、吸った相手をしびれさせる。

外見の特徴から、地球でいうタコの仲間の頭足類が進化したものであろう。からだを支える足があることから、もともとは惑星上で生息していたと考えられるが、 ドーレル博士によって、宇宙空間でも活動できることが報告されている。
謎が多く、興味深い生物であるが、唯一発見された個体は、 残念ながらゴリス怪獣によって殺されてしまった。

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