第1回オフ会 開催報告
2004年11月6日(土)に、オフ会を開催しました。

このページでは、開催に至った経緯や当日の取材内容など暴露形式で報 告しますね。(笑)


ーーー開催までのお話ーーーー

やはり1本のメールが始まりでした。

わたしの牛乳専用のメールボックスに『週刊プレイボーイのHと申します』と、あやしい着信が。。。

内容を読むと、マニア系サイトのオフ会の取材をしたいとの事でした。

うーん、雑誌に載るのはうれしいけれど、オフ会なんて やってないしなあ。。
そもそも、やったとしても誰も来んやろ。 でも雑誌には出たいし。。(←出たがりMAX)

『人数が少なくてもいいですか?』と返信のメールをだしました。

結果、OKという事でしたので、やってみようと決断しました。


まずは、日程の決定をしました。週刊プレイボーイのHさんの希望は2004年11月or12月でした。あまり先のばしするのもいやだったので、できるだけ 早い日程にしました。

つぎは、参加者集めです。これが一番あたまが痛いところです。
これまでに牛乳キャップの交換をしたり、メールでやりとりのあった人に『参加しませんか?』って、メールを送りました。


しかし、しかし、、、

牛フタ仲間は、全国各地バラバラに点在しています。
日程や交通費の面でも、かなり無理があります。

次々に返信をいただきましたが、来れる人はいませんでした。。(トホホ)

『うわー。やっぱりだれも来れんわー。当たり前やなー。。』

なんか、急にあせってきました。

オフ会の日は、どんどん近づいてきます。

結局、わたしの友人に来てもらうようにたのみました。ちなみに彼(swiftship)は、牛乳キャップにはまるで興味ありません。

swiftshipさんに 感謝 感謝。。


当日まで参加者を募りましたが、来れる人がおらず、sakura-bonとswiftshipのふたりで開催することになりました。


ーーーーーオフ会当日ーーーーー

さて、当日は午後からのスタート。

swiftshipさんにちょっと早めにきてもらい、今日何をするか相談しました。

『一応オフ会やしなー。レジュメでも作っとくか。。』

『そうやなあ。自己紹介から始まって、牛フタ魂とか語って。。 やっぱ最後は共同声明やろ。』

『うん。なんかG7の会議みたいになってきたなあ。ははは。。』


そうこうしているうちに、週刊プレイボーイのHさんが到着しました。

Hさんは、少しふくよかな体格の男性。『びびる大木』系である。

『どうもはじめまして。ほんとは2人で来るはずだったんですが、経費けずられちゃいまして、、今日はひとりで取材とカメラマンをしますのでよろしく。』

『まあ うちも大勢で来てもろても 気使うだけやし いいですよー。』


なごやかなスタートである。

Hさんは、取材をスムーズに進行するために、あらかじめアンケート用紙のような物を用意されていた。

『とりあえず、この紙にいろいろ記入してもらえますか?』

『はいはい。いいですよ。』

わたしとswiftshipさんは、紙に記入を開始した。

(なになに。ハンドルネームから始まって、コレクションのきっかけ、あつい思い、、 うーん、結構なボリュームやなあ。。)

記入する内容も気になったが、、わたしには、もっと気になる事があった。


それは、、


取材に来たHさんの 汗。。。

紙に記入しながら ちらちらとHさんを見た。

(なんか知らんけど、この人 ごっつい汗かいてる。 今11月やでー。部屋の中そんな暑ないし。。 どっか具合悪いんかなあー。)

わたしの心配をよそに、Hさんは汗をかき続けている。

蛭子能収さんの 漫画のキャラクターのように。。


そんな事を頭の中で巡らせているうちに、swiftshipさんが記入を終えた。

わたしも急いで、かき終えた。


次に私たちの書いた紙をベースに Hさんから質問を受けることになった。

ここからテープレコーダーが回りだす。(ちょっと緊張するなあ。)

わたしたちは、かざることもなく ありのままを Hさんに伝えた。

コレクションの保管メンテナンス方法を詳しく聞かれた。

ごくまれに、使用済みの牛乳キャップに ちいさな虫がわく事がある。

『どうやって、虫が着かないようにするんですか?』

Hさんがまじめに聞いてくる。

『いやー。特には何もしませんがねえ。。虫がいたら、フーフーって吹き飛ばします。』

わたしが正直に答えると、Hさんはその答えに少し不満そうに

『なんか ほかのやりかたあるでしょ?』

Hさんが、しつこく聞いてくるので、

『ファブリーズでも ふっといたら どないですかねえ。』

と、テキトーに答えてしまった。(Hさん すいません。)


最後はお待ちかねの写真撮影。(緊張MAX。)

コレクションの写真を説明しながら、たくさん写真を撮ってもらったが ちょっとトラブル!

