トップページ為替版・悪魔の辞典


<作:ぺんたにごうさん>

IMF [International Money Fund]
経済危機に陥った国に介入し、トドメを刺すことを目的とした国際機関。

頭 [あたま]
シッポとともに猫にでもくれてやるべきもの。胴体もやってしまうことが多い。

アナリスト [analyst]
その影響力のため、嘘を現実とすることのできる幻術師。証券で特に強い。

ウォール街 [うぉーるがい・Wall Street]
かつて外敵の侵入を防ぐ防壁が建設されたためこの名がつけられた。現在でも売り方と買い方が毎日実弾を飛び交わせており、未だ防壁が欠かせないため改名するに至っていない。

エコノミスト
自分ではリスクを取らない市場参加者。腹巻姿で濁声の競馬場にいるおっさんと同じ働きをする。

江戸っ子 [えどっこ]
「てやんでぃ!こちとら宵越しのポジションは持たないんでぃっ!」デイトレ専門のディーラーらしい。

円高 [えんだか]
円がドルに対して高くなること。円がユーロやポンドやオージーやキウィに対して安くなっていても円高である。総理大臣や財務省のえらい人が言うのだから間違いであるはずがない。一説には日本の資産の増大。一説には日本の対外債権の目減り。ええんだか悪いんだか。

押し目 [おしめ]
待っていると来ないもの。

オーダー [order]
為替リスクをとること。損切りをするためにとる必要がある行動。

オプション [option]
売ったり買ったりする権利らしいが、よくわからない。

介入 [かいにゅう]
余計なお世話。

外貨準備高 [がいかじゅんびだか]
財務省・日銀がどの程度市場を乱したかを表す指数で、罪深さを測る指標の一つ。

為替市場 [かわせしじょう]
お金でお金を売買する不思議な市場。週休二日制であるが、平日は24時間営業であるため労働基準法に違反している。

為替リスク [かわせりすく]
予想が外れること。損すること。よくあること。

機関投資家 [きかんとうしか]
ポジションをとりたくなくてもとらなければならないことがあるらしい、同情すべき投資家。個人投資家参照。

基軸通貨 [きじくつうか]
ドルやユーロを指す。円は入らないらしい。

銀行 [ぎんこう]
個人や企業から金を借りて又貸しすることを中心に営業する金融機関。借りた金にほとんど利子を付けない上に、金を返す際時間帯によっては借金を棒引きする無法さが顰蹙を買っている。

口先介入 [くちさきかいにゅう]
金融当局・政府の要人等が金を使いたくないけど介入したいときに使うせこい手段。

経済指標 [けいざいしひょう]
材料の一種。その国の当局により粉飾されていると疑われることもあるが、重要なのは相場が動くことであるので、それはどうでも良いことである。発表後、思ったように動かないことを織り込み済みという。

コマーシャル [Commercial]
CMのこと。TVの15秒枠のCMをコマーシャル・ショート、30秒枠のCMをコマーシャル・ロングという。

個人投資家 [こじんとうしか]
好きなときだけポジションをとればいい幸せな投資家。

財務省・日銀 [ざいむしょう・にちぎん]
世界最大の投機筋。

財務官 [ざいむかん]
毎回同じコメントを流すテープレコーダー。毎回全く同じだとさすがにまずいので、いくつかバリエーションがある。主なものは次の通り。
「引き続き米国経済の強さは変わっていない」
「行き過ぎが起こらないよう、引き続き市場をよく注視していく」
「介入についてはノーコメント」
「経済実体から見て 円高が進んでいくような状況にない」
「いつでも必要な対応をとる用意がある」

材料 [ざいりょう]
買いもしくは売りを仕掛けるための口実。

ショート [short]
遊撃手。

G7 [Group of Seven]
先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議。参加者が例外なく年配であることからこの略称が用いられる。

塩漬け [しおづけ]
読みを外したポジションを標本として保存しておくこと。続けて漬ける羽目に陥ることも多い。

ストップロス [stop loss order, S/L]
こっちにこの位来たらやばいなぁ、と考えたポイントでポジションを閉じる注文。ヒットして反転することが多い。

