〜 ホームページ作成までのいきさつ 〜

.
1997年3月胆石の手術をしたとき、「サルコイドーシス」という難病と診断され、
多少のショックを受けました。以前から少し悲観的なところがありましたが、
難病にかかったということもあり、これからの人生に対して、余り希望的に考えられ
なかったりすることがありました。
この頃、妻や友人に対して、疲れたとか、死ぬしかないなどと言っていたようです。
しかし、入院生活と「サルコイドーシス」にかかったことが、人生の一つの転機にな
ったように思います。これを機会にもう一度自分の人生を、出発してみよう。すぐに
治る病気でもないし、かといって、投げやりになるわけにも行かない。何か新しく
やってみよう。
.
.
そんなとき、私の友人の何人かが、パソコンを使っているのがよく目につきました。
以前はパソコンなどは自分には向いていないのでは、と思っていましたが、
同年輩の知人や、良く会う何人かの学生たちも使っているのを見て気持ちが
学生時代に帰ったように刺激されて、無性にパソコンを始めたいという気持ちが
かき立てられたように思います。それで妻を説得して、パソコンショップに行き、
ノートパソコンを購入しました。
パソコン会社に勤めている友人宅に毎晩のように通って勉強を始めました。
少しずつ覚えていく中でおもしろくなり、更にデータベ−スの作成の指導を受けて
からは、段々勢いが出てきたように思います。
.
.
その後、病気の方も時々、疲れが出たり、顔の皮膚の一カ所が肉が固まったように
なる「結節性紅斑」が段々増えてきました。「サルコイドーシス」の病気は、70%は、
発病して2年以内に直ると言われています。そうでない場合は長くなるそうです。
私も「サルコイドーシス」と分かって、すでに2年以上になりましたが、病気も段々進ん
でいるようです。ですからもう、病気を治そうと焦らないで、家族のように、病気とお付き
合いして、仕事や生活も病気の状況に合わせて病気と合う仕事の仕方、病気と合う
生活の仕方にしようと決心しました。病気は今や私の友達となりました。
そんな中で、新しく希望と気力が湧いてくるように感じました。
.
.
友人にホームページを作成し、頑張っている人がいて、交流していて、ホームページ作
成したらと、薦められました。はじめは、自分にそんな内容があるわけではないのに、
多くの人に対し、何かを発信なんて出来ないと思いました。大丈夫ですよと、何度も薦
められている内に、ある時、人生も半ばをすぎたし、思い切ってやってみるか、何かを
発信してみるかという思いになりました。今年(1999年)の5月のはじめだったと
思います、ホームページ作成の決意が固まりました。それからは、情報発信の内容はあ
るか、何を発信するかとか迷いもありましたが、5月20日ホームページの申し込みを
Web-saninにしました。
.
.
タイトルについては大分考えました。
50歳から始めたので「50からのパソコン」とか「50からの出発」など。
人に聞いてみると、50からでは、一度しか開かないとかあえて50は出さない方が、、、
という意見がありやめにしました。
その後「小さな道のり、今半ば」とか「小さな散歩道」というのを考えましたが、
写真集みたい、一般的すぎる、など批判が相次ぎました。
.
.
ホームページのテーマは「サルコイドーシス」になりながら、元気で前向きに人生を生
きていこうというところから出発したのだから、「サルコイドーシス」を名前に使ったら
ということで、サルコイ君のホームページは、どうかということで決定した次第です。
.
.
ここからは作成が具体的に進みました。
病気と共に生きていく姿、
今まで感じたり感動したこと、
妻のボランティア、
娘の外国生活、読書など。
.
.
........
薦めていく内にサルコイ君のキャラクターがあった方がいいということで、別の友人に
お願いしたところ、快く引き受けて下さいました。できあがったのを見てよく似ている
と言うことで、拍手喝采でした。が、もう少し若い雰囲気にと、修正をお願いしたもの
がトップページを飾っています。

.
そして情報の発信だけでなく、自由に意見を聞いたりまた語ったりが出来るように、
示板を作ったとアドバイスをいただきました。おかげでサルコイ通信と話の散歩道に使
わせていただいています。
.
.
オープンを目前にして今は恥ずかしい気持ちでいっぱいですが、
皆さんと共に、希望、喜び、悲しみ、苦労を分かち合えるホームページを目指して行き
たいと思っています。
.
1999年7月20日