Hさんが、一枚の牛乳キャップを撮影しようとしてるがデジカメのシャッターが切れない。。

接写したいのだが、どうもピントが合わないようだ。

わたしも接写には最初苦労したので

『Hさん、デジカメは接写モードにせんと、あきませんでー。どっかチューリップのマークとかカメラにありませんかー?』

『いや。。借り物なんで使い方わからないんです。』

(大丈夫か???この人。。。昔カメラマンもやってたて、さっき言うてたやん。。)

と、こころでツッコミを入れながらも、気の優しいわたしは、Hさんからデジカメを拝借し、見てみた。

しかし、チューリップのマーク(接写モード)は、どこにもみあたらない。。

『どこ行ったんヤー。チューリップ!』

Hさん、わたしとも ちょっとキレ気味。。

swiftshipさんも どれどれと確認したが、結局チューリップは出てこなかった。

『まあ、一枚もんのアップの写真は、ぼくのサイトからコピーして 使てください。』

というところに落ち着いた。。


ひとしきりキャップの写真を撮り終えると、最後は乾杯の撮影。

そう、わたしが昨日近所のAcoopで びん牛乳を調達していたのです。

もちろん、賞味期限のせまった50円引きの牛乳です。

この乾杯の写真は、雑誌に採用されています。

乾杯を終えて、3人で牛乳を飲んでみた。

500ml×3種類の牛乳を用意していたので飲み比べをする事にした。

『牛乳はキャップもいろいろあるけど、中身もいろいろですよ。同じ牛乳と思っても比べると違いがわかりますよ。』

(しもたー。またテキトーな事 言うてしもたー。)

それまで、わたしは飲み比べという贅沢なことは やったことはなかったんです。

それなのに、わかったような事を言ってしまったんです。

(まあ しょうない。味が一緒でも 違うって言おう。。)

どきどきしながら コップに牛乳をついで、 次々と飲み比べてみました。


ところがどっこい!

これがまた、3種類とも味がちがうんです。 おいしいとか まずいとかではなく、それぞれに良い特徴が感じられる。

わたしは得意になり、

『やっぱ 味ちゃうでしょう♪』

『そうですね。』

とHさんとswiftshipさん。

部屋の中は、ちょっと感動モード。

(テキトーなこと 言うたけど ホンマよかったわー。。)

わたしは胸をなでおろしました。


取材もこれで無事終了。

3人で しばし雑談し 楽しいときを 過ごしました。

すっかりHさんの汗もひいていて さわやかなフィナーレとなりました。

わたしもレジュメのことなんかすっかり忘れ、共同声明なんてどこ吹く風。。

いあやー。とっても楽しかったです。

swiftshipさん、Hさん、参加できなかったけどいろいろ配慮してくれた人、みんなありがとー。

今度は、本当のオフ会ができたらいいなと 思っています。


あと、牛乳の飲み比べをしてみた方は、こちらでどうぞ。現在5種類を取り揃えています。

『ぎゅうにゅうのふた』ホームへもどる

以下、掲載内容本文
牛 乳のふたマニアが熱弁!『基本は、飲む もらう 交換』
続いてオフ会探検隊が訪れたのは、牛乳のふたマニアが集うサイト、その名も『ぎゅうにゅうのふた』のオフ会だ。オフ会が開催されるのは静岡県浜松市にある 管理人さんのご自宅!
さっそく玄関を開けると。。
あれー。ひー ふー。はい、オフ会参加者は全2名!
『だからといって、バカにしてもらっちゃ困りますよ。ギュウブタ(牛乳のふたの意)マニアは日本全国で少なくと36人はいるんですから。今回はふたりです けど、仕事の関係で来れなかった人や、『ぜひ参加したいんですけど、遠いから行けません(泣)』という小学生もたくさんいるんです』

いきなりキレ気味の登場はサイトの管理人、sakura-bon氏。
『実は今回が初オフ会です。コレクション自慢と交換大会を予定しています』
初オフ会とは思えぬ勢いで、管理人の牛乳のふた自慢はスタート!
『牛乳の情報を求めている人が間違ってアクセスする事が多いですけど、広いネットの世界で同じ趣味の人に出会えるのは、アフリカの奥地で日本人と出会う喜 び以上でしょう!』

小学校の給食の牛乳から始まったふたマニア歴は約25年だ。『なんといってもギュウブタの魅力は小さくてカワイイところですよ。ホラ(と、ふたを見せ る)。誰にも迷惑をかけなくて、罪がないでしょ?』『あ、その気持ちよくわかります』(もうひとりの参加者)
そんな女子高生みたいな理由で管理人が集めたふたは、1千枚以上!絶版の『クボタ牛乳』の『曜日シリーズ』など、お宝(?)がザクザクだ。
『子供の頃は、近所の牛乳屋で印刷がズレたミスプリものをオマケでもらったり、メーカーに手紙を出して見本のふたをもらっていました。キオスクなど牛乳を 売っている売店で拾うのもアリですね。』

ひとしきり自慢を聞いたところで、オフ会はふたの交換に突入!同じようなふたが次々と飛び交うのをただ見守ることしかできない探検隊。。
『サイトのコレクション交換用掲示板も、小学生の健全な自由研究のお役に立つべく、金銭売買は厳禁です』
管理人が語るギュウブタ入手の3原則は『飲む、もらう、交換』。『あとは自分の地元にしかない牛乳をかわりに飲んであげて、そのふたをプレゼントしたり、 交換する『代飲み』もオッケーですね』

恐るべきギュウブタネットワーク! その後もたっぷりと牛乳のふたうんちくを聞かされたところで無事にオフ会は終了!
『さあ、乾杯しましょう』手にはもちろん牛乳だ。


以上 集英社 週刊プレイボーイ 第40巻4号 平成17年2月8日 NO.6 より引用

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ここまで読んでくれた人へのおまけ(雑誌の切り抜き)