損切り [そんぎり]
情としては処分するに惜しいポジションであっても、自己の損失許容度を超えたときには資金防衛のために処分すること。“泣いて馬謖を斬る”とも言う。しかし、損切った後、往往にフェイバーになり、二度泣くことになる場合が多く最も難しいディーリングテクニック。

ダン [Done]
後戻りできなくなること。

中央銀行 [ちゅうおうぎんこう]
国家等の金融機構の中核となる機関。銀行券の発行、市中銀行への資金貸し出し、通貨の安定化などの金融政策決定を行う。政策金利の決定等で為替の材料となり、口先や実弾で介入を行うこともある。英国BOE、日本BOJ、カナダBOC、アメリカBoAなどがある。

ディーラー [Dealer]
外国為替取引を担当している人、またはその職業。Once a dealer, always a dealer.と称されることから、一度入ったら抜けられないやくざな職業と推定される。

デリバティブ [Derivatives]
リスクを減らすのか増やすのかよく分からない金融商品、またはその取引。

テクニカル分析 [てくにかるぶんせき]
水晶玉の代わりにチャートを使った占い

トレンド [Trend]
なかなか友達になってくれない、つれないやつ。

仲値 [なかね]
午前10時頃のインターバンク直物レートを基準に、外貨(主に米ドル)を高く顧客に売りつけるため下駄を履かせてつけられるレート。気合いの入っているときはインターバンクのレートも円安に操作される。

ナッシング・ダン [Nothing Done]
指し値で、読みを外したこと。損をしないため、価値が高い。

難平 [なんぴん]
持ち高を増やして損を増やすこと。

ノータッチ・オプション [no touch option]
一定時間内に我慢してタッチしなければ支払いを受けられるオプション。

ファンダメンタルズ分析 [ふぁんだめんだるずぶんせき]
経済の基本的条件を基に相場を予想する宗教。信じたら救われる、とは限らない。

含み益 [ふくみえき]
早く確定しないとなくなるかもしれないもの。早く確定すると、もうけ損なうもの。

含み損 [ふくみそん]
早く確定しないと大怪我になるもの。早く確定すると、相場が反転するもの。

覆面介入 [ふくめんかいにゅう]
自分が恥ずかしいことをやっていると自覚しているため、こっそり隠れて行われる介入。

ブローカー [Broker]
外国為替取引で、為替リスクなしにもうけることができるうらやましい業者。

ポジション [Position]
持っていないと不安になったり寂しくなったりするもの。よほど大切なのであろう。

ボラティリティ(変動率) [Volatility]
都内の川にボラが大量発生する確率。単にボラとも言う。

窓 [まど]
GAPと同意。衣料品メーカーと為替との関係はよくわからない。

マイン [Mine]
買いのことだが、地雷かもしれない。

マーケット [Market]
雄牛と熊が闘う競技場。より正確には、雄牛組と熊組とに分かれてスクラム組んで押し合ってるみたいなもんだが、裏切って敵側についても罪にはならない。

曲がり屋
@根性の曲がってる人
A相場の人気に逆らって、一風変わったシナリオを立てる人。基本は逆張り。当たれば当たり屋と呼ばれる。外れ続ければ単なるアホ。

揉みあい [もみあい]
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もうはまだなり、まだはもうなり [もうはまだなり、まだはもうなり]
じゃあどうしろっていうんだろう。

有事のドル買い [ゆうじのどるがい]
かつてアメリカが国際的威信を保っていた時代に格言であった為替用語。死語。

ユーロ [Euro]
欧州旅行を便利にした通貨。従って英国は欧州ではないらしい。

利食い [りぐい]
それ以上のもうけはいらないという、欲のない取引。

レンジ相場 [れんじそうば]
順張りすると往復ビンタになる相場。逆張りをするとレンジを抜けて終焉する。

レバレッジ効果 [Leverage Effect]
少ない資金で多額の損を産み出す効果。

ロング [Long]
ショートよりも好ましい。できればストレートで、色が黒ければなお良い。